仕事に行きたくないから休むはOK!欠勤時の注意点や4つの対処法を解説

「仕事に行きたくない…どうしても休みを取りたい」
「休みを取りたい気分だけど、どうやって出社するモチベーションを高めればいいのだろう?」
「休みを取りたいけどどんな理由を使おう」

どうしても仕事に行きたくないと、朝体が動かないことがありますよね。

そんな日は、無理に出社せず心と体を休めた方が良いです。

特に休みたいと思う状態が続いているのに出社を続けていると、精神的にダメージを受け続けてしまいます。ひどいときには体に不調が出てくることがありますので、注意が必要です。

実は筆者も、毎朝ゆううつな気分で出社を続けた結果、メンタルの限界を迎えてしまい、2ヶ月の休職に追い込まれました。

無理をして我慢するくらいなら、一日休みをとってリフレッシュするのがおすすめです。

しかし、自分は休みをとっていいのか、実際休むならどうしたらいいかと悩むことがあるでしょう。また、どうしても休めない日はどうやって気持ちを奮い立たせるかという疑問もあるはずです。

この記事では、仕事に行きたくない方が気になる疑問をまとめました。

  • 休みを検討すべき理由
  • 休むときの注意点
  • 今の状態を抜け出す方法
  • 休んでも解決しないときの対処法

今出社したくなくて困っている方はぜひご覧ください。

目次

仕事に行きたくないときは休んでも良い

大前提として、仕事に行きたくないときに休むのは自分を守る一つの手段罪悪感をもつ必要はありません。

突発的に仕事に行きたくないだけなら、頑張って出社することで気持ちが変わるかもしれません。しかし、何日も生きたくない気分が続いている場合は、無理せず休むのが良いででしょう。

精神的につらく出社に支障があるまま仕事を続けていると、うつや適応障害になることも。実際に精神上の理由で1ヶ月以上休職もしくは退職した方は9.2%いると言う結果も出ており、決して他人事ではありません。(参考:厚生労働省 令和2年 労働安全衛生調査(実態調査)

会社に迷惑をかけると思う方もいるかもしれませんが、無理をして働けなくなっては本末転倒です。また、プライベートまで楽しめなくなると、どんどん苦しくなってしまいます。

どうしても仕事にいきたくないのなら、思い切ってリフレッシュするのがおすすめです。

仕事に行きたくないときに休みを検討する4つの理由

会社に行きたくない理由が以下に当てはまるのなら、休みを検討した方が良いです。

  1. 疲れが溜まっている
  2. 仕事で失敗が続いている
  3. 仕事の目的を見失っている
  4. 人間関係がつらい

なかには、理由もわからず困っている方もいるかもしれません。「「仕事に行きたくないのに理由がわからない」を解決する8つのヒント!6つの対処法も解説」の記事では、あり得る理由を整理しているので、まずは自分と向き合ってみるのが良いでしょう。

1. 疲れが溜まっている

残業や休日出勤が続いて疲れが溜まっているのなら、思い切って休息をとった方が仕事の効率が上がります。

疲れているのに無理して仕事をすすめても、なかなか集中できないですよね。いつもよりミスが増えたり、単純業務に時間がかかってしまったりする原因になります。

一日休んで元気になってから出社したほうが、効率的に仕事をこなせます。結果的に、休んだ方が周りに迷惑がかからないこともあるので、無理しないことが一番です。

2. 仕事で失敗が続いている

仕事でミスが続くと「また失敗してしまうのではないか」と不安になり、仕事に対して臆病になってしまいますよね。自信のなさから、いつもは当たり前にこなしている業務をミスしてしまうことも十分あり得ます。

失敗を引きずってゆううつになったり、夢にまで出てくるようになったりする場合は、休むべきサインです。元のパフォーマンスを取り戻すために、仕事のことは一旦忘れて思いっきりリフレッシュしてみましょう。

3. 仕事の目的を見失っている

忙しくなってきたり、ルーティンの仕事ばかりになってきたりすると、仕事の目的がわからなくなりますよね。仕事にやりがいを感じられなくなると、出社する気力が失せてしまいます。

目的がわからずどうしてもやる気が出ないときは、今の仕事を見直す良い機会です。この仕事を続けるべきか、やりがいを感じられる方法があるかをゆっくり考える時間をとるのが良いでしょう。

4. 人間関係がつらい

人間関係が辛いとかなりストレスが溜まり、精神的に疲弊していきます。嫌な上司がいたり悪口が飛び交っていたりする環境に身を置き続けるのは、絶対にやめた方がいいです。

最初は関わらなければ大丈夫かもしれませんが、そのうち巻き込まれます。最悪の場合、わからないことを質問しただけで「こんなこともわからないでよく仕事ができるものだ」と、悪口を言われる羽目に。

自分で改善できる部分がないからこそ、たまに休みをとって気持ちに余裕を作ることが重要です。

仕事に行きたくなくて休むときの5つの注意点

仕事に行きたくないときは我慢せずに休んだ方が良いですが、以下の5つに注意してください。

  1. 無断欠勤しない
  2. 会社に休む理由を伝える
  3. 引き継ぎをする
  4. 外出は控える
  5. SNSに投稿しない

適切な対応をしないと、次に出社するときに居心地が悪くなることがあります。最低限のマナーを守ってゆっくり休息を取りましょう。

1. 無断欠勤しない

無断欠勤は絶対にしないようにしてください。仕事を休む権利はありますが、無断欠勤は周りに多大な迷惑をかけてしまいます。

連絡なしに仕事を休むと、職場の人たちが心配します。いつ出社するかもわからないので、仕事を代わりに進めるべきか残すべきかの判断もできません。

家族に連絡がいくケースもあり、多くの人を巻き込んでしまうので、必ず連絡は入れましょう。

2. 会社に休む理由を伝える

会社を休むときには、理由を伝えるのが一般的です。

休む理由を聞かれる大きな理由は、復帰までにどれくらいかかるか知りたいから。怪我で病院に行くなら翌日には出社できるでしょうし、発熱であれば長引く可能性も考えなければいけません。急ぎの仕事を他の人に割り振り直すか判断するために、理由を確認しています。

特に、当日欠勤する場合は理由を用意しておきましょう。

3. 引き継ぎをする

休みを取る日に客先とのアポイントがある、他部署との会議があるなど、急ぎの仕事がある場合は引き継ぎます電話で伝えきれない場合は、メールを活用しても大丈夫です。

自分で代打が立てられない場合、急ぎの仕事は一覧にして上司に伝えれば問題ありません。割り振り先を考えてもらえるでしょう。

そのほか、一緒にプロジェクトを行っている仲間がいる場合は、上司だけでなく同僚にも伝えると親切です。

4. 外出は控える

仕事を休んだ日は特に職場付近への外出は控えましょう元気に遊んでいる姿が見られてしまうと、ズル休みを疑われてしまいます。今後職場に居づらくなるので、注意が必要です。

目立つ行動は避け、ゆったりと過ごすことをおすすめします。外出する場合は、社内の人間や取引先に会うことがないように注意しましょう。

5. SNSに投稿しない

無事に仕事を休めた場合、SNSの更新は控えるようにしましょう。会社の上司や同僚が見ているかもしれません。万が一更新したSNSを見られてしまったら「あれ、この人元気そうだな」「もしや仮病を使っているのでは?」と思われてしまいます。

思わぬ人が見ている可能性があるのが、SNSの怖いところ。「誰も見てないから」と、油断してSNSを更新することはやめるようにしましょう。

あなたが「体調不良」として休んでいる以上、周りの人がそう判断できるように行動してください。

仕事に行きたくないときに使える休む理由5選

仕事を休むときは理由を伝えるのが一般的。しかし、本当の理由を伝える必要はありません

ここでは、仕事を休みたいときに使える理由を5つ紹介します。

  1. 発熱
  2. 嘔吐
  3. 腹痛
  4. 頭痛
  5. 家族の体調不良

使いやすそうなものを選んでみてください。

発熱

発熱は説明しやすい理由の一つです。「現在38度熱があり、お休みをいただけないでしょうか?」と言われれば、休むなと言う人はいないでしょう。具体的に体温を伝えることで、納得してもらいやすくなります。

自分から具体的な体温を伝えなくても、会社から聞かれることもあります。受診を促されることがあるため、注意が必要です。

一日休みが欲しい場合には使いやすい理由ですが、病院を受診して結果を報告することになる場合があることを念頭に置いておきましょう。

嘔吐

嘔吐を理由にしても、休みを取りやすいです。嘔吐している状態で出勤するのは難しく、働ける状態ではないと判断して休むようにすすめてもらえるでしょう。

「胃の調子が悪く嘔吐してしまったため、お休みをいただけないでしょうか?」と伝えれば大丈夫。一日休みが欲しい場合に有効な理由です。

腹痛

腹痛も休みを取りやすい理由の一つ。ひどい場合は動くのもはばかられるからです。腹痛は一日中続かないケースも多いため、回復したら出勤する提案をしても良いでしょう。

「朝から腹痛がひどいため、様子を見て落ち着いたら出勤してもよろしいでしょうか?」と伝えれば、止める人はいないはずです。治り次第出勤してもよし、回復しなければ一日休みをもらえないか改めて連絡をとるようにしましょう。

嘘の理由で使う場合には、半休を取りたいときにおすすめです。

頭痛

頭痛を理由に休む人も多いです。ただし、頭痛の感じ方には個人差があり、薬で治まることもあります。人によってはなかなか受け入れてもらえないことがあるので、伝え方に注意が必要です。

頭痛を理由にする場合は、「薬を飲んだが治らないので病院に行きたい」や「原因がわからないので病院を受診したい」と症状がひどいことや、病院に行って直す姿勢があることを示すと良いでしょう。

家族の体調不良

親やパートナーの体調不良を理由にするのも良いです。自力で病院に行けないような状態であれば付き添いが必要だからです。

大人が付き添いを必要とするのは重症であるケースが多いので、後日心配されて同僚や上司から体調を質問される可能性も高いです。出社したとき、ちぐはぐな話をすると嘘がバレる原因になります。後で聞かれても良いような理由を考えておきましょう。

仕事に行きたくない状態から抜け出す4つの方法

状況によっては仕事に行きたくなくても、出社しなければいけない場合がありますよね。

どうしても出勤せざるを得ないときは、この状態から抜け出す方法を検討してみましょう。

  1. 仕事に行けたご褒美を用意する
  2. 仕事の後に没頭できるものを見つける
  3. 規則正しい生活を心がける
  4. 原因を明らかにする

それぞれ具体的に解説します。

1. 仕事に行けたご褒美を用意する

どうしても外せない会議があるなど、頑張って出社しないといけない日もありますよね。

そんなときは、仕事に行けたご褒美を用意するのもいいでしょう。帰り道にスイーツを買ってみたり、漫画を大人買いしてみたりするのも良いですね。

辛くても仕事に行った自分を肯定してあげて、甘やかしてあげましょう。

2.仕事の後に没頭できるものを見つける

仕事の後に没頭できる趣味があると、ストレスを発散できるのでおすすめです。

運動が好きなら、地域のクラブチームに参加したりジムに通ったりすると良いです。ヨガやピラティスに通うのもありですよね。体を動かすとリフレッシュになるので、定期的に通うようにすると良いでしょう。運動が苦手な方は、思いっきりゲームをしたり絵を描いたりするのも良いですよね。

集中して楽しめる何かを見つけることで、ストレス解消とリフレッシュができます。仕事の後にやるようにすると、それが日々の楽しみになりモチベーションにつながります。

3. 規則正しい生活を心がける

生活習慣を整えることで、気持ちが改善することがあります。夜更かしをして生活リズムが崩れると、自律神経の切り替えがうまくできません。結果として、体調やメンタルが崩れる原因となるのです。

睡眠不足が続くと、コルチゾールというホルモンがより分泌されにくくなります。コルチゾールはストレスを軽減する効果が見込めるため、不足するとよりストレスを感じやすくなってしまいます。

早寝早起きをしたり、休日は軽く体を動かすのがおすすめです。太陽の光を浴びるとセロトニンが分泌され、睡眠の質が上がります。また、イライラ感やストレスへの改善効果も見込めるので、ぜひ試してみてください。

3. 原因を明らかにする

もやもやと仕事に行きたくない日が続くなら、原因を明らかにしましょう。仕事が嫌だと感じる理由を紙に書き出してみるのがおすすめです。

漠然とした不安がある場合、原因がわからないからこそネガティブな気持ちが増幅することもあります。書き出して整理することでスッキリすることもあるでしょう。

仕事に行きたくなくて休んでも解決しないときの対処法6選

仕事に行きたくなくて1日〜数日会社を休んでもスッキリしないときは、別の方法を考えて行動するようにしましょう。

具体的には次の6つです。

  1. 上司に相談する
  2. 家族や友人に相談する
  3. 部署異動を申請する
  4. 休職をする
  5. 転職を検討する
  6. 退職をする

ひとつひとつ確認していきます。

1.上司に相談する

まずは、信頼できる上司に相談しましょう。自分が何に悩んでいる状態なのか、それが仕事にどう影響しどう対処すれば良いのか、ひとつひとつ確認して整理しながら話をすると良いです。

話を聞いてもらうことで気持ちに整理がつき、今後どうすれば良いかが見えてくることがあります。また、上司からのアドバイスがもらえれば、実行してみるのも良いでしょう。

職場の上司など会社の人たちに自分がどんな状況なのかを知ってもらうことで、環境が変わることもあります。まずは、信頼できる上司に相談して、今後どうするか一緒に考えてもらいましょう。

2.家族や友人に相談する

信頼できる上司がいない場合は、家族や友人に相談するのが良いでしょう。

仕事のことはわからないかもしれませんが、話を聞いてもらうことはできます。仕事に行きたくなくなってしまったことなどを真剣に話せば、何か解決策がわかるかもしれません。話を聞いてもらうだけでも、ストレス解消になったり気持ちの整理ができたりもします。

誰にも相談せず我慢して仕事を続けるのは、精神的に良くないです。本当に会社に行けなくなってしまう前に、家族や友人に相談して自分の気持ちを整理してみましょう。

3. 部署異動を申請する

ネガティブになる理由が職場環境にあるのなら、部署異動を申請してみましょう。

自分の部署だけ人間関係に問題がある場合は、離れることで気持ちが前向きになれます。今の仕事が自分に向いていないと思う場合は、内容を変えることで楽しくなるかもしれません。もし適性のある部署に異動できれば、やりがいを感じやすくなりますよね。

希望が通るとは限りませんが、まずは上司に相談してみるのがおすすめ。興味がある分野の社内公募に応募してみるのも良い方法です。

4.休職をする

どうしても仕事に行きたくないときは、休職することも検討してみましょう。

仕事を休職するためには、医師の診断書が必要です。仕事に行きたくない日が何日も何週間も続くのは、仕事に何らかの原因があるはず。一度、専門家に相談して診断してもらった方が良いです。

休職すれば一定期間仕事から離れられるので、気持ちが前向きになる場合があります。今後仕事を続けていくかどうかを、休職期間中に考えることもおすすめです。

5. 転職を検討する

自力で環境を変えるのが難しそうな場合は、転職を検討しましょう。

社内全体が慢性的な残業をしている場合や、部署を超えても仲が悪い場合、一人の力で改善するのは難しいものです。周りが変わるのを待つよりも、自分の職場を変えてしまった方が早いです。

今よりも環境が良い職場はたくさんありますので、自分のスキルが活かせる働きやすい職場に転職するのが良いでしょう。

転職活動をする場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。自分に合った条件の会社を紹介してくれて、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策もしてくれます。転職エージェントを利用して、効率よく転職活動をしていきましょう。

6.退職をする

本当に仕事に行きたくなくてどうしようもない場合は、退職するのが良いでしょう。

転職するにはどうしても1、2ヶ月はかかります。この期間仕事に行くのが無理な人は、とりあえず退職してしまうのも一つの手段です。

とはいえ、明日から出社しなくて良いわけではありません。退職するには遅くても2週間前までには申し出る必要があります。それでも1、2ヶ月間仕事に行くよりは良いですよね。

精神的に追い込まれて無理なときは、退職することを検討してみてください。

仕事に行きたくなくて毎日ゆううつなら退職代行を利用しよう

本当に仕事に行きたくなくてどうしようもないときは、会社に退職する旨を伝えることすらゆううつになりますよね。また、上司のパワハラが酷かったり、社内の雰囲気が悪かったりする場合は、自分で退職を言い出すのは難しいかもしれません。引き止めに合って辞めさせてもらえないこともあります。

仕事をうまく辞められないならば、退職代行サービスを利用するのがおすすめです。退職代行を使えば、会社に直接辞めたいと伝えずにサクッと仕事を辞められます。即日退職もできるので二度と会社に行きたくない方には魅力的なサービスです。

退職代行といっても業者はたくさんあります。どの業者にしたら良いかわからない方もいるでしょう。具体的にどんな退職代行を選べば良いかわからない方は、下記の退職代行おすすめランキングを参考にしてみてください。

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