退職代行を利用すると後悔する? 利用者の本音や失敗しない方法を紹介

「退職代行を使って後悔した人・後悔しなかった人はいるの?」
「利用して後悔した人はどんな口コミをしているのか知りたい」
「退職代行を使って後悔したくない」
と考えていませんか?

「退職の意思を直接上司に伝える勇気がない」「ハラスメントを受けていて伝えられる環境にない」といった理由があり、退職代行の利用を検討している人もいるでしょう。

ただ、費用が3万円〜5万円と高額のため、利用して後悔しないか不安な人も多いのではないでしょうか? そこでこの記事では、以下の内容について解説します。

  • 退職代行を使って後悔した人・後悔しなかった人の意見
  • 後悔しないための方法
  • 信頼できる退職代行業者の選び方

退職代行についての不安を解消できるので、利用を検討している人は参考にしてみてください。

目次

退職代行を使うと後悔する?リアルな声

会社を辞めたいけど、退職代行を使って後悔しないか不安を持っている人もいるでしょう。

まずは、退職代行を使って後悔した人の声と後悔していない人の声を探してみました。

退職代行を使って後悔した人の声

まずは退職代行を使って後悔した人の声をいくつか紹介します。

思ったより高くて驚いたといった内容や追加料金がかかったといった、退職代行の料金への不満がある口コミが見つかりました。

特に上司から連絡が来たといった口コミが多く見つかりました。上司が直接家まで来たケースもあったそうです。

退職代行を使って罪悪感が残った人は多く、現在は後悔をしていない人でさえ、退職直後は罪悪感を持っていたようです。 罪悪感があったと考えている人の口コミは多く見つかりました。

退職代行で辞められても、残業代や給料が振り込まれていないケースもあります。

また退職代行会社に満足のいく対応をしてもらえなかったケースもあるようです。

退職代行を利用して後悔していない人の声

ここからは、退職代行を利用して後悔していない人の声を紹介します。

  1. 仕事のストレスから解放された
  2. 会社に行かなくても退職できた
  3. 即日退職できた
  4. 有給休暇を消化できた
  5. 年末年始にゆっくりできた

それぞれの声について詳しく見ていきましょう。

1. 仕事のストレスから解放された

仕事のストレスから解放されたという口コミがもっとも多いです。 退職代行を利用することで、嫌な上司や深夜までの残業からも解放されます。

最初からお願いすれば良かったと感じている人もいます。 なお、当メディアを運営している退職代行SARABAの退職成功率はほぼ100%。会社を確実に辞めたい人におすすめです。

ストレスで仕事を辞めたいときに表れる兆候については「【逃げてもOK】ストレスで仕事を辞めたい!対処法や安全な退職方法を解説」で詳しく解説しています。

ストレスから逃れたい人は、参考にしてみてください。

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2.会社に行かなくても退職できた

退職代行を使うと、担当者があなたの代わりに上司や会社へ退職の意思を伝えるので、直接やり取りをしなくて済みます。 もちろん、嫌な上司とも顔を合わせる必要はありません。

退職日まで会社の人と会わずにすむため、精神的にも楽に感じるでしょう。

3.即日退職できた

口コミにもあるように、退職代行なら即日退職も可能です。

勤務先によっては退職日の1ヶ月前から申し出るように決められていることもあり、いますぐにでも退職したい人にとっては憂鬱でしかないでしょう。 24時間依頼を受け付けている代行業者の場合、深夜に契約してそのまま会社に行かずに退職できます。

即日退職の仕組みについては「【朗報】退職代行なら即日退職が可能!失敗しないサービスの3つの選び方も徹底解説」にて解説しています。いますぐにでも会社を辞めたい人は、参考にしてみてください!

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4.有給休暇を消化できた

退職代行を使わなかった場合、上司が有休の消化を認めてくれないケースもあります。 しかし、退職代行を使って会社を辞めると、担当者が有給休暇を使わせない行為が法律上違法である旨を伝えてくれます。

よって、有給休暇を使い切れる可能性が高くなるでしょう。 有給休暇を使い切って退職したい人は「【利用前に確認】退職代行でも有給は使える!有給が残っていない場合はどうなる?」にて解説しています。有給消化について知りたい人は、目を通してみてください。

5. 年末年始にゆっくりできた

退職代行を使った結果、年末年始をゆっくり過ごせたという口コミもありました。 退職代行なら年末の繁忙期の時期であっても退職できる可能性があります。

辛い仕事から逃れることで、年末年始もゆっくり過ごせるでしょう。 仕事が辛いと感じている人は、退職代行を利用してみてはいかがでしょうか。

退職代行を使って後悔する理由7選

ここでは、退職代行を使って後悔する理由を7つ紹介します。

  1. 罪悪感が残った
  2. 挨拶をすればよかった
  3. 会社から頻繁に連絡があった
  4. 料金が高かった
  5. 辞められたけど条件が悪かった
  6. 退職代行業者の対応が冷たかった
  7. 悪質な退職代行に引っかかった

退職代行を使って後悔する理由を把握しておけば、すっきりした気持ちで利用できるかもしれません。 それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

1.罪悪感が残った

退職代行を使った際に後悔する理由としてもっとも多いのは、罪悪感が残ること。 「忙しい職場なのに自分だけ退職してしまった」「職場の人に迷惑をかける辞め方をした」といった罪悪感を持ってしまう人は少なくありません。

しかし、問題なのはサービスを利用しなければ退職できなかった職場環境です。 多少の罪悪感は残るものの、あなたが会社について気にする必要はありません。

職場の人にできるだけ迷惑をかけたくないと考えている人は、事前に引継ぎ資料を作成するなどできるだけ残った人の負担を減らしておくのをおすすめします。

なお、退職代行の利用に罪悪感を抱く必要がない理由については「退職代行の利用に罪悪感を抱く必要はない!実際に使った人その後やトラブルの対策を解説」で詳しく解説します。 罪悪感があって決断ができない人は、参考にしてみてください。

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2.挨拶をすればよかった

退職代行を使うと、会社に行く必要がなくなるので、上司だけでなく先輩や同僚ともそのまま会えずに退職しなければなりません。 お世話になった上司や先輩がいた場合、挨拶もせずに退職しなければならない自分に嫌悪感を覚える人もいます。

重い気持ちを背負って転職先で働き続けるので、精神的なストレスを抱えるでしょう。 また、ビジネスマンとして違う場所で遭遇した場合、気まずくなります。

3.会社から頻繁に連絡があった

退職代行を利用した場合、いきなり会社を辞めることになるので、上司から頻繁に電話がかかってきてもおかしくありません。 退職代行業者から、あなたへ電話しないよう伝えてもらうのは可能ですが、強制力はないので注意が必要です。

会社から頻繁に連絡が来たり、上司が家に来るケースが考えられます。 どうしても連絡されるのが嫌な場合は、着信拒否の設定をするのがおすすめです。

4.料金が高かった

退職代行の料金が高かったため後悔している人もいます。本来退職の意思を上司に伝えればお金はかかりません。

しかし、利用した退職代行会社の対応に不満があれば、数万円のお金を払ってしまった点に後悔する人もいます。 また、依頼する内容によってはオプション扱いになり、費用が想定以上に上乗せされることもあります。

業者選びでは、料金体系の確認が重要です。 退職代行の料金については「退職代行の金額の相場は?6つのサービスの費用を徹底比較!選び方やサービス内容も紹介」にて解説しています。退職代行の料金を知りたい人は、参考にしてみてください!

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5.辞められたけど条件が悪かった

退職代行を使って辞められたけど条件が悪くて後悔するケースもあります。 たとえば、利用している退職代行会社の運営元が民間企業の場合、有給休暇や退職日の調整などの交渉をお願いしても非弁行為となるため手続きをしてくれないでしょう。

その結果、辞められた点については感謝しつつもすっきりしない気持ちになる利用者も多くいます。

6.退職代行業者の対応が冷たかった

退職代行業者に依頼した後に対応が冷たくなるケースもあります。 機械的なやり取りをする退職代行会社に依頼してしまった場合、さらに精神的なストレスがかかるでしょう。

退職代行会社が気持ちの良い対応をしてくれるかどうかは、SNSやネットの掲示板で業者の口コミを確認すればある程度わかります。

退職代行を実際に利用した人の口コミについては「【リアル】退職代行サービスの口コミを7社まとめて紹介!利用するときの注意点も徹底解説」にて解説しています。利用した人の感想や意見などが気になる人は、ぜひ参考にしてみてください!

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7.悪質な退職代行に引っかかった

すべての退職代行会社が安全ではありません。 「お金を払ったのに退職できない」「依頼したのに話さえ聞いてもらえない」など悪質な退職代行会社もあります。

退職の意思を伝えさえすればお金はかからないのに、悪質な業者から詐欺を受ければほかの退職代行会社も信用できなくなるでしょう。 詐欺をするような退職代行会社だけはなんとしてでも避けましょう。

【知らないと後悔する】退職代行の失敗事例7選

ここでは、退職代行の失敗事例を7つ紹介します。

  1. 退職できなかった
  2. 退職までに時間がかかる
  3. 業者と連絡が取れなくなる
  4. 想定以上の費用がかかってしまった
  5. 懲戒解雇扱いになってしまう
  6. 書類が送られてこない
  7. 退職条件を交渉できない

退職代行の失敗事例を知っておくことでトラブルを未然に防ぎやすくなります。順番に見ていきましょう。

1.退職できなかった

後悔する理由としてよく聞くのが、退職代行業者が会社と交渉したものの、利用者が退職できなかったケースです。 退職に失敗する具体例は以下の通りです。

  • 企業側が強硬的に業者側の話を突っぱね、従業員の退職を認めない
  • 業者側のノウハウが乏しいために退職の話が進まなかった

「退職できなかった」という事態を防ぐには、サービス選びが重要です。実績が豊富な退職代行サービスを選べば、退職に失敗する確率を大幅に減らせるでしょう。

2.退職までに時間がかかる

退職代行を使っても必ず即日退職ができるとは限りません。 退職代行を使っている人が他にもいた場合、早めに連絡しなければその日のうちに退職できない可能性があります。

さらに依頼をしても連絡がスムーズでないために、退職までに時間が掛かりすぎてしまうケースもあります。 スムーズに退職するためには、退職代行会社の対応について評判を調べて起きましょう。

3.業者と連絡が取れなくなる

お金の支払いを済ませた瞬間に、退職代行業者と連絡が取れなくなってしまって後悔した事例もあります。 業者と連絡が取れなくなる事態を防ぐためには、サービス選びが重要です。

以下のポイントをおさえておけば、利用料を持ち逃げされる心配はないでしょう。

  • 法人で運営している
  • ネット上およびSNSに口コミが多い
  • 仕事を辞めるときのポイント

すでに利用者がいるサービスであれば、突然連絡が取れなくなるようなことはあまりありません。また、利用料の後払いに対応しているサービスを選ぶ対策方法もあります。

4.想定以上の費用がかかってしまった

当初聞いていた額よりも高額な費用を請求されてしまって後悔したといった話もよく聞きます。 追加オプションを設けている退職代行サービスの中には、知らないうちに上乗せした状態で請求してくるケースもあります。

追加オプションを設けている退職代行サービスの大半は、利用料を上乗せしてきません。 オプションが適用される条件などを事前に確認しておきましょう。

退職代行サービスを利用する前に、退職完了までにかかる総額を把握しておけば、高額な利用料を請求されるリスクを防げるはずです。

5.懲戒解雇扱いになってしまう

退職代行サービスを利用したら懲戒解雇扱いにされて後悔するケースもありますが、めったに起きません。 まず企業が懲戒解雇できる状況の一例は、以下の通りです。

刑法に該当する行為があった場合 経歴詐称 2週間以上の無断欠勤 遅刻や中退を繰り返しており、改善の余地がない 当然ながら退職代行の利用は上記いずれにも該当しないため、懲戒解雇は認められません。

それでも企業側から懲戒解雇を突き付けられてしまった場合、弁護士を通して裁判を行えば覆せます。

懲戒解雇については「【失敗なし】退職代行の利用で懲戒解雇になるリスクは低い!トラブルを避ける業者の選びのポイントを解説」にて解説しています。懲戒解雇になるのではないかと恐れている人は、参考にしてみてください!

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6.書類が送られてこない

退職した後に必要な書類が送られてこないことで後悔するケースもあります。必要な書類には、以下のようなものが挙げられます。

  • 離職票
  • 健康保険資格喪失証明書
  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票

会社側としては嫌がらせのつもりで送ってこないだけかもしれませんが、書類がないと失業保険がもらえなかったり転職時に不利になったりするケースもあるでしょう。

会社に督促した上で郵送されない場合は、税務署やハローワークへ相談すると発行の手続きを行なってくれます。 嫌がらせによって被害を被らないためにも、早めに行動しておきましょう。

7.退職条件を交渉できない

退職代行を利用したものの、退職条件を交渉できずに後悔するケースは多くあります。 実は有給取得や未払いの残業代請求などの退職条件の交渉は、民間の企業では行えません。

弁護士もしくは労働組合が運営している退職代行でないと交渉ができないので、業者選びの際には気をつけてください。 なお民間企業が退職条件の交渉を行えば非弁行為となり、弁護士法に反します。

依頼者に害はありませんが、退職までの日付が遠のいてしまうでしょう。

退職代行を利用する際によくある疑問や悩みに回答

退職代行を利用する際によくある疑問や悩みについてまとめました。これから退職代行を利用したい人は、不安を減らすために参考にしてみてください。

強く引き止められても退職はできますか?

強く引き止められている人であっても、退職代行会社を利用すれば退職できる可能性は高いです。 担当者は、法律上退職の意思を認めないのは違法である点を説明するため、失敗すること自体が珍しいからです。

退職代行を利用すると違法にならないですか?

退職代行はあなたの代わりに退職の意思を伝える業務を行います。退職の意思を本人が直接伝えなければならないといった法律はないので、退職代行の利用は違法ではありません。

ただし、労働組合や弁護士事務所が運営していない退職代行会社が会社と交渉をした場合、非弁行為により違法となる可能性があります。

非弁行為になる範囲について知りたい人は「【要チェック】退職代行は違法なの?非弁行為になる範囲と失敗しないエージェントの選び方」で詳しく解説しています。退職代行の利用に不安がある人は、参考にしてみてください!

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退職代行を利用するのは甘えではないですか?

退職代行を利用するのは甘えではなく、仕方のない一面もあります。現代においても、退職を認めない労働環境の悪い会社が多くあるからです。

退職代行を利用すると有休消化や残業代の交渉はできますか?

労働組合や弁護士事務所が運営する退職代行なら有休消化や残業代の交渉ができます。そのため、自分で退職の意思を伝えるよりも有利な条件で退職できる可能性があります。

退職代行を利用した後、転職に失敗するケースはありますか?

退職代行を利用すれば退職は可能ですが、必ず転職できるわけではありません。 転職活動時に退職代行を利用した点が発覚しても、事情を正しく説明すれば選考に通過できる可能性はあります。

退職代行を使って会社から恨まれたり嫌がらせを受けたりしないですか?

退職代行を使った結果、会社から恨まれたり嫌がらせをされるケースは少ないです。会社に損害を与えていなければ、損害賠償請求はできませんし、担当者が注意をしてくれます。

なお嫌がらせを受けないための対処法を知りたい人は「退職代行を利用すると嫌がらせのリスクは低い!対処法や取るべき行動を解説」で詳しく解説しています。嫌がらせされないか不安な人は、参考にしてみてください!

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退職代行を使うと引き継ぎはしなくても良くなりますか?

退職代行を使うと引き継ぎをしなくても良くなるケースはあります。ただし、退職代行会社の担当者と勤務先との交渉になるので、100%引き継ぎがなくなるわけではありません。

退職代行を使って後悔しないために取るべき6つの行動

退職代行を使って後悔しないためには、あらかじめ注意したいポイントがあります。こちらでは、事前に行うべきことを6点紹介します。

  1. トラブル事例を確認する
  2. 口コミを確認する
  3. 本当に退職代行を使わなければならないのかよく考える
  4. 私物や会社の備品を整理しておく
  5. 退職代行業者に自分の要望を伝える
  6. 退職後のことも考えておく

各項目について詳しく見ていきましょう。

1.トラブル事例を確認する

退職代行を利用した失敗例を確認しておけば、対処法がわかります。 たとえば、過去には「退職代行封じ」によって会社を辞められなかった事例もあります。

企業から「退職代行業者は認めない」と言われてしまえば、それ以上の対応は困難となります。 退職代行封じを警戒するなら、労働組合や弁護士が運営するサービスがおすすめです。

担当者が退職交渉に応じなければ違法になる旨を伝えてくれるので、失敗する確率を減らせます。

退職代行を利用した失敗例は「退職代行で失敗すると会社をやめられない?4つのリスクをわかりやすく解説」で解説しています。退職代行の失敗例が気になる人は、参考にしてみてください!

2.口コミを確認する

退職代行を成功させられるかについては、どの退職代行会社を選ぶかがほぼすべてです。 したがって、興味のある退職代行会社の評判について、良い点だけでなく悪い点も含めて調べておく必要があります。

悪い口コミが複数見つかる場合は、別の会社を検討しましょう。

3.本当に退職代行を使わなければならないのかよく考える

退職する旨を上司に言えない環境なのか、本当に退職代行を使う必要があるのか良く考えてから利用しましょう。 退職代行を使うと、上司や同僚への挨拶ができません。また余計な出費を強いられることもあります。

自力で退職できるのであれば、退職代行は利用しないに越したことはありません。

4.私物や会社の備品を整理しておく

トラブルを避けるために、退職代行を利用する当日までに私物や会社の備品を整理しておきましょう。 退職代行を使えば、私物の郵送や破棄を依頼できます。

しかし「私物ぐらい自分で取りにこい」「返却するために会社に来い」と言ってくる会社も存在するので注意が必要です。 余計なトラブルを避けるためには、退職代行を利用する当日までに私物は持ち帰る、備品は会社に残しておくようにしましょう。

5. 退職代行業者に自分の要望を伝える

退職代行を依頼すると、担当者と打ち合わせをします。主な内容は、退職日や有給使用の有無などの希望のすり合わせです。

退職代行業者との打ち合わせでは、自分の要望をきちんと伝えましょう。 会社から連絡して欲しくない場合は、その旨を退職代行会社に伝えれば、担当者があなたへ連絡をしないように伝えてくれます。

とはいえ、強制力はないので注意が必要です。会社から電話やメールが届くケースもありますが、直接応じる必要はありません。

6.退職後のことも考えておく

退職代行を利用して後悔しないためには、仕事を辞めた後のことも考えておきましょう。 「仕事を辞めたい」というのは、その場限りの感情である可能性もあります。

一時的な感情に身を任せると、辞めなければよかったと後悔してしまうでしょう。 本当に退職すべきなのかを真剣に考えて、仕事を辞めた後の人生設計を行なってから退職代行を利用してくださいね。

【後悔しないために】安全な退職代行業者を選ぶ7つのポイント

退職代行を利用して後悔しないためには、会社選びも大切です。「費用が安いから」といった安易な理由で依頼すると、トラブルに巻き込まれかねません。 ここからは、退職代行業者を選ぶ際に注目したいポイントを7つ紹介します。

  1. 運営会社は信頼できるか
  2. 料金体系が明確でオプションが多くないか
  3. 対応時間は長いか
  4. 即日対応できるか
  5. 口コミを見て信頼できるか
  6. 実績は豊富か
  7. 業務範囲はどこまでか

各ポイントについて順番に見ていきましょう。

なお、おすすめの退職代行業者については「【2021年版】退職代行おすすめランキング15選!30社リサーチした結果と見るべきポイントも解説」にて解説しています。退職代行業者の利用を決断された人は、ぜひご覧ください!

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1.運営会社は信頼できるか

退職代行会社を選ぶ際には、どんな会社や事務所が運営しているのか確認しましょう。運営元によっては、退職代行側が不利になるケースもあります。

代表的な運営元は、以下の3つです。

  • 一般企業
  • 労働組合
  • 弁護士

トラブルなく退職したいなら、労働組合や弁護士事務所の運営するサービスがおすすめです。会社への交渉が法律で認められているので、より良い条件で退職しやすいでしょう。

たとえば「未払いの残業代を請求したい」「退職日を調整したい」といった要望がある場合は、労働組合や弁護士事務所が運営する会社を選ぶべきです。 一方で一般企業が運営するサービスは、法律上会社との交渉権がないので、退職の意思を伝える業務のみしかできません。

労働組合と弁護士の違いについては「退職代行業者と弁護士の違いを簡単に解説!」にて解説しています。弁護士や労働組合の特徴について知りたい人は、参考にしてみてください! https://taisyokudaikou.com/%E9%80%80%E8%81%B7%E4%BB%A3%E8%A1%8C%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%81%A8%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%82%92%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%AB%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BC%81/

2.料金体系が明確でオプションが多くないか

退職代行業者を選ぶ際には、料金体系をチェックしましょう。依頼する内容によっては、費用が上乗せされる可能性があるためです。

たとえば、会社とのやり取りがオプション扱いだったり、正社員とアルバイトで料金が異なったりするケースもあります。 オプション料金がかかる点は問題ないのですが「料金が高すぎる」「料金体系がわかりにくい」といった特徴のある退職代行会社は避けましょう。

なお、当メディアを運営している退職代行SARABAの料金は、労働形態に関係なく一律24,000円(税込)です。追加料金は一切いただいておらず、返金保証も付いています。

LINEによる無料相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 >>退職代行SARABAを利用してみる

3.対応時間は長いか

退職代行会社を選ぶ際には、対応時間にも着目しましょう。受付時間が限られているところは、問い合わせすらできない可能性があります。

深夜まで残業がある人は、日中のみ対応している代行業者への連絡は難しいものです。24時間受付をしているサービスであれば、都合の良いときに問い合わせができるので、すぐに依頼が可能です。

退職代行業者は、24時間対応しているサービスを選びましょう。

4.即日対応できるか

1日でも早く会社を辞めたい人は、即日対応できるサービスの利用がおすすめです。 即日対応の退職代行サービスであれば、利用したその日に会社に退職の旨を伝えてくれます。

逆に即日対応できるか否かを確認しておかないと、退職に時間がかかって後悔することもあるでしょう。 即日対応の退職代行サービスは、今日から会社へ行かずに済む可能性があるため、1日も早く辞めたい人はぜひ利用を検討してみてください。

退職代行を利用すれば即日退職が可能な理由については「【朗報】退職代行なら即日退職が可能!失敗しないサービスの3つの選び方も徹底解説」の記事で詳しく解説しています。即日退職をしたい人は、参考にしてみてください!

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5.口コミを見て信頼できるか

退職代行業者を選ぶ際は、利用者のリアルな声を知るためにSNSなどでサービスの口コミを確認すべきです。 残念ながら、お金をだまし取ったり、対応の悪かったりする悪質な退職代行業者もあります。

事前に口コミをチェックして、信頼できる業者なのか見極めましょう。 退職代行を使った口コミは「【体験談】退職代行を使ってみた感想まとめ!利用を検討している人は4割超え?」にて解説しています。口コミが気になる方は、目を通してみてください!

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6.実績は豊富か

退職代行業者の多くは公式HP上で実績を掲載しているため、それを元に選ぶのもおすすめです。実績が多いサービスほど、あらゆるケースに対応してきているため、退職をスムーズに進められます。

ちなみに退職代行SARABAでは退職率はほぼ100%、件数にして6,000件超の豊富な実績があります。実績を公開している退職代行業者は多数あるので、ぜひ参考にした上で選んでみてください。

退職代行会社の実績を見たい人は「【退職したい方必見】退職代行サービスを料金や実績など5つの項目で徹底比較!」にて解説しています。 実績が豊富な退職代行会社を探している人は、ぜひ参考にしてみてください

7.業務範囲はどこまでか

退職代行選びにおいては、サービス範囲も重要な指標です。退職の意思を伝えてくれるだけなのか、それとも退職の条件についても交渉してくれるのかを確認しましょう。

民間企業が運営している退職代行では、退職の意思を伝えることしかできないので注意してください。 また、アフターサービスが充実しているかも重要です。

退職に成功した後にトラブルが起こったとしても、対応してくれる業者のほうが安心でしょう。

退職代行で後悔しないためには会社選びが重要

退職代行を利用すると後悔した人とそうでない人にわかれます。両者をわけた原因は、信頼できる退職代行を選べたかの差です。

悪質な会社はもちろん、対応の悪い退職代行会社を使うと、スムーズに辞められないので注意が必要です。

退職代行サービスの利用で後悔しないために、以下のポイントに基づいてサービスを選びましょう。

  • 労働組合や弁護士のサービスを利用する
  • 料金体系が明確なサービスを選ぶ
  • 24時間対応のサービスがおすすめ
  • 即日対応であれば明日から会社へ行かずに済む
  • SNSなどで口コミをチェックする

信頼できる退職代行サービスを利用すれば、後悔することなく退職しやすくなります。 なお、退職代行業者の選定で迷われている人は、以下の記事をご覧ください。

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