規模の小さい会社はなぜ辞めづらいのか?上手く辞める5つ方法

規模の小さい会社に勤めていると社長などとも距離が近いので、「辞めづらい…」と考えている人は多いです。そこで本記事では、

  • 小さい規模の零細企業がなぜ辞めづらいのか
  • 小さい会社を上手く辞める方法
  • 退職の際に注意するべき点

について、退職のプロである退職代行SARABAが解説していきます。

小さい企業が辞めづらい理由

小さい企業では引き止めなどがかなり多いですが、なぜそんなに辞めづらいのか。解説していきます。

人数が少ない分人間関係が濃い

規模の小さい会社だと、基本的に人数が少ないので関わる人が限られ、人間関係が濃くなります。会社の人と仲良くする事はもちろん良い事ですが、仲が良いゆえに会社を離れる事はとても言いづらい状況にあるでしょう。

しかし、本当に考えるべきは自分自身の人生です。たとえ人間関係が良かったとしても、自分の将来のためにならないのであれば、早めに方向転換した方が賢明な選択と言えるでしょう。

1人抜ければ会社が回らなくなる

さい規模の会社の場合、少ない人数でまわしているのでギリギリの体制で会社を動かしている事が多いです。そのため、1人でも抜けるとその穴を塞ぐのは全員の負担が一気に重くなります。

1/1001が抜けるのと、1/51が抜けるのでは意味が大きく違いますよね。それは小さい会社に勤めている人がよく自覚している事だと思いますが、だからこそ辞める事に罪悪感を感じてしまうことが多いでしょう。

しかし、誰か一人が抜けたところでまた違う人を雇うだけなので、会社が潰れるわけではありません。もしも潰れてしまうようなかなり不安定な会社であれば、早めに辞めた方がリスク回避できるでしょう。

採用コストが高いから

人材採用のコストというのは、かなり高額です。正社員の登用1人に50〜100万円使うところも多いです。だからこそ早々に辞めてしまうのは絶対やめて欲しいと思うのは当然ですね。

何億規模の会社であれば採用コストも大きくかけるので、1人が辞めてもそこまで負担は大きくないですが、小さい会社の場合違います。年商何千万規模の会社で採用コストに何百万もかけていては採用コストで赤字になってしまいます。

だからこそ、小さい会社は採用した社員が辞めないように必死です。

「お前の採用にいくらかけたと思ってるんだ」

なんて切れてくる会社もあります。そんな上司のいる会社はまともではないので辞めて正解ですが…こちらに罪悪感もあるので辞めづらい事に間違いはないでしょう。

しかし、採用コストをかけているのは会社の意思であり、社員にとっては関係のないことです。採用コストをかけるのであれば、人材が簡単に脱け出そうと思わないような施策をとるべきであり、その点を怠った会社の組織構築におけるミスです。

罪悪感で人をコントロールしようとするような隠れた攻撃性を秘めている人を「カバートアグレッション」と言います。支配的な傾向がある会社なので、早めに脱け出すのが正解かもしれません。

小さい会社を上手いこと辞めるための5つの退職理由

小さい会社を辞めづらい理由はわかりましたが、そんな会社は必ずと言って良いほど引き止めてきます。そのため、上手いこと辞めるための退職理由を用意しておく必要があります。中途半端に伝えては引き止められるどころか、上司にキレられて関係が悪化してしまいます。そうならないためにも、上手いこと辞めるための退職理由を知っておきましょう。

基本的に会社を間接的に否定しない

会社を否定するつもりはなくても、間接的に否定しているように聞こえてしまうことがよくあります。たとえば、

「仕事がつまらなくて辞めたい」

という理由が本音だったとしても、これではそんなつまらない仕事をずっと続けている上司を否定する形になってしまいます。もちろん言う側はそんなつもりは全くないかもしれませんが、上司からすれば「そんなつまらない仕事をこっちはずっと続けてるんだよ」と思うので、

「面白いと思うかは自分の心持ち次第じゃないか?」

「つまらないと思って仕事してるからつまらないんだよ」

「仕事なんてつまらないものなんだよ」

「ほとんどの人はつまらないと思いながら仕事してるぞ」

などと返されてしまいます。退職が通らないどころか、その後の上司との関係が壊れてしまいかねません。会社を否定する=その会社にいる上司を否定するという事になってしまうので、そうならないためにも会社を間接的に否定してしまうような理由は避けましょう。

違うジャンルにチャレンジしたいと伝える

よく「キャリアアップのためと言った方が引き止めづらい」という話を聞きますが、あまりオススメできません。

というのも、キャリアアップを狙うという事は言い換えれば「この会社は踏み台である」と言っているようなものです。そう思われては上司も機嫌を悪くするので、

「キャリアアップするならうちの会社で頑張って結果出してからだろ」

と反論され、辞めるのを了承してくれなくなるかもしれません。成果を言われるとこちらも弱くなってしまうので、最初からこの退職理由は使わない方が賢明です。

なので、上手い退職理由としては「違うジャンルに挑戦したい」と伝えましょう。今の会社とは違うジャンルの仕事について働いていきたいと言われれば、踏み台ではなく方向性の転換という話になるので、相手も納得してくれやすいです。

移住したいと伝える

「地元の〇〇に移住したい」

「海外に移住したい」

と言われれば、会社側も引き止めようがありません。もしかしたら理解不能すぎて何かしら言ってくるかもしれませんが、「何がなんでも移住したい」という意思を見せれば会社側も折れてくれるでしょう。

社会保障の有無を盾にする

小さい会社だと、社会保障が充実していないところが多いです。厚生年金や社会保険などの加入がされていないと、毎月の出費が多く結果的に今の給料ではやり繰りが難しい場合もあるでしょう。その場合、転職する事もやむを得ません。社会保障がないのは会社側もすぐにどうこうできる事ではありませんし、それが本当に理由で辞めるのであれば、改善すればそれはそれで良いことです。

給料面を突く

給料面が理由で辞めたい場合は、給料面の交渉をした上で決裂するようなら「辞めます」という形を取れば、相手も了承せざるを得ないでしょう。交渉の際は、今の会社よりも給与の高い所から話がかかっている状況にした方が良いです。それを伝えれば、その会社よりも給与を高くするか、そっちの会社に転職するという交渉ができるので、要求を通りやすくすることができます。

ただ「給与が低い」と言うだけでは交渉にはなりません。他社と引き合いに出す事で「その会社よりも給与を高くするor転職」の二択を差し迫る事ができるのです。

退職の際の注意点

退職の際に注意すべき点がいくつかあり、そこを意識しなければ余計に引き止められてどんどん辞めづらい状況になってしまいます。そうならないためにも、退職の際の注意点は気を付けておきましょう。

重要なのは退職の意思が固いことを伝える事

退職したくなったとしても、中途半端に「退職したいです…」と曖昧に伝えても引き止められて終わってしまいます。さらにその時に理由を聞かれると思いますが、曖昧に答えてしまうと反論されて終わってしまいます。そして「言えば引き止められる」と認識されてしまうと、その後にいくら何を言っても引き止められる流れになってしまう可能性が高いです。

だからこそ、退職の意思は「辞める」と完全に固まっている時に言うことをオススメします。退職の意思が固いのであれば、退職しても何も問題が無い状態にして、相手に反論の余地を与えないようにしましょう。

そして「〇月〇日に退職させていただきたいです」と日付も指定して退職は本気である事を伝えます。そうなれば、相手も引き止める余地がなくなります。あとはあなたが辞めるまでに、どう会社を持ち直すかを相手はしっかりと考えるようになるでしょう。

会社への罪悪感は必要なし

辞められない人の理由の多くに、「今会社を辞めたら申し訳ない」と考えてしまいがちです。確かにわざわざ繁忙期に辞められると「何考えてるんだ」となりますが、自分が抜けたら会社が回らなくなると考えてしまうのはナンセンスです。

まず、社員が1人抜けた程度で潰れてしまう会社なら潰れた方が良いですし、そんな不安定な会社には居ない方が良いのではないでしょうか?そして、なんだんかんだで誰か1人が抜けたところで会社はまわるものです。

会社の歯車として一生を終えたいなら別ですが、そうで無いなら自分の将来を考えて辞めたい時に辞めてしまいましょう。

準備は怠らない

退職する際はしっかりと準備をしておきましょう。

  • 転職活動をして次の就職先を見つけておく
  • 引き継ぎや残務整理を退職日までに出来るようにしておく
  • 会社の就業規則を確認しておき、会社特有の退職届が無いかなど確認しておく

など、「退職します」と言って退職届を提出したら「会社の退職届があるからそっちに書いて」と言われたり、「仕事残ってるでしょ、それ終わらせてからね」などと言われてもスムーズに辞められるように手を打っておきましょう。

そうした準備を進めていけば「もう辞めるしかない」と決意も固まっていきますし、下手に引き止められたりする事もなくなります。

いくら伝えても辞められなさそうな時は…

パワハラ紛いの上司のいる会社であれば、いくら退職の旨を伝えても辞められない場合があります。また、そうでなくても小さい会社であれば、退職の旨を伝えてからの周囲の反応も怖いでしょう。人手不足であれば当然の如く引き止めにもあいます。

もしもどうしても自分が伝えても変わらなさそうであれば、退職代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

退職代行サービスとは

退職代行サービスとは、その名の通り退職の旨を代行して伝えるサービスです。退職日は会社によって異なりますが、連絡した日から出社しなくても良くなるということで、「明日からもう行きたくない…」「もう上司と顔を合わせたくない…」などお悩みの方から数多くご利用いただいています。

基本的に法律では退職は自由とされているので、退職できないということはありません。しかし、退職を願い出る時は当然ながら上司に伝えます。部下と上司という関係性から、どうしても上司が辞めさせないように圧力をかけてくることは起こりうることでしょう。そんな時は、第三者が介入することによって、あっさり解決することがほとんどです。退職代行SARABAでは労働組合が運営しており、これまで000件(2020年2月時点)以上の退職実績の中で退職に失敗したケースはありません。

「辞められない…辛い…」

とお悩みの時は、退職代行を利用するとあっさり解決するということを、どうか知っておいてください。

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