バイトを一日で辞める方法!使える理由やリスク・注意点をまとめて解説

「出勤したバイト先が聞いていた話と全然違った」
「1日だけ行ったみたけれど、雰囲気が最悪でもう行きたくない」
「バイトを1日でやめたいけれど、引き止めにあったりしないかな」

新しいバイトで通ってみて、職場に行ったら「ヤバい、もういきたくない」と感じた場合、一刻も早くやめたいもの。しかし、1日で本当にやめられるのか、どんな理由ならば受け入れてもらえるのかという疑問もあるでしょう。

そこでこの記事ではバイトを1日でやめたい方に向けて以下の内容を解説します。

  • 1日でやめるリスク
  • 説明に使える理由
  • 注意点

初日は出勤してみたけれど、一刻も早くバイト先を辞めたいと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

目次

バイトを一日でやめるならばLINEや電話連絡を避けるべき

バイトを辞めると相談するときは対面で伝えましょう入社当日にやめる相談をするのが気まずいという気持ちはよく分かりますが、電話やLINEで連絡を取るのはマナーを理解していないと思われるので、基本的にNGです。

採用してくれた感謝の気持ちを忘れずに直接相談してください。バイト初日に辞めたいという場合は、相手も疑問が残るもの。納得してもらって退職に進むためにも、基本的には対面で話すのがマナーです。

その他、LINEで相談をしてしまうと、読み飛ばされてしまって退職の時期が曖昧になってしまったり、上手く意志が伝わらず翌日以降もシフトが入ってしまうリスクもあります。

コミュニケーションエラーを防ぐためにも、LINEを使うのは避けましょう。

ただし、バイト先のハラスメントを見てしまったなど、直接話すのが難しい場合は電話を検討するのもありです。この場合でも、直接話して承諾をもらった形を作るために、LINEは避けた方が良いです。見ていなかったと言われてしまえば、うやむやになってしまいます。

バイトを一日でやめるときに考えられるリスク

バイトを1日でやめるのには、少なからずリスクがあります。ここでは実際に考えられるリスクを3つにまとめました。

  1. 引き止めに合う
  2. 給料の支払いを拒否される
  3. 損害賠償を請求すると脅される

が一のことが起きてしまっても先にリスクを把握し対処法を理解しておけば、焦らずに済みます。バイトをやめると言う前にぜひ確認しておいてください。

1. 引き止めに合う

バイトを初日でやめる場合、引き止めに合う可能性があります。

バイトを採用するのには費用と時間がかかるものです。求人広告やサイトに載せている場合は、期間ごとに料金が課されるため、せっかく採用した人員にはやめてもらいたくないと思うのは当然のこと。再度、新しい人を探すのにも、さらにお金がかかるからです。

そのため、もう少し続けてみないかと引き止めにあう可能性は十分にあります。バイト初日でばわからないこともまだ多くあるため、もう少し経験してみたら気持ちが変わるかもしれないからと、シフトが入っている期間だけでも続けるように促されることもありえるでしょう。

2. 給料の支払いを拒否される

1日だけの労働ならばお金を払いたくないと、給料の支払いを拒否されることがあります。初日はオリエンテーションだけで実務を伴わないこともあるため、実際に働いてはいないとごねられる可能性も否めません。

ただし、たとえ働いたのが1日だけだったとしても、給料をもらう権利はあります。労働基準法第24条により、働いた分の賃金は支払わなければならないと定められているからです。そのため、給料はもらえるものと理解しておきましょう。

しかし、バイト初日の場合、まだ振り込み先の口座の登録が終わっていなかったり、そもそも情報提出していなかったりすることもありえます。この場合は、支払うとしても手渡しを提案されるかもしれません。

1日分の給料をもらうためだけにバイト先に行くのが気まずい、と感じるのであれば、自主的に給料を受け取らないと言う選択肢もありえます。

そうは言っても、店側で給料を払わないという判断をすることはできないので、この点は理解しておきましょう。

3. 損害賠償を請求すると脅される

コストをかけたのにすぐにやめてしまうことに対して、損害賠償を請求すると脅される可能性があります。しかし、実際に損害賠償請求まで進む可能性は、かなり低いです。

損害賠償を請求するには、多くの時間とコストがかかります。1日でやめるバイトに対してここまでの行動をするのは負担が高く、実際に行われる可能性は低いです。

また、初日でやめたバイトが企業に対して実害を与えたと証明するのは難しく、この点でもリスクは低いと言えるでしょう。

バイトを一日で辞めるときに使える理由3選

バイトを1日でやめる時にはどのような理由を伝えれば良いのでしょうか。ここでは、3つ紹介します。

  1. 健康上の理由がある
  2. 学業・家庭に支障が出る
  3. 想像と内容が異なる

長期で続けたバイトをやめる場合と異なり、働けなくなったと伝えても納得してもらえない可能性が高め。そのため初日でやめるのならば、ある程度本音の理由を伝えて構いません。

ただしバイト先を過度に責めるのはさけ、あくまで個人の事情により働くのが難しいということを伝えた方が納得してもらいやすいでしょう。

1. 健康上の理由がある

健康上の理由を述べて、やめるのも良いでしょう。例えば以下のような理由が考えられます。

  • 腰痛持ちで作業をすると想像以上に負担がかかる
  • 古傷のある膝が想像以上に痛む
  • 想像以上に体力が必要で、体が持たない

特にバイトの中で毎回やるような作業・業務に支障が出る場合は、納得してもらえます。実際に作業に入ってみないと、自分の体調で耐えられる程度か難しい範囲かを判断しにくいため、やむを得ない理由と判断してもらえることが多いでしょう。

2. 学業・家庭に支障が出る

自宅で覚えてくるべき内容が多かったり、職場の先輩の働き方を見て負担が大きかったりする場合は、学業や家庭に支障が出るというのを理由にしても構いません。

例えば、定時で上がれることがまれで、ほぼ全員が残業前提で働いている場合、授業に間に合わなかったり子供の迎えに支障が出てきたりするケースもあるでしょう。

実際の職場の環境を見て、私生活に支障が出ると判断するならば、その理由を素直に伝えてみるのもおすすめです。

3. 想像と内容が異なる

聞いていたり想像していたりした内容と、実際の仕事内容が異なったというのも理由になり得ます。

例えば、事務作業がメインだと思っていたら、意外と力仕事が多かったといったものが例です。ただし内容が異なったという理由だけでは、納得してもらえない可能性もあります。

体調や家庭の事情と絡めて、内容は異なると続けられないということを明確に伝えると良いでしょう。

バイトを一日で辞める場合の注意点

バイトを1日でやめる場合、以下の点に注意しましょう。

  1. 理由は明確に伝える
  2. 貸与物は必ず返却する
  3. 引き止めに合う可能性があることを理解する
  4. できるだけ早めに伝える
  5. 無断欠勤は避ける

基本的には長期のバイトをやめる場合と、意識すべき点は変わりません。しかし、採用されてすぐやめるからこそ伝えるべき内容や、注意すべきことがあるので、ここで押さえておきましょう。

1. 理由は明確に伝える

バイトを1日でやめるのは、雇用主側からすると疑問が残るものです。

説得をすれば続けてくれるのではないか、まだ仕事内容に慣れていないだけではないか、と交渉する材料を考える可能性があります。家庭環境などが1日で変わるとは考えにくいため、理由を明確に伝えることが必要です。

ただしパワハラを見てしまったなどの理由は、正直には伝えにくいでしょう。その場合は先ほど紹介した理由を参考に、納得してもらえそうな内容を考えておくことが大切です。

2. 貸与物は必ず返却する

バイトを辞めるときは、備品を必ず返却しましょう。

  • 制服
  • 文具
  • 名札
  • タイムカード

などを初日にもらった方も多いはず。1日で返すのが気まずい気持ちは分かりますが、そのままにしてはいけません。

バイトの備品を返却しないと、「業務上横領罪」とみなされる可能性があります。直接返却できない場合は、宅配便を使って送るようにしましょう。

3. 引き止めに合う可能性があることを理解する

採用したバイトには少しでも長く働いてほしいものです。初日で仕事を辞めると伝えた場合、もう少し働いたら考えが変わるかもしれないと雇用主は考えるでしょう。

やめる話をした時に、ある程度引き止めに会うことは覚悟しておかなければいけません。しかし、そこでうやむやにしてもやめる意志が固まっている場合は、話をするのが遅くなるだけです。

引き止められてもしっかりやめるという意思を持って伝えることが大切です。

4. できるだけ早めに伝える

「初日で仕事を辞めるのは気まずい」とやめる意思が固まっているのに、ずるずると連絡を先延ばしにするのをおすすめしません。

先にすればするほど、次のバイトの採用が遅れ、採用担当の負担が増えてしまいます。すぐに次のバイトが見つからないことも考えると、できるだけ早くやめると伝えた方が良いでしょう。

また研修回数を重ねるにつれ、できることが増えていき、独り立ちしようとシフトの人数も手薄になっていきます。その後にやめることを伝えてしまうと、シフト調整の負担を増やしてしまうので、やめることがしているならば早めに伝えた方が親切です。

5. 無断欠勤は避ける

どんなにやめると伝えるのが気まずくても、無断欠勤をしたりバックレをしたりするのは避けましょう

ばっくれてしまうと、お店側は残りのシフトも出勤しないのか、たまたま休んだのか判断できません。もし人数が足りなくなると職場が回らなくなる場合は、勤務先が稼働できなくなったりオペレーションが回らなくなったりする可能性があります。

この結果、売上が普段より大幅に落ちてしまえば、最悪のケースでは、損害賠償請求されることもありえます。

そこまで行かなくても、給料の減給になる可能性もあります。本来ならば出勤した期間の給料は辞めた後でももらえるものです。しかし、罰則として減給することは法律でも認められており、本来もらえたお金がもらえなくなる可能性があります。

店への迷惑を考えても、自分に降りかかるリスクを見ても、バックレにメリットは一切ありません。必ず連絡を入れて辞めましょう。

バイトを一日で辞めるといえないならば退職代行を活用しよう

様々なリスクを考えると、しっかりと責任者と話をして、バイトを辞めた方が良いでしょう。

しかし、1日でやめたいと思うようなバイト先には問題があるケースも多いです。怒鳴り声が飛びかったり、先輩たちがパワハラにあっていたりするシーンを見た場合、話をするのが怖いという気持ちもわかります。

続けるのにリスクがある職場だからやめたいと思いつつ、退職の話をしたら自分も被害に遭うのではという不安もあるのではないでしょうか。

自力でやめるのにリスクがあると思っている方におすすめなのが、退職代行です。

退職代行はあなたの代わりに退職の意思を伝えてくれるサービスのこと。依頼すると、職場に直接連絡を取ることはありません。全てのやり取りを退職代行が行ってくれるため、家にいながらバイトを辞められます。

直接話をするのは怖い、連絡を一切取りたくないという方はぜひ退職代行も検討してみてください。

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