「退職代行の金額はどれくらいかかるだろう?」
「お金がかかるのは痛いけど、ストレスなく辞められるなら試してみたい」
「退職代行サービスごとの金額の相場を知りたい」
退職代行サービスは費用がかかってしまう一方で、ストレスなく退職できます。
とはいえ業者によって金額にばらつきがあるため、どれだけ違うのか気になりますよね。
そこでこの記事では、退職代行サービスにかかる料金の相場と、主なサービス内容をそれぞれ解説します。
この記事を読めば退職代行サービスの相場感が知れるだけでなく、実際に利用する場合の選び方も分かるようになりますよ。
退職代行の料金相場
退職代行サービスの料金について解説します。
主要な退職代行サービスの料金システムでは、主に以下のような傾向があります。
- 料金の相場は正社員で3〜5万円程度
- 雇用形態によって費用が異なることもある
- 原則追加料金は掛からない
それぞれ解説するので参考にしてみてください。
1.料金の相場は正社員で3〜5万円程度
料金の相場は正社員の場合で3〜5万円程度と、ややばらつきがあります。
新卒社会人の方にとっては手取り収入の2割弱に相当するため、やや痛い出費に感じるかもしれません。
しかし続けるのがツライ仕事を手取りの2割を支払うだけで解放できると考えると、気が楽になりませんか?
ブラック企業によりあなたの心が完全に死ぬ前に、3〜5万円を支払って楽に退職できることを考えれば、安いものと言えるでしょう。
ちなみに、当メディアが運営する退職代行SARABAの費用は、24,000円です。追加料金などもないので、安心してご利用いただけます。
2.雇用形態によって費用が異なることもある
退職代行サービスは業者によっては、雇用形態で費用が異なることもあります。
アルバイトなどの非正規雇用の方であれば、正社員の退職に比べて1〜2万円程度安く済むサービスも。
そのため、アルバイトやパートの方で退職代行の利用を検討されている方は、雇用形態によって金額を抑えられるサービスを選ぶのも1つの手です。
3.原則追加料金はかからない
退職代行サービスは数多くありますが、基本的に追加料金がかからない仕組みです。
「申し込みから退職までの期間が長いと追加で請求されるかな?」「担当者とのメールでやり取りしてるけど、費用が加算されてないよね?」などの不安を抱える方もいるかもしれません。
しかし大半の退職代行サービスでは、あらかじめ指定された金額のみ支払えばOKです。
とはいえ、中には追加料金がかかるサービスもあるので、よく確認しておきましょう。
退職代行は運営元によっても相場が異なる
退職代行の運営元は、大きく以下3つに分けられます。
- 弁護士
- 労働組合
- 民間企業
退職代行と一言に言っても、運営元によって大きく価格に差が出ます。詳しく、それぞれの相場を確認していきましょう。
1.弁護士
退職代行で1番費用がかかるのが、弁護士が運営している退職代行サービスです。相場は、50,000〜100,000円と高額です。
また、成功報酬が発生したり、未払金などの交渉もお金がかかったりと、他の退職代行より高くなりがちです。
しかし、弁護士が運営している退職代行の利用は、トラブルになったときは安心。また、パワハラなどで会社を訴えたいと考えている人は、初めから弁護士を通して退職代行を行った方がスムーズです。
2.労働組合
労働組合が運営している退職代行の相場は、25,000〜30,000円です。
弁護士ではないですが、労働組合法によって団体交渉権や団結権が保障されています。そのため、弁護士の運営している退職代行サービスと同じく有休消化や未払金の交渉が行えます。
3.民間企業
民間企業が運営している退職代行の相場は、10,000〜30,000円とピンキリです。
民間企業が1番安いから、依頼しようとしている人は要注意です。理由は、交渉権がないことが多く有休消化や未払金の交渉ができないからです。
また、安さだけで選んでしまうと、退職に失敗してしまうことも。失敗した会社で働き続けるのは苦痛です。
値段だけで無く、クチコミの確認や相談時の対応の良さなどで信頼できる業者かを判断するようにしてくださいね。
退職代行を金額で選ぶのは危険!2つの選び方を紹介
「安いに越したことは無いから、安いところに決めよう」
退職代行サービスに限らず、金額だけでサービスを選ぶ方は少なくないかもしれません。
しかし退職代行サービスでは法律の問題上、営業形態によって対応してくれる内容が異なります。そのため料金が安いからと言って、安直にそのサービスを選ぶのはあまりおすすめできません。
そこでここからは、退職代行サービスを選ぶ際のポイントを2つ解説します。
- 労働組合が運営している
- 弁護士が直接対応してくれる
1.労働組合が運営している
退職代行サービスを選ぶ際は、労働組合が運営しているサービスがおすすめです。退職代行SARABAも労働組合が運営しています。
労働組合が運営していると、企業と交渉をしながら退職手続きを進められるため、スムーズに退職できるのがメリット。
弁護士監修では法律の問題により企業との交渉ができないため、有利な条件での退職が難しいです。
労働組合であれば企業との交渉が可能なので、有給の消化や退職日の調整などを行えますよ。
2.弁護士が直接対応してくれる
弁護士が企業と直接交渉してくれるサービスもまた、安心して利用できる形態です。
弁護士は労働組合同様に、企業と直接交渉が可能なため、有利な条件で退職が可能。それに加えて、仮に企業から損害賠償を請求されたとしても対応できます。
“弁護士対応”型は退職代行サービスの中でも数少ないですが、損害賠償の対応も含め、企業と全面的に交渉できるのがメリットです。
ちなみに、弁護士監修を謳っているサービスは弁護士が動くわけではないので、会社との交渉ができません。
有給を紹介していない場合や、給料未払いの交渉が行えないので注意してください。
おすすめの退職代行6つと各サービスの料金
こちらでは、おすすめの退職代行6つと各サービスの料金を紹介します。まずは表で、サクッと気になる金額と営業形態を確認しましょう。
サービス名 | 金額 | 営業形態 |
SARABA | 25,000 | 労働組合 |
EXIT | 30,000(アルバイト・パート) 50,000(正社員・契約社員) |
弁護士監修 |
退職代行jobs | 27,000 | 弁護士監修 |
退職代行NEXT | 30,000 | 弁護士対応 |
男の退職代行 | 19,800(アルバイト・パート) 29,800(正社員・契約社員) |
労働組合 |
辞めるんです | 27,000 | 弁護士監修 |
【営業形態について】
- 弁護士監修:サービス提供にあたって弁護士が非弁行為にならないようにアドバイスをしているサービス
- 弁護士対応:弁護士が直接対応してくれるサービス
- 労働組合:労働組合が運営しているサービス
料金面で主要な退職代行サービスと比べてみると、「SARABA」は正社員が利用できる中で最も安い価格帯と言えます。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.退職代行SARABA
料金 | 24,000円 |
対応時間 | 24時間 |
運営元 | 労働組合 |
返金保証 | あり |
連絡方法 | 電話・メール・LINE |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード |
さっそく弊社の紹介で恐縮ですが、実績で選ぶなら退職代行SARABAがおすすめです。
料金24,000円は業界最安レベル。これ以上追加料金はかからず、退職できない場合は100%返金保証をつけています。クレジット払いに対応しています。
また、24時間対応で連絡を頂いたその日に退職可能です。
さらに、運営元は労働組合なので、会社への交渉も問題なくできます。料金をおさえつつ、サービスの質と速さを求めたい方には退職代行SARABAがぴったりです。
2.退職代行EXIT
料金 | 正社員・契約社員:50,000円 アルバイト・パート:30,000円 |
対応時間 | 休日や深夜も一部対応 |
運営元 | 弁護士監修 |
返金保証 | あり |
連絡方法 | 電話・LINE・メール |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード |
退職代行EXITは2018年に設立されたばかりの退職代行です。他社と比較して優れている点は以下の2つ。
- 2度目以降の利用で1万円割引
- 提携する人材会社経由で転職が決定したら代行費用をキャッシュバック
費用が他社よりも高いのがデメリットですが、提携先の人材会社を介して転職をするつもりであれば、候補に挙げても良いかもしれません。ただ、会社との交渉は行ってくれないので、退職を受け入れてくれるかどうかの見極めが必要です。
3.退職代行jobs
料金 | 27,000円 (別途組合費2,000円) |
対応時間 | 24時間 |
運営元 | 労働組合 |
返金保証 | あり |
連絡方法 | 電話・LINE |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード |
退職代行Jobsは、労働組合が運営しています。後払いも、可能なのが特徴です。顧問弁護士も監修しているので安心してお任せできるのも特徴です。
さらに、転職活動のフォローや引っ越しサポートなど、アフターサービスの多さが魅力。会社をやめたあともしっかりフォローしてほしい方にはJobsがおすすめです。
▼退職代行Jobsの評判や口コミが気になる方はこちら▼
>>転職代行Jobsの口コミ・評判は? 利用するメリット・デメリットや他社との違いを解説
4.退職代行NEXT
料金 | 30,000円(税別) (残業代・退職金などの請求は別費用) |
対応時間 | 電話は9〜19時 |
運営元 | 弁護士事務所 |
返金保証 | あり |
連絡方法 | 電話・メール・LINE |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード |
退職代行サービスのNEXTは法律事務所が運営しているサービス。法律についておまかせできるにも関わらず、退職代行サービスの料金は30,000円と、弁護士の中ではかなり安価なのが特徴です。
また、弁護士対応の退職代行には珍しく、返金保証付き。
電話相談の時間が限られている点だけがデメリットですが、受付はLINEや問い合わせフォームで24時間できます。コストを抑えつつ、弁護士に依頼したい方にはNEXTをおすすめします。
▼退職代行NEXTの評判や口コミが気になる方はこちら▼
>>退職代行NEXTの評判は?口コミやメリットデメリットを徹底レビュー【弁護士対応】
5.男の退職代行
料金 | アルバイト・パート:19,800円 正社員・契約社員など:26,800円 |
対応時間 | 24時間 |
運営元 | 労働組合 |
返金保証 | あり |
連絡方法 | メール・LINE |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード・PayPal・キャリア決済など |
男の退職代行は名前の通り、男性専門のサービス。支払い方法も豊富です。
転職サポートがついており、条件を満たせば転職お祝い金が最大5万円もらえるのが魅力的。退職代行にかかった費用以上にお金がもらえる可能性もあります。手元にお金がない方には嬉しいサービスですよね。
アフターサポートを重視しており、特に転職に関する不安が原因でやめられない男性は、男の退職代行がおすすめです。
▼男の退職代行の評判や口コミを知りたい方はこちら▼
>>【徹底評価】男の退職代行の口コミや評判は?メリット・デメリットや他者との違いを解説
6.辞めるんです
料金 | 27,000円 |
対応時間 | 24時間 |
運営元 | 民間サービス |
返金保証 | なし |
連絡方法 | 電話・LINE |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード |
辞めるんですは、業界初で後払い対応を始めた退職代行サービス。7000件以上の対応経験があり実績も豊富です。退職率は100%とのことなので、信頼して任せられます。
LINEですぐに相談できるので、辞めたいと思った瞬間に連絡できます。24時間対応なので1番仕事を辞めたくなる深夜・早朝も安心です。
民間で運営しているサービスなので、具体的な交渉ができない点だけ要注意です。とはいえ、長い実績がありノウハウが蓄積されているので心配はないでしょう。
▼辞めるんですの評判や口コミはこちら▼
>>辞めるんですは退職率100%!3つの特徴と料金・流れについて徹底解説
退職代行のサービス内容
こちらでは、退職代行のサービス内容について紹介します。
- 退職の連絡
- 未払い賃金・残業代の請求
- 有給消化の交渉
- 損害賠償を請求されたときの対応
サービス内容を紹介する上で、退職代行の形態ごとの特徴を知っておくとイメージしやすいです。
そこで、形態ごとのできることを以下の表にまとめました。
弁護士監修 | 労働組合 | 弁護士 | |
退職連絡の仲介 | ○ | ○ | ○ |
未払い賃金・残業代の交渉 | × | ○ | ○ |
有給消化の交渉 | × | ○ | ○ |
損賠賠償請求への対応 | × | × | ○ |
弁護士監修とはあくまで弁護士が「退職代行サービスが法律に逸していないか」をアドバイスするだけです。つまり弁護士本人が直接企業と交渉をしてくれるわけではありません。
上記の情報を踏まえて、サービス内容について紹介します。
1.退職の連絡
退職の連絡は弁護士監修も含め、すべての退職代行サービスで実施可能です。
利用者の「退職したい」という意思を代わりに伝えてくれることで、退職の手続きに進められるようになります。
なお未払い賃金の請求や有休消化など、利用者側に要望がある際は、対応できるサービスが限られるので注意してください。
2.未払い賃金・残業代の請求
未払い賃金および残業代の請求は、労働組合および弁護士であれば可能です。
弁護士監修であっても企業側に「本人が希望している」旨を伝えられますが、交渉はできません。
そのため未払い賃金や残業代を払ってもらいたいときは、労働組合もしくは弁護士対応のサービスを利用するようにしましょう。
3.有給消化の交渉
有給消化の交渉も、労働組合および弁護士のみ可能です。未払い賃金のケースと同様に弁護士監修であっても交渉はできません。
労働組合や弁護士が対応してくれるサービスであれば、消化していない有給についての交渉が行えます。
損せず会社を退職できる可能性があるので、退職したいけど有給が使い切れていないという方は、労働組合や弁護士対応のサービスを選びましょう。
4.損害賠償を請求されたときの対応
退職代行サービスの利用により損害賠償を請求されたときの対応は、弁護士のみが可能です。
会社を突然退職するとなると、企業側から損害賠償を請求される可能性があります。弁護士対応の退職代行サービスを利用すれば、損害賠償請求への対応が行えるので安心です。
労働組合では、損害賠償請求時の対応まではできないため、個別に弁護士に依頼する必要があります。
ただし企業側が損害賠償の裁判を起こす際に生じる手間などを考えると、請求されるリスクは低いです。
そのため「損害賠償を請求されるのではないか?」という心配は、あまりしなくてもいいでしょう。
退職代行サービスの金額についてよくある質問
退職代行サービスを利用するにあたって、以下のような疑問を持つ方もいるでしょう。
- 返金対応はついている?
- 後払いはできる?
- 退職代行を使ってトラブルになることはある?
- 転職に不利にならない?
それぞれ回答していくので、参考にしてみてください。
1.退職できなかった場合は返金してくれる?
退職代行サービスを利用しても退職できなかった場合に備えて、返金保証がついているサービスは多数あります。
そのため「本当に退職できるのかどうか怪しい…」と疑っている人は、返金保証をしているサービスを利用するのがおすすめです。
ちなみに退職代行SARABAでも返金制度は用意しています。しかし、退職できなかった事例はありませんので、安心してご利用いただけます。
2.利用したいけどお金が無い…後払いはできる?
退職代行サービスの利用を検討している人の中には、利用料の支払いが困難な人もいるかもしれません。
利用料の支払いが困難な方に向けて、退職成立後に支払いができる後払い制度を設けているサービスもあります。
お金を支払うのは退職が成立してからなので、それまでにお金を工面すれば大丈夫です。さらにサービスによっては、クレジットカード決済に対応していることもあります。
後払いとクレジットカード決済を同時に活用すれば、より余裕をもってお金の工面が可能です。
3.退職代行を使ってトラブルになることはある?
正しい退職代行サービスを利用すれば、トラブルになることはほぼありません。
退職代行を利用して起こる主なトラブルは、
- 支払い後退職代行業者と連絡が取れなくなる
- 有給が使えない
- 退職後に必要な書類を受け取れない
- 退職代行業者が違法行為を行った
などです。繰り返しになりますが、弁護士や労働組合が運営している退職代行サービス以外、会社と交渉することは違法。
また、評判をしっかりと調べずに価格が安いからと依頼すると支払い後に連絡が取れなくなることもあります。
トラブルに巻き込まれないためにも、労働組合や弁護士が運営しているサービスがおすすめです。
4.転職に不利にならない?
退職代行を利用したことによって、転職が不利になりません。理由は、退職代行を使って退職した旨を伝える必要がないからです。退職理由は、一身上の都合で十分。
ただし、同業種に転職したい人は注意が必要です。辞めた会社が、転職先の会社に伝えることはありません。しかし、元職場の人にばったり会ったり、取引先になったりと退職代行を使って辞めたことがバレやすくなります。
SARABAは手ごろな料金で退職の交渉が可能
弊サービス「SARABA」は利用料24,000円と主要サービスの中で最も安い価格帯で提供しています。
さらに労働組合が運営しているため弁護士監修のサービスと違って、未払い賃金や有給消化の交渉も可能です。
これまでの実績で退職率はほぼ100%であるため、「利用しても退職できなかったらどうしよう?」と心配する必要もありません。
「SARABA」であればお手頃な金額で利用できるだけでなく、利用者にとって有利な条件で退職できます。
退職代行を活用してストレスなく会社を辞めよう
退職代行サービスを利用すれば、数万円程度の支出でストレスなくブラック企業から退職できます。雇用形態によって価格が異なることもありますが、大体3万円前後で利用可能。
また退職代行サービスを選ぶ際は、金額だけでなく営業形態に注目すると良いでしょう。
営業形態が労働組合もしくは弁護士対応であれば、有給休暇や未払い賃金なども請求できるため、有利な条件で退職ができますよ。