「周りは忙しいのに自分だけやることがない」
「自分だけ仕事がないときはどうすればいいの？」
「仕事で自分だけやることがなくて会社に行くのが辛い」
自分だけ仕事でやることがないときはどうすれば良いかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
周りは仕事で忙しいのに自分だけやることがないと、会社に行きづらくなりますよね。上司や同僚から嫌われているから仕事がもらえないのではと、自分を追い込んでしまいます。
そこでこの記事では、自分だけ仕事でやることがないときについて、以下の内容を解説します。
- 自分だけやることがない原因
- 自分だけやることがない場合の対処法
- やってはいけない行動
- 仕事でやることがなくて辛くなる原因
- 仕事に行きたくないときの対処法
周りが仕事で忙しいのに自分だけやることがなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事が忙しいのに自分だけやることがない2つの原因
周りは仕事で忙しいのに自分だけやることがない原因は、大きく分けて2つ考えられます。
- 自分側に問題がある
- 会社側に問題がある
まずは、自分に足りない部分がなかったかを再確認することが大切です。しかし、会社側に原因があることもあるので、自分を責めすぎないようにしましょう。
1.自分側に問題がある
周りが仕事で忙しいときは、やるべきことがたくさんあります。そんな状況の中で、自分だけやることないはずがありませんよね。
自分に仕事が回ってこないのは、何らかの原因があると考えられます。具体例を以下に記しますので、自分に当てはまることがないか確認してみてください。
- スキルが足りない
- 知識が足りない
- ミスが多い
- 相談や報告がないため、仕事の進捗がわからない
- 仕事を一人で抱え込みやすい
- コミュニケーション能力が低く仕事を頼みにくい
- 指示待ちで積極性がない
もし、上記項目に当てはまることがあれば、自分を見つめ直してみましょう。
自分に足りないものが何かをしっかり把握して、改善することが大切です。きちんと改善すれば、時間はかかっても信頼を取り戻せます。仕事が回ってくる可能性は、十分にあります。
周りが忙しくて自分はやることがないなら「何かできることありますか？」と、上司や同僚に声をかけて仕事を回してもらいましょう。
2.会社側に責任がある
できる仕事があるのに、関わってほしくないからとあえて仕事をやらせないのは、立派なパワハラです。心当たりがある場合は、信頼できる上司や同僚に相談するか、パワハラ相談窓口に問い合わせてみると良いでしょう。
会社側に問題がある場合の具体例は、以下のとおりです。
- ミスが多いからとできる仕事をやらせない
- 関わってほしくないからと仕事をさせない
- 仕事を教える余裕がない
- 教育システムが整っていない
- 業務量が少ないポジションで回す仕事がない
中途採用でよくあるのが、忙しくて仕事を教える余裕がないという言い訳です。そもそも、忙しくて仕事が回らないから人材を採用しています。今の状況を変えたいなら、少しでも教える時間を割くべきですよね。
もし、元々の仕事量が少なくて回ってくる仕事があまりないなら、自分に手伝える仕事がないか上司や同僚に相談してみましょう。
仕事を回してもらうのを待っているだけでは、できる環境になりにくい場合があります。
自分だけ仕事でやることがない場合の対処法6選
ここでは、自分だけ仕事でやることがない場合の対処法を6つ紹介します。
- 仕事を探す
- 上司や同僚に聞く
- 勉強をする
- 掃除をする
- 部署異動を申請する
- 転職や退職を検討する
仕事でやることがなくて困っている方は、参考にしてみてください。
1.仕事を探す
周りが仕事で忙しいのに自分だけやることがない場合は、自分でもできる仕事を探してみましょう。例えば、次の4つの項目はやりたくても優先順位が低く、なかなか手がつけられないことが多いです。
- 次の日の準備
- タスクの整理
- 物品の補充や発注
- マニュアルの整備
周りの人も本当はやりたいけれど、忙しすぎて手がつけられない仕事があるかもしれません。やることがないときは、忙しいときにはできない仕事を進めるチャンスです。
マニュアルの整備や物品の補充など、普段できない足りていない部分をこの機会に調整するのがおすすめです。
2.上司や同僚に聞く
「何かやることはありますか？」と、一言声かけするだけで仕事がもらえることがあります。場合によっては、もっと先に指導しようと思っていたことを前倒しで教えてくれることも。仕事が回ると判断されれば、忙しい中でも指導してくれます。
また、忙しい人たちが本来やりたいであろう仕事を、自分に回してもらえるようお願いしてみるのもひとつです。
一人で考えていてもわからないときは、上司や同僚に相談するようにしましょう。
3.勉強をする
本当に何もすることがなくなってしまったら、自分の仕事領域に関する勉強をするのがおすすめです。
仕事に関わることは、勉強も仕事のうちです。会社には必要な資料が全て揃っているので、勉強しやすい環境ですよね。今の仕事領域に関わる勉強だけでなく、今後関わっていきたい領域の勉強をするのもひとつです。
時間を無駄にしないように、やることがない時間を有効活用していきましょう。
4.掃除をする
やることがないときは、忙しくてできないところを掃除をするのもひとつです。
ほこりをとったりテーブルや椅子を拭いたり、周りの迷惑にならないよう工夫して行うようにしましょう。場合によっては、不快な気持ちにさせてしまいます。
ほこりまみれにならないようにしたり、大きい音を立てないようにするなど、仕事をしている人たちへの配慮が必要です。
5.部署異動を申請する
あまりにもやることがなくて、精神的に病んでしまう恐れがある場合は、上司に事情を話して部署異動を申請すると良いでしょう。
環境が変われば、できる仕事があるかもしれません。関わる人が変わるため、積極的に話かけられるようになることも。
何をしてもうまくいかない場合は、環境を変えてみることも大切です。
6.転職や退職をする
周りは忙しいのに自分だけ仕事をやらせてもらえないなら、転職や退職を検討してみましょう。
自分はダメな人間なんだと必要以上に責めると、精神的に病んでしまいます。会社に居づらいなら、無理して続ける必要はありません。
精神的な病を発症するリスクがあるので、すぐに転職や退職するのがおすすめです。
自分だけ仕事でやることがない時にやってはいけない2つの行動
ここでは、自分だけ仕事でやることがないときにやってはいけない行動を2つ紹介します。
- 業務に関係のないことをする
- 何もしないで時間が過ぎるのを待つ
いくらやることがなくても、仕事中に遊んでいたり何もしないで時間を過ごしたりするのはやめましょう。
1.業務に関係のないことをする
スマホやパソコンでゲームをしたり、ネットサーフィンをしたりするのはやめましょう。
やることがないからといって、遊ぶのは論外。信用を失うことになるので、絶対にやめた方が良いです。
ゲームしたりネットサーフィンしたりする前に、本当にやることがないのか仕事を探しましょう。上司や同僚に相談すれば、仕事を回してもらえるかもしれません。
2.何もしないで時間が過ぎるのを待つ
ただボーッとして時間を過ごしたり、居眠りをしたりするのも良くないです。
何もせず自分の席に座っているだけだと、精神的な病にかかるリスクが上がります。また、居眠りばかりしていると、仕事をサボっているように見えて信頼を失ってしまいます。
何もすることがないなら、自分で仕事を探して行動するようにしましょう。
自分だけ仕事でやることがないときに辛くなる5つの原因
ここでは、自分だけ仕事でやることがないときに辛くなる5つの原因を紹介します。
- 時間を無駄にしていると感じる
- 周りに申し訳ないと感じる
- 自分だけ仕事をやらせてもらえてないと感じる
- 何もできない自分を責め続ける
- 出社する意味がないと感じる
順番にみていきましょう。
1.時間を無駄にしていると感じる
何もせずに時間が過ぎていくと、時間を無駄にしているように感じてしまいますよね。
仕事が早めに終わってやることがなくなったら、仕事に関わる勉強をするのが良いでしょう。不足している知識を補えて、スキルアップに繋がります。
やることがないからといって、時間を無駄にしてしまうのはもったいないです。空き時間を有効に使うために、何をしたら良いか考えることが大切です。
2.周りに申し訳ないと感じる
周りはすごく忙しそうなのに自分だけ仕事がないと、申し訳ない気持ちになってしまいます。
周りが忙しいなら、何か自分にできることがあるはずです。メインの仕事は手伝えなくても、サポートすることはできますよね。
仕事している人がやりやすいように、環境を整えることも大切なことです。何かできることはないか考えて、提案してみると良いでしょう。
3.自分だけ仕事をやらせてもらえないと感じる
自分だけ何もすることがないと、仕事をやらせてもらえていないのではと感じてしまいますよね。
「自分でもできる仕事を他の人に回しているのではないか」と考えてしまいますし、実際その可能性もあります。一度、本当に自分にできることがないかを、上司や同僚に確認してみましょう。
できる仕事があるのにやらせてもらえないのは、パワハラの一種です。他の人が抱えている仕事は自分でもできるのに、声をかけても仕事はないと断られてしまうならパワハラを受けている可能性があります。一度、パワハラ相談窓口に問い合わせてみると良いでしょう。
4.何もできない自分を責め続ける
自分だけ仕事が回ってこないと、何かしてしまったのではないかと不安になってしまいます。
- 上司の機嫌を損ねてしまったのか？
- 重大なミスを犯してしまったのか？
- 仕事ができないと思われて回してもらえなくなってしまったのか？
- 仕事を辞めてほしいと思われているのではないか？
どんどん自分を責めてしまうと、辛くて出社できなくなってしまう恐れがあります。精神的な病を発症する原因になってしまうので、必要以上に自分を責めないようにしましょう。
5.出社する意味がないと感じる
出社してもやることがないなら、仕事にくる意味がないと感じてしまいます。
忙しそうにしている人にできることがないかと聞いて断られてしまうと、拒絶されているのではないかと思ってしまいますよね。自分には何もできることがないのかと落ち込んでしまいます。
こんなことが続くと、会社を休みがちに。精神的に追い込まれているなら、無理せず退職した方が良いでしょう。
自分だけ何もすることがなくて仕事に行きたくないときの4つの対処法
ここでは、自分だけ何もすることがなくて仕事に行きたくないときの対処法を4つ紹介します。
- 有給を取得して仕事を休む
- 長期休暇を取得する
- 休職をする
- 退職をする
自分だけ何もすることがなくて悩んでいる方は、参考にしてみてください。
1.有休を取得して仕事を休む
仕事でやることがなく精神的に辛くなっているなら、有休を取得して仕事のことを考えるのをやめてみましょう。
休み中は趣味に没頭したりテレビをみたりして、好きなことを思いっきりやるのがおすすめです。気持ちの切り替えができ、リフレッシュされます。ストレスも発散されるため、スッキリするでしょう。
次に出社するときは、なんとかなると思えるかもしれません。
2.長期休暇を取得する
長めの休みを取得して、会社から離れる時間を多くしてみると心が休まります。
仕事で辛いことをずっと考えていると、心が病んでしまいます。ストレスが溜まりうまく発散できなければ、精神的な病を発症してしまうことも。
旅行に行くなど長期間仕事から離れるようにして、ストレスを発散するのがおすすめです。仕事のことはなるべく考えないようにして、過ごしましょう。
3.休職をする
会社に行きたくないと感じたり体調が悪くなってしまったりするなら、無理に出社する必要はありません。すでに精神的な病を発症している可能性があります。
精神科や心療内科などの病院を受診して、専門医に相談してみましょう。会社を休職するには、医師の診断書が必要です。病院を受診して休んだ方が良いと言われたら、必ず診断書をもらうようにしましょう。
4.退職をする
これ以上会社にいても辛くなるだけだと感じるなら、退職を検討するのが良いでしょう。
辛いところに無理して居続ける必要はありません。辛いと感じるなら、できるだけ早く退職した方が良いです。
すぐにでも退職したい場合や上司の顔をみたくない場合は、退職代行を利用するのがおすすめです。即日退職ができるため、明日から出社する必要がありません。
嫌な環境をすぐに変えられるので、検討してみてください。
自分だけ何もやることがなくて仕事が辛いなら辞めて良い
周りは忙しそうに仕事をしているのに、自分だけやることがない場合は、できることがないか探しましょう。仕事の指示待ちをしているだけでは、環境は変わりません。自分から行動することが大切です。
何をしても自分だけ仕事をやらせてもらえないなら、パワハラを受けている可能性があります。過度な仕事量を押し付けるだけでなく、仕事をやらせないことで環境が悪化する場合もパワハラに該当します。
仕事をやらせてもらえなくて精神的に追い込まれているなら、転職や退職を検討しましょう。今すぐにでも会社を辞めたいと感じているなら、退職代行の利用がおすすめです。
即日退職できるので、明日から出社する必要がありません。退職に関わる手続きは、すべて代行してやってもらえます。嫌な思いをした上司と、顔を合わせる必要がありません。
以下でおすすめの退職代行サービスを15社紹介しています。気になった方は参考にしてみてください。
