【利用前に必見】退職代行に潜む7つのデメリット!メリットや利用の注意も併せて解説

「退職代行って最近よく聞くけど、危なくないの?」
「メリットとデメリットが知りたい。」
「退職代行を使ったら転職が不利になるって聞いたけど、本当?」
と気になっていませんか。

会社をやめたい人に変わって、退職に関する処理を行ってくれる退職代行。悩んでいた会社をパッとやめられるのは魅力的な反面、本当に使って大丈夫かなという不安も。まだまだ新しいサービスなので、しっかりデメリットを理解してから使いたいという気持ちもわかります。

そこでこの記事では、退職代行のメリット・デメリットを徹底的に解説します。

  • 退職代行について
  • メリット・デメリット
  • 選び方のコツ
  • 使うのがおすすめな人

を分かりやすく解説します。失敗しないためには、利用する業者選びが重要です。ぜひ、退職代行業者を選ぶときの参考にしてくださいね。

目次

退職代行は利用者に代わって退職手続きを行うサービス

退職代行は、依頼者に変わって退職したいという意思を会社に伝えてくれるサービスです。

会社をやめたいのに、上司に引き止められたり嫌がらせにあったりしてはぐらかされている方もいるでしょう。なかなか承諾がもらえず、苦労している方もいるかもしれません。勇気を持って退職したいことを伝えたのに、ますます風当たりが強くなってしまっては元も子もありませんよね。

そんなときに、「会社に辞めたい」という意思を代わりに伝えてくれるのが退職代行サービスです。このとき現場にいる必要はなく、家で待つだけで退職が完了します。

退職代行はバックレとは異なります。会社を無断欠勤し続けた場合、懲戒解雇になったり、有給消化ができなくなったりするリスクも。経歴に傷が付き、再就職が難しくなるでしょう。
退職代行を使って即日退職した場合は、これらのリスクがかなり小さくなります。

そのため、会社にもう行けない、行きたくない人にとって、退職代行は大きな味方になるサービスです。

退職代行のデメリット7選

会社で悩む人の味方となる退職代行。しかし、はじめに知っておくべきデメリットが6つあります。

  1. サービス選びが難しい
  2. 会社に交渉ができない退職代行業者もある
  3. 料金がまちまちである
  4. 退職後は会社や同僚に対してきまずい
  5. 恨まれる可能性がある
  6. 同業種への転職で退職代行の利用がバレることがある
  7. 働き方や職業次第では利用が難しい場合がある

それぞれ解説します。

1. サービス選びが難しい

退職代行サービスを使うなら、エージェント選びはとても大切。せっかく退職代行を使ったのに退職できず、会社とこじれてしまったケースもあるようです。

退職代行サービスは労働法を始めとする法律を理解し、ルールの範囲内で業務をおこなう必要があります。しかし、最近のブームからたくさんの企業が退職代行サービスに乗り出したことで、理解が十分でないまま運営している業者も存在します。実際に悪徳業者によるトラブルもあるようです。

退職代行を何度も連続して使う人は少ないため、比較もしにくいのが正直なところ。最低限、依頼しようとしているエージェントの口コミを確認しておくと良いでしょう。

退職代行を使ったことによるトラブルは「退職代行のトラブル事例9選!安心できるエージェントを見極める6つのポイントも合わせて解説」にまとめています。不安が残る方はこちらもご覧ください!

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2. 会社に交渉ができない退職代行業者もある

未払いの給料や残業代の請求は、民間の退職代行サービスでは行えません。また、会社に退職を拒否されてしまった場合、それ以上の交渉も不可。行ってしまうと、非弁行為となり違法です。

そのため、会社側に何かしらの支払い交渉をしたい場合は要注意。

ただし、弁護士や労働組合が運営している退職代行サービスであれば、交渉できます。

難しいなと思った方は、弁護士・労働組合どちらかが運営しているサービスを選べば安心です。

3. 料金がまちまちである

退職代行を使うのには費用がかかります。もちろん自分で退職を切り出せれば無料なので、もったいないと感じる方もいるでしょう。

さらに、エージェントによって料金が大きく異なります。格安だと思って申し込んだら、オプション料金がかさんでしまうケースもあるので要注意。

しっかりと調べないと想定外の出費につながる点もデメリットでしょう。不安な方は、追加料金無しのパッケージになっているプランがおすすめです。

4. 退職後は会社や同僚に対してきまずい

退職代行を使うのは悪いことではありません。しかし、「あいさつもなく会社をやめたの?」と悪い印象を持つ人がいるのも事実です。

職場の同僚に対して気まずくなってしまい、付き合いは一切無くなると考えてください。

ただし、気まずい状態で会社に通い続ける必要はないので、気持ちを切り替えやすいです。職場全体の雰囲気が悪く、一刻も早く抜け出したい場合は気にしなくていいデメリットですが、頭に入れておきましょう。

5.恨まれる可能性がある

デメリットの1つとして、退職代行を使うと恨まれる可能性が高いことです。自分が退職代行を使われる側の社員だったら、引き継ぎも無しで突然会社を辞められたら恨みたくもなりますよね。

しかし、辞めたらその会社の人と関わりが無くなります。あまり深く考える必要はありません。

6.同業種への転職で退職代行の利用がバレることがある

同業種に転職をすると、退職代行サービスの利用がバレることもあります。元同僚が転職先にあなたが退職代行を使って退職したことを伝える可能性があるからです。

また、同業種に転職すると現在の同僚とばったり再会して気まずい思いをすることも。取引先になる可能性だけで無く、展示会などで遭遇することもありますよね。

完全に今の職場の人と縁を切りたいと考えているなら、異業種に転職しましょう。

7.働き方や職業次第では利用が難しい場合がある

有期雇用者は、民法第626条に基づき雇用期間内での退職が難しいです。退職代行を利用したとしても、辞められない恐れがあります。

加えて、公務員は退職代行の利用がグレーです。

民間企業とは異なり、採用されている地域によって規定が異なりますまた自衛隊の場合は、上長が認めないと退職できない場合があります。

関連記事「退職代行は公務員も使える?民間企業と異なる注意点をわかりやすく解説」では、公務員の退職代行の利用について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

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退職代行のメリット7選

悪い面を述べてきましたが、もちろん退職代行サービスを使うメリットはたっぷりあります。具体的には以下の7点です。

  1. 自分で退職を伝えなくていい
  2. 会社に行く必要がない
  3. 引き止められる心配がない
  4. 退職理由を考える必要がない
  5. 有給が使える可能性がある
  6. ストレスなく会社を辞められる
  7. トラブル対応を任せられる

こちらもチェックしていきましょう。

1. 自分で退職を伝えなくていい

退職代行サービスを申し込めば、それ以降会社の人とやり取りする必要はありません。退職の申し出から、退職手続きの進め方まですべてエージェントが手続きを進めてくれるからです。

見るだけで憂鬱になってしまう上司に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?顔を見たら怖くて上手く離せないケースでも、そもそも直接話をする必要がないので安心です。

2. 会社に行く必要がない

退職の手続き後も、基本的に会社に行く必要はありません退職届の提出や、貸与品の返却は郵送で対応できるからです。

人間関係に悩んで会社を辞めたい人にとって、退職を伝えた後も会社に通い続けるのは苦痛ですよね。退職代行を使えば、最短で即日退職が可能です。

3. 引き止められる心配がない

退職代行ならば、引き止めの心配がありません。

自分で退職しようと上司に話をして引き止められてしまった方も多いのではないでしょうか?退職を申し出たら脅されてしまって困っている方もいるでしょう。

退職代行を使えば、引き止めにあってズルズル仕事をする必要はありません今まで退職時期を有耶無耶にされてやめられなかった方も、退職代行におまかせすれば安心です。

4. 退職理由を考える必要がない

職場が気まずい、上司が怖いなどの理由は伝えにくいもの。理由を問い詰められて上手く応えられず、「もう少し考えてごらん」と言われてしまった方もいるのではないでしょうか?

退職代行を利用する場合、退職の理由は必要なしやめたいとエージェントに伝えるだけで手続きが進むので、ストレスが大幅に減らせます。

5. 有給が使える可能性がある

退職代行を使うと、有給を使いたいという希望も伝えてくれます自分から期限を決めて退職する場合、有給の希望を伝えられない方も多いはず。その点、代わりに伝達してもらえるのはうれしいですよね。

ただし、有給に関しては確実にとれるわけではありません。なぜなら、民間の退職代行サービスには交渉権がないからです。そのため、有給消化の交渉が行えません。

しかし、弁護士や労働組合が運営している退職代行であれば、交渉権があるので有休消化だけでなく残業代の未払金など様々な件について交渉できます。

有給をしっかり消化して仕事を辞めたい人は、弁護士または労働組合が運営している退職代行サービスを選びましょう。

6.ストレスなく会社を辞められる

ストレスなく会社を辞められるのも、大きなメリットです。退職を伝えてから、退職日まで本来であれば最低1ヶ月はかかります。

最終出勤日まで、嫌味を言われ続けるのは苦痛です。何も言われなくても、周りの人の雰囲気が変わったと感じることも。

また、直属の上司に退職を伝えるのも大きなストレスです。怒鳴られたらどうしよう、強い引きとめにあったらなんて答えたら良いのだろうと、悪い方向に想像してしまいます。

退職代行を使えば、担当者が上司に伝えてくれるので、退職をする上で1番嫌な作業をしなくてすみます。

7. トラブル対応を任せられる

退職代行次第ではあるが、会社を辞めたあとのトラブル対応を任せられます

たとえば、退職に関して、会社がなかなか認めてくれない場合があるでしょう。弁護士や労働組合が運営するサービスなら、会社との交渉を代わりにおこなってくれます。

そのため、できるだけ安全に辞められる可能性があります。

退職代行のデメリットはエージェント次第で払拭できる!選び方の5つのポイント

退職代行に関するデメリットは、エージェントの選び方次第で回避できます。依頼するときは、最低限以下の3つを確認しましょう。

  1. 運営主体はどこか
  2. サポート全込の料金を出しているか
  3. 実績はあるか
  4. 対応は速いか
  5. 口コミの評価はよいか

なお、評価の良いサービスを比較して選びたいという方に向けて「【2021年版】退職代行おすすめランキング15選!30社リサーチした結果と見るべきポイントも解説」では、退職代行サービスのおすすめランキングや、選び方を解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

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1. 運営主体はどこか

運営主体を確認しましょう。弁護士か労働組合運営の会社を選んでおけば安心です。退職代行を使う上でのトラブルに合うリスクを下げられます。

退職代行を使うなら「非弁行為」を理解しなければいけません。

非弁行為とは、弁護士以外の人が法律事務をおこなって報酬を得ること。たとえば、以下のような行為が挙げられます。

  • 法律上のアドバイス
  • 退職金の交渉
  • 未払金の請求

一般の退職代行サービスがこのような行為を行うと、違法です。最近は会社側も非弁行為について理解を深めているので、法に触れる行為をした途端に退職を拒まれる可能性もあります。

退職代行サービスが非弁行為をしっかり理解して、法律の範囲内で業務を行っているか必ず確認しましょう。罰せられるのは退職代行ですが、それを理由に会社をやめられなかったら困りますよね。

なお、請求や交渉に当たる行為ができるのは、弁護士と労働組合が運営する退職代行サービスだけです。悩んだ場合はどちらかを選べば安心です。

2. サポート全込の料金を出しているか

料金はいくらか、何に追加料金がかかるのかしっかり確認しましょう。

退職代行の料金の相場は3万〜5万円くらいです。エージェントにより2万円台のところもあります。相場に対して安すぎる場合は、追加料金がかからないか必ず確認しましょう。
退職代行を初めて使う方は特に、サポート全込で追加オプションがないエージェントを選ぶのがおすすめです。

初期費用は安くても、最終的に料金が高くなってしまっては元も子もありませんよね。また、返金保証がある会社を選ぶのも、リスク回避になります。

3. 実績はあるか

退職代行サービスの実績も確認しておきましょう。過去に多くの事例を経験していたエージェントならば、安心してお任せできます。創業年数や事例件数をしっかり確認しておきましょう。

また、申し込み前にSNSなどで口コミを確認するのもおすすめ。うまく退職できたという声が多いエージェントなら安心しておまかせできますよね。

なお、実績のある退職代行を探しているのなら、退職代行SARABAがおすすめ大手メディアからの取材実績が豊富で、もちろん多くの事例があります。安心しておまかせしたい方は、無料相談も用意しているのでぜひご利用ください。

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4.対応は速いか

連絡の速さは必ず確認すべきポイントです。今日やめたくて申し込んだのに、返事がずっと帰ってこなければ、会社に行き続けないとなりません。

辞めようと決意した状態で仕事に向かうのは本当に苦しいです。

多くの退職代行サービスでは、申し込みの前に無料相談やお問い合わせを用意しています。

LINEですぐに対応してもらえるところもあるので、しっかり連絡をとってみて、レスポンスを確認してから申し込むのがおすすめです

5.口コミの評価はよいか

申し込み前にSNSなどで口コミを確認するのもおすすめです。粗悪なエージェントの場合、悪い声も上がっているかもしれません。

逆に、うまく退職できたという声が多いエージェントなら安心してお任せできます。サービスが増えてきているからこそ、利用者の声が集まっているところを選ぶのが良いでしょう。

【絶対にNG】退職代行のデメリットを懸念してもバックレは避けよう

バックれは絶対に避けましょうあなたにとっても、会社にとっても良いことは1つもありません。

万が一、会社の命運を左右するプロジェクトを任されている状態でバックレた場合、損害賠償を請求される可能性もあります。

さらに、身元保証人に連絡が入り心配をかけてしまうことも考えられます。

また、バックレだと退職手続きを行えません。そのため、自己都合退職で辞められないこともあります。

会社は、2週間以上に渡って無断欠勤をした従業員を懲戒解雇にできます。懲戒解雇は、最も重い処分方法なので、絶対に避けなければいけません。

転職も難しくなる可能性があるので、絶対にバックレるのは止めましょう。今すぐ辞めたいのであれば、退職代行を使って会社とトラブルなく退職するのがおすすめです。

すぐに会社を辞めたい人におすすめなのが退職代行SARABA

追い込まれすぎていて自分で退職代行を選ぶ元気がない人もいますよね。そんなあなたに自信を持っておすすめできるのが、退職代行SARABAです。

料金24,000円は業界最安レベル。これ以上追加料金はかからず、退職できない場合は100%返金保証をつけています。クレジット払いに対応しています。

また、24時間対応で連絡を頂いたその日に退職可能です。

さらに、運営元は労働組合なので、会社への交渉も問題なくできます。料金をおさえつつ、サービスの質と速さを求めたい方には退職代行SARABAがぴったりです。

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退職代行のデメリットを知り信頼できるサービスを選ぼう

退職代行を使って後悔をしないためにも、デメリットを理解した上で利用しましょう。

失敗しない退職代行業者選ぶためには、弁護士または労働組合が運営している業者を選んだり、料金が明確だったりするかどうかを確認しましょう

正しい退職代行業者を選べば、トラブルなく今の会社を辞められますまずは、LINEや電話などで無料相談をしてみてくださいね。

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