「仕事が辛くて会社を辞めたい」
「仕事を辞めたいとき誰に相談したらいいの？」
「相談できる人が誰もいなくて困っている…」
このようなお悩みを抱えていませんか？
仕事を辞めたいと思ったとき、相談するかどうか迷ってしまいますよね。気持ちを否定されるかもしれないですし、問題が解決するのかどうか不安に感じている方も多いと思います。
そこでこの記事では、仕事を辞めたいと感じている方に向けて
- 相談すべき状況
- おすすめの相談先
- 相談できないときの対処法
などを解説します。
「仕事が辛い」「状況を改善したい」と考えている方は、ぜひ当コラムをご覧ください。
辛い状況に置かれて「仕事を辞めたい」なら相談しよう
「仕事を辞めたい」と感じているとき、相談すればいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。相談するかどうかは、自分が置かれている状況によって見解が異なります。
「仕事が辛い」など、ネガティブな思考におちいっている場合は第三者に相談することをおすすめします。精神的に大きな負担がかかっている状態では、正常な判断を行いにくいためです。後先考えずに退職を決意してしまい、結果「あのとき仕事を辞めなければ良かった」と後悔してしまう恐れがあります。
辛い状況に置かれている場合、できるだけ早く会社から離れたいと考える方が多いと思います。しかし、後悔しない選択をするためには、第三者に相談して意見を聞くのが良いでしょう。
仕事を辞めたいときの主な相談相手3選
仕事を辞めたいときは、主に以下3つの相談先があります。
- 上司
- 先輩・同僚
- 家族・友人
順番にみていきましょう。
1.上司
仕事を辞めたいときは、上司に相談するという手があります。部下をまとめる立場のため、あなたの良い点や改善点を理解している可能性が高いです。
例えば、業務の進め方で悩みを抱えている場合、アドバイスをもらえるでしょう。結果、仕事を辞めずに済むかもしれません。
2.先輩・同僚
先輩・同僚は、上司よりも立場が近い相談相手です。そのため「上司に相談するのは勇気がいる」という方でも話しやすいでしょう。
先輩・同僚が、あなたが仕事を辞めたい背景が分かっているなら、気持ちに寄りそったアドバイスをくれる可能性が高いです。あなたと近い立場だからこそ、相談することで気持ちが軽くなるかもしれません。
3.家族・友人
職場内で相談できる人がいないなら、家族や友人に相談するのがおすすめです。
仕事と関係ない人に相談することで、より客観的なアドバイスをもらえる可能性があります。例えば、社内で「残業は当たり前」という雰囲気でも、第三者目線で見るとおかしいことだと気づけます。
客観的な意見が欲しいなら、家族・友人に相談しましょう。
仕事を辞めたいときに相談してはいけない人の特徴
仕事を辞めたいとき、相談してはいけない人がいます。主に、以下3つの特徴を持っている人です。
- 口が軽い
- 退職を逃げだと考えている
- 自己保身が強い
これらの特徴に当てはまっていると、状況が何も変わらなかったり、会社に居づらくなったりする恐れがあります。「誰に相談するか迷っている」という方は、ぜひチェックしてみてください。
1.口が軽い
口が軽い人には、仕事を辞めたいことを相談するのは辞めましょう。会社内に噂話として広がる可能性が高いためです。
退職を検討していることを周りに知られると、仕事を辞めずに残った際に会社に居づらくなくなってしまいます。さらに、会社からの評価が悪くなり、給与や業務内容などの待遇が悪化してしまうリスクもあるでしょう。
噂話が好きだったり、おしゃべりだったりする口が軽い人には、相談するのは避けましょう。
2.退職を逃げだと考えている
退職を逃げだと考えている人には、相談するのは好ましくありません。あなたの気持ちを否定されるばかりで、的確なアドバイスをくれない可能性が高いためです。
反対に、自分の考えを押し付けられて精神的な負担が大きくなるリスクがあります。結果、状況が改善しないばかりか、悪化してしまうでしょう。
3.自己保身が強い
自己保身が強い人には、相談するのは辞めましょう。状況が何も改善しない恐れがあるためです。
例えば、自己保身が強い上司の場合、あなたのことよりも自分の評価や置かれている状況の方が大切だと思っています。そのため、あなたを辞めさせないよう無理に引き止めたり、問題がよりこじれないように静観したりする可能性が高いです。
自己保身が強い人には、相談しても解決に繋がるアドバイスをもらうのは難しいでしょう。状況が悪化するケースも考えられるため、相談相手として好ましくありません。
仕事を辞めたいときの相談窓口3選
社内や友人など、身近な人で相談相手がいない場合、第三者機関に頼るのも1つの方法です。こちらでは、おすすめの相談窓口を3つ紹介します。
- 退職代行
- 総合労働相談コーナー
- 転職エージェント
順番にみていきましょう。
1.退職代行
退職代行とは、依頼者の代わりに退職の意志を会社へ伝えてくれるサービスです。
利用には2〜5万円の費用がかかりますが、相談だけなら無料です。LINEやメールなど
電話以外の窓口を設けている会社なら、気軽に悩みを打ち明けやすいでしょう。
退職代行については、関連記事「【体験談】退職代行を使ってみた感想まとめ！利用を検討している人は4割超え？」にてより詳しく解説しています。実際に利用した方の口コミも紹介しているので、ぜひご覧ください。
2.総合労働相談コーナー
総合労働相談コーナーは、職場のトラブルに関するあらゆる相談を受け付けている窓口です。厚生労働省が運営しており、無料かつ予約不要で利用できます。
窓口では、解決のための情報を提供しています。そのため「人間関係で悩んでいる」「賃金が低すぎる」など、明確に何らかの課題を抱えている方が相談するのが良いでしょう。
総合労働相談コーナーは、各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内などの379カ所に設定してあります。公式サイトから所在地を確認してみてください。
3.転職エージェント
転職エージェントとは、求職者の転職活動をサポートするサービスです。
相談するメリットは、自分が置かれている状況を客観的に見てもらえることです。その上、転職すべきかどうかをプロの目線で判断してくれます。
転職エージェントの利用は無料です。相談したからといって必ず転職する必要はないので、1度相談してみることをおすすめします。
仕事を辞めたいけど相談できないときの対処法3選
場合によっては、相談できないほど精神的に追い詰められている人もいるのではないでしょうか。こちらでは、仕事に関する相談ができない方に向けて、3つの対処法を紹介します。
- 会社を休む
- 転職活動を始める
- 退職する
「相談は難しいがどうにか問題を解決したい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
1.会社を休む
相談できないときは、会社を休むことをおすすめします。仕事から離れることで、気持ちをリフレッシュできるためです。
有給を使用するのも良いですが、仕事を続けるのが難しい場合は休職するのも手段の1つです。有給よりも長く休めるため、今後どうすればいいのか時間をかけてじっくり考えられます。
2.転職活動を始める
状況が改善しないと感じたら、退職する方向で考えましょう。
いきなり退職することに不安を感じる人は、転職活動を並行するのがおすすめです。次が決まっている状態なら、引き止めにあいにくくすんなり辞められる可能性が高いです。
また、転職活動を進めて初めて見えるものがあります。さまざまな会社に触れあうことで、職場の良い面・悪い面が分かり、退職すべきかどうかの判断をしやすくなるでしょう。
3.退職する
転職活動をする暇もないほど忙しかったり、疲弊したりしている場合は、会社を辞めましょう。心と体の健康が第一です。壊してしまっては元も子もありません。
なお勤務先を辞める際には、バックレることだけは避けてください。転職する際に不利になったり、退職金が支払われなかったりするためです。
会社を辞めるときは、安全に辞めるため上司に退職の意向を伝えましょう。
【相談だけでも可】仕事を辞めたいなら「退職代行」の利用がおすすめ
仕事を辞めたいときの相談先は、主に以下の6つです。
- 上司
- 先輩・同僚
- 家族・友人
- 退職代行
- 総合労働相談コーナー
- 転職エージェント
相談しても解決が難しいのなら、退職代行サービスの利用を検討してみてください。あなたの代わりに会社に退職の意志を伝えたり、事務手続きを行ったりします。
当メディアを運営している「退職代行SARABA」は、勤務先への交渉権が認められている労働組合が運営しており、有給消化の交渉や未払い残業代の申請などが可能です。LINEによる無料相談も受け付けているので、疑問や不安があれば遠慮なくお問い合わせください。
なお、下記の記事では、退職代行のおすすめランキングを紹介しています。当メディアがリサーチした30社の中から本当におすすめできる15社を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。
