「仕事を辞めたいけど、その後の生活は大丈夫かな？」
「案外なんとかなるって聞くけど本当？」
「困らないように何をすればよい？」
退職を考えていても、その後のことで心配を抱えていませんか？
「仕事を辞めてもなんとかなる！」と頭ではわかっていても、万全に対策しなければ不安ですよね。勢いだけで辞めて転職や生活費で苦労するのは避けたいところ。
そこでこの記事では、仕事を辞めてもなんとかやっていけるかと検討中の人に向けて、次の内容を解説していきます。
- 仕事を辞めてもなんとかなる根拠
- 仕事を辞めるメリット・デメリット
- 仕事を辞められない人の特徴
- 肯定派・否定派の意見
- 退職後の選択肢
- 辞める前にできる対策
仕事を辞めても、生きていくことには案外困りません。現在は、雇用形態に縛られない多様な働き方が広まっています。さらに、支援制度を活用すれば、金銭的な心配を減らせますよ。
今後のことを心配してなかなか退職できずにいる人は、ぜひ参考にしてみてください！
【結論】仕事を辞めてもなんとかなる
結論をいうと、仕事を辞めたとしてもなんとかなります。
今仕事してなくても幸せって胸張って言えるから、仕事辞めるなら死んだほうがマシとか思ってたけど、辞めてもなんとかなるし、自分が死ぬ必要ないし、自分に合った会社をゆっくり探してくのが1番素敵な人生だと思うから私は今日からまた転職活動をがんばるよ。
— りん (@ksrgskdsy) September 23, 2020
また月曜日。。。憂鬱な1週間の始まりだ。。嫌だなー。と思うなら、思いきって仕事辞めてみちゃえ！！仕事辞めて移住してごろっと環境を変えてみたら案外すんなり事は進んでいくさ。起きれなくて今まで寝てても誰にも怒られないんだぞ。なんとかなる、嫌だ嫌だなと毎日過ごすより断然いいと思う。
— えみこやん｜海の見えるカフェ屋さん (@emikoyan910) February 14, 2022
上記は実際に仕事を辞めてもなんとかなっている人のツイートです。上記のツイートから、嫌な仕事を続けるよりも思い切って退職したほうが、幸せな日々を送れることが想像できます。
無理に今の仕事を続けて体調を崩すくらいなら、退職をしましょう。重症になると、精神的な病を発症する恐れがあります。
退職してもなんとかなる理由については、以下で解説していきます。
仕事を辞めてもなんとかなる5つの理由
仕事を辞めてもなんとかなる根拠は次の5つです。
- 失業手当をもらえる
- 職業訓練を受けられる
- 正社員が全てではない
- 給付金制度もある
- 最悪の場合生活保護がある
どうしても辛い職場なら辞めることを優先しましょう。今後のことは退職してから考えても遅くはありません。
1. 失業手当をもらえる
失業手当とは、在職中に加入していた雇用保険による給付金です。給料から天引きされる形で、直近2年間のうちに雇用保険を12か月以上納めていると、手当が給付されます。
在職中に受け取っていた賃金の50〜80％程度、原則として1年間、手当が支払われる仕組み。この失業手当があれば、当面の間の生活費には困りません。
また、雇用保険を支払ってれば、正社員ではなかった人も手当を受け取れます。
細かな受給要件は、地域のハローワーク（公共職業安定所）で確認してみましょう。
また仕事を辞めた後の金銭面で不安がある人は「仕事を辞めたあとのお金が不安！4つの対処法や受け取れる10つの手当を解説」をご覧ください。仕事を辞めた後に受けられる10個の手当てについて解説しています。
2. 職業訓練を受けられる
職業訓練は、就職で役立つスキルを無料で学べる学校のようなシステム。次の仕事に就けるか心配でも、転職に向けて準備できます。
働く意志を持つ人なら、失業手当の有無に限らず誰でも訓練を受けられます。無料で学べることもメリットですが、訓練期間中には金銭的なサポートがあることも大きな魅力です。
雇用保険による手当か、月額10万円の「職業訓練受講給付金」が、訓練期間中の生活を支えてくれます。
資格やスキルがないと、転職が上手くいくか不安になることもありますよね。しかしスキル0で仕事を辞めても、職業訓練でスキルアップすればIT分野やWeb業界に転職するチャンスをつかめます。
3. 正社員が全てではない
正社員しか働き方を知らない人は、退職をするのが怖いと感じるでしょう。しかし、他にも勤務形態は存在します。
- フリーランス
- 派遣
- フリーター
上記のように色々な働き方があり、正社員にこだわる必要はありません。
リフレッシュがてら、単発バイトをしながら好きなことをするという手もあるでしょう。
4. 給付金制度もある
仕事を辞めてもなんとかなる根拠は、お金がないという人のために給付金制度が設けられていることです。
- 傷病手当金
- 在宅確保給付金
- 求職活動支援金
- 就職促進給付金
それぞれの給付金によってもらえる条件や貸与額が異なるので、公式サイトで確認してから利用するようにしましょう。
5. 最悪の場合生活保護がある
万が一失業手当の受給条件を満たせなかったり、職業訓練後の転職が上手くいかなかったりしても、生活保護があります。
生活保護というとネガティブなイメージを持つ人もいるでしょう。しかし憲法で定められた権利であり、受給は悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
生活保護に頼らないことが1番ですが、仕事を辞めて困ってもセーフティネットがあると知っておけば、心配の気持ちは軽くなるはずです。今後のことが不安で退職を決め切れない人は、最後には生活保護でなんとかなることを頭の隅に入れておいてくださいね。
【もう疲れた】仕事を辞める3つのメリット
疲れたと思っても、なかなか辞められない人が多いのではないでしょうか。
仕事を辞めることでメリットはたくさんあります。疲れて仕事が嫌になっているなら、なおさら退職を検討すると良いでしょう。ここでは、仕事を辞めるメリットを3つ紹介します。
- 仕事のストレスを感じない
- 好きなことに没頭できる
- やりたい仕事に挑戦できる
順番に確認していきましょう。
1.仕事のストレスを感じない
仕事にストレスを感じている人は、原因から離れることで開放されます。
ストレスを感じながら生活していると、どんどん疲弊していきます。精神的に追い込まれてしまう恐れも。
会社を辞めれば仕事のストレスを感じなくてすみます。身体の健康も大切ですが、心の健康を保つのも大切であることを忘れないでください。
2.好きなことに没頭できる
仕事で忙しい人だと残業が多く、なかなかプライベートの時間をつくれないですよね。
思い切って仕事を辞めれば、今までできなかった好きなことに没頭できます。スポーツをしたり旅行へ行ったり、好きなだけ時間を使えるのが魅力です。
日々のストレスから解放され、思いっきりリフレッシュしてみるのも良いでしょう。
3.やりたい仕事に挑戦できる
今の仕事に不満を感じて退職を検討しているなら、早めに行動するのがおすすめです。
やりたい仕事があれば、思い切って挑戦してみましょう。小さく始めて副業から挑戦するのもひとつですが、時間をつくるのが大変です。
しっかり時間をかけてきちんと学んで挑戦したいなら、転職するのが早いです。会社員なら、研修制度があるところがあります。フリーランスなら、講座を受講したり本を読んだりしてゆっくり学べます。
挑戦したいと思ったときが、そのときですよ。
【考えて】仕事を辞める2つのデメリット
今の仕事を辞める前に、デメリットについて必ず考えておきましょう。
挑戦したいときに辞めたり、疲れたときに辞めたりするのがそのときという考え方もあります。しかし、仕事を辞めるのはメリットだけではありません。ここでは、仕事を辞めるデメリットを2つ紹介します。
- 社会的信用がなくなる
- 大企業への転職は難しい
ひとつひとつみていきましょう。
1.社会的信用がなくなる
会社員は社会的信用があります。世の中の会社に対する信頼度が高いからです。「信頼されている会社に勤めている人は信用できるよね」という考え方で、成り立っています。
しかし、フリーランスは個人で仕事をしているため、会社の後ろ楯がありません。信用できる人であると証明してくれるものがないため、はじめのうちは社会的信用がなくなってしまいます。
フリーランスはローンが組みにくい、という話を聞いたことがあるでしょう。
会社員なら、毎月安定した収入が得られます。しかし、フリーランスは個人の業績によるものが大きく、収入が変動しやすいです。金融機関が返済能力を見極めづらいのが、ローンが組みにくい理由です。
もちろん、ローンが組めなくなるわけではないので、安心してください。ただ、会社を辞めてしまうと、一時的に社会的信用を失うのは確かです。
よく考えて行動するのが大切ですよ。
2.大企業への転職は難しい
一度辞めてしまうと、大企業へ転職するのは難しいです。理由は以下の3つです。
- 全国から多数の応募が来るため倍率が高い
- 中途採用での応募基準が高い
- 学歴がないと書類選考を通過しない
大企業への転職ができないわけではありませんが、非常に難しいことがわかりますよね。しかし、転職者は経験を積んでいることが強みです。判断材料は学歴だけではありません。
募集しているスキルに見合っているかそれ以上の実力があることをうまくアピールできれば、転職のチャンスがありますよ。
仕事をなかなか辞められない人の3つの特徴
会社をなかなか退職できない人には、特徴があります。このままだと、辞めたいと言っているだけの人になってしまいますよね。
考え方を変えて、しっかり行動していきましょう。ここでは、仕事をなかなか辞められない人の特徴を3つ紹介します。
- 明確な理由がない
- 新しい仕事に就くのがこわい
- 周りの意見を気にしすぎる
今度こそ仕事を辞めたいと考えている人は、自分にあてはまるところがないかチェックしてみてください。
1.明確な理由がない
仕事が辛いから辞めたいと思っていても、絶対に辞めたい明確な理由がないと踏み切れません。
「今まで続けてこれたからもう少し続けられるだろう」と考えていては、この先仕事を辞めることはないでしょう。今が辛いなら新しくやりたい仕事を探したり、挑戦できることを見つけたりして少しづつ準備が必要です。
仕事を辞めてこの先どうしたら良いだろうと迷っている人は、最低でも以下の5つは書き出してください。
- なぜ辞めたいと思うのか
- 何が辛いと感じるのか
- やりたい仕事は何か
- これからどうしていきたいのか
- 将来どうなりたいのか
自分を見つめ直すことが、新しい未来を切り開く近道です。
2.新しい仕事に就くのがこわい
新しいことに挑戦したいけどこわいと感じる人がいますよね。それは、当然のことです。
自分が知らない世界に飛び込んでいくのは、誰だって不安でこわいものです。それでも、将来の自分のためや人生をあきらめたくないことから、挑戦する気になれます。
新しい仕事に就くのは誰だってこわいです。あなただけではありません。
今の状態がこの先ずっと続くのと、新しい未来を切り開いていくのとでは、どちらが人生を豊かにするか考えてみてください。
おのずと答えが出るはずです。
3.周りの意見を気にしすぎる
「自分が辞めたら会社に迷惑をかけてしまう」「みんなから逃げたと思われる」「退職日まで円満に仕事ができなくなるのでは？」と、周りのことを気にしすぎると不安で辞めることを決断できません。
大切なのは、自分がどう働きたいかです。今の会社が合わないと感じているなら、新しい仕事を始めたほうが自分のためになります。
周りの人はあなたの人生の責任は取れません。決断する勇気を持ちましょう。
そもそも、あなたが思っている以上に、周りは気にしていませんよ。
【不安にならないで】仕事を辞めてもなんとかなる思考に肯定派の意見
「仕事を辞めてもなんとかなるよ」と、退職を優先することに肯定的な意見を紹介します。
今の仕事に無理にこだわると、人生のチャンスを潰してしまうという考え方です。
一度きりの人生を、居心地の悪い会社に捧げて終わるのはもったいないですよね。転職するにも独立するにも、若い世代のうちに動いて損はありません。
むしろ仕事を辞めて、自分を追い込んでからのほうがガムシャラに行動できる人もいるでしょう。
失業手当などで当面の生活はなんとかなるので、やりたいことへの挑戦をぜひ検討してみてください。
【慎重になって】仕事を辞めてもなんとかなる思考に否定派の意見
「なんとかなる」思考に警告する、否定的な意見もあります。
否定派の意見で多いのは、次のような根拠です。
- スキルがない人は結局どこに行っても同じ
- 勢いだけで夢を追っても上手くはいかない
- 「辞めること」がゴールに置き換わるのは危険
会社を辞めることを否定するというのではなく、後先を考えない勢い重視での退職に注意を促しています。たしかに、今後の見通しが立たないまま退職に踏み切ると、万が一生活が成り立たない危険もあります。
「なんとかなる」の思考が100％悪い訳ではありませんが、その場の感情に任せず、できれば計画を立てたうえでの退職が望ましいですね。
仕事を辞めてもなんとかするための選択肢5選
仕事を辞めてもなんとかなるとはいえ、事前に計画を立てておくことが重要。失業手当や貯金がある期間中に、これからの生き方を安定させるためです。
仕事を辞めてからの主な選択肢は次の5つが挙げられます。
- 転職する
- フリーターになる
- 派遣で働く
- フリーランスになる
- ワーホリに行く
自分が目指すべき姿を見つけ、どのような行動が必要なのか逆算してみてください。
1. 転職する
仕事を辞めてから、多くの人が転職しています。退職前に内定獲得のために動いたり、失業手当を受給しながら転職活動したりすることが一般的。
なんとか生き抜くだけなら、人手を必要としている業界はたくさんあります。まずは求人サイトで募集情報を集め、自分にあった会社がないかチェックしてみましょう。
直近の住居をなんとかするためには、寮付きの仕事がおすすめです。
ただし会社選びで妥協し、急いで転職を済ませてしまうと、短期間で再び退職に悩むことになります。転職が上手くいかなければアルバイトでなんとかする選択肢もあるので、慎重に行動することが大切です。
転職活動で自信がない人は、エージェントサービスの利用も検討してみてください。
2. フリーターになる
フリーターは、正社員以外の雇用形態で働く若者のこと。主にアルバイトで生計を立てる人たちを指す言葉です。
正社員としてやりたいことが見つからないときには、一時的にフリーターとなって生活費を稼ぐ道があります。
正社員として働く意志があれば、社員登用制度がある職場を探すことがおすすめ。最初はアルバイトとして入社し、条件を満たすことで正規雇用に切り替えてもらえる仕組みです。
全ての会社で社員登用を行っているわけではないので、求人要項で確認したり、面接時に質問したりして認識の間違いを防ぎましょう。
なお複数の収入源があると、フリーターでも確定申告をする必要があります。
3. 派遣で働く
派遣会社に雇われて、就職先とは他の企業（派遣先）へ足を運んで働く雇用形態です。
フリーターよりも責任のある仕事を任せてもらえて、その分時給も高い傾向にあることがメリット。派遣先を決定するには一般の転職のように面談などがありますが、派遣会社の担当者が付いて活動をサポートしてくれます。
雇用形態の安定を目指す場合は、紹介予定派遣の制度を活用しましょう。紹介予定派遣は、派遣先への直接雇用を前提とした、試用期間のような働き方です。最大6か月の派遣期間をスムーズに終えれば、正社員として雇ってもらえます。
派遣社員になる際に気をつけたいのは、同じ職場で3年以上働けない「3年ルール」です。3年を超えて働く場合、他の派遣先に異動することになります。途中で直接雇用に切り替えてもらえる可能性もありますが、どんなによい環境でも1つの派遣先で長く働くのは難しいと認識しておきましょう。
4. フリーランスになる
「会社で雇われる」という立場をやめ、独立する選択肢です。会社のルールにとらわれず、時間も場所も自分の好きなように決めてお金を稼げます。
会社員・アルバイトとの大きな違いは、上限なく収入を上げられること。基本給は決まっていないので、その人の頑張りや工夫次第で稼ぎを大きく伸ばせます。
一方でフリーランスになると、今までのように会社に守ってもらうことはできません。病気や怪我で働けなくても福利厚生によるカバーがなかったり、取引先とのトラブルがあっても自分で責任を取ったりします。
フリーランスとして稼ぐ方法の例は以下の通り。
- Webライター
- Webデザイナー
- 動画編集者
- 物販（せどり）
フリーランスが気になっていたら、貯金や退職金があるうちにぜひチャレンジしてみてください。
5. ワーホリに行く
ワーホリ（ワーキング・ホリデー）は、日本と協定を結んだ国に滞在し、休暇を過ごせるプログラムです。1〜2年間、外国で学んだり働いたりする権利を得られます。
仕事を辞めて貯金がなくても現地で収入を作れるので、ワーホリ期間中の生活はなんとかなります。
ワーホリ制度を使えるのは、原則として18〜30歳の若者のみ。「外国で働きながらゆっくり過ごす」という選択は一生のうちで何度もできることではありません。
仕事を辞めることをきっかけに、海外で新たな生活をしてみるのもおすすめです。
仕事を辞める前にやっておくと安心なこと7選
ここからは、仕事を辞めても後悔しないよう、今後をなんとかするための具体的な行動案を紹介していきます。
- セーフティネットを調べる
- 退職後の計画を立てる
- 就業規則を確認する
- 副業をしておく
- キャリア診断を受ける
- 資格を取得する
- 勢いだけで仕事を辞めない
記事を読んですぐにできることもあります。確認して少しずつ準備していきましょう。
1. セーフティネットを調べる
セーフティネットとは、生活が困ったときに頼れる社会保障制度のこと。「退職直後はどのような制度で支えてもらえるのか」を把握しておき、制度をフル活用しましょう。
今まで給料から天引きされていた「雇用保険」からの助けや、自治体からの支援を受けられます。
曖昧な知識では、制度を利用するための条件を満たせなかったり、知らないうちに決まりを破ってしまったりして損をするリスクがあります。
仕事を辞めてから頼れるのは、次のような制度です。
- 失業手当
- 求職者支援制度（失業手当を受給できない人）
- 労災補償制度（仕事が原因で病気や怪我を患った人）
- 生活保護制度（必要最低限の収入を下回った人）
特に制度の利用条件や、申請方法を調べておくと安心できます。
2. 退職後の計画を立てる
仕事を辞めてから時間や行動の無駄を生まないよう、計画を立てることも大切です。
- 退職したらどのような道に進むのか？
- 次の行動が上手くいくまでにお金は足りるのか？
- 家族にはどのように説明するのか？
など、退職後に起こりうる問題に対して、事前に対策方法を考えておくのです。行動の流れをあらかじめ決めておけば、仕事を辞めてからもスムーズに生活を立て直せます。
転職活動や独立のためのスキルアップなど、事前にできることは退職前から積極的に取り組んでくださいね。
3. 就業規則を確認する
仕事を辞めてもなんとかなりますが、会社の決まりを破って無理に退職するのはNGです。社内の残った人に迷惑がかかってしまいます。
円満退社できないと、重大なトラブルとして訴訟を起こされたり、退職後も確認の電話がかかってきたりとやっかいなことになる可能性もあるでしょう。
- いつまでに退職の意思表示をするのか？
- 有休を消化するにはどうすればよいのか？
- どのような流れで手続きするのか？
就業規則でこのような内容を確認し、スムーズに辞められるよう準備してくださいね。不明点を上司に聞くのに抵抗があったら、人事部などに問い合わせることをおすすめします。
根拠のない厳しい就業規則が原因で辞められないときには、退職代行の力を借りましょう。退職代行とは、仕事を辞めるまでの手続きを代行してくれて、スムーズな退職をサポートしてくれる存在です。
退職代行について詳しく知りたい人は、関連記事「【まるわかり】退職代行とは？サービス内容やメリットデメリットを完全解説」をぜひご確認ください！
4. 副業をしておく
副業収入があれば、辞めてからの生活はなんとかなるでしょう。
転職活動が長引いたり、フリーターとして収入が安定しなかったりしても、副業収入が助けになるからです。また、副業での活動を本格化すれば、フリーランスになる選択も視野に入れられます。
働いている頃から先を見据えて副業することで、金銭的にも気持ちの面でも安心感を得られます。ただし行動を起こすときは、就業規則で「副業禁止」の決まりがないかチェックしておきましょう。
5.キャリア診断を受ける
自分が何をしたいのかわからないという場合は、キャリア診断をするというのもおすすめです。
キャリア診断とはいくつかの質問に答えていって、最終的に自分に向いている職業がわかるというものです。
診断結果をもとに転職先を選ぶことで、自分に合った職に出会える可能性が高くなるでしょう。
キャリア診断といっても色々な種類があるので、ご自身に適したものを選んでみてくださいね。
6.資格を取得する
仕事を辞めてもなんとかなるようになるためには、資格を取得してみてください。資格を持っていることで知識と技術の証明となり、転職で有利にことが進む可能性があります。
- 簿記
- ITパスポート
- TOEIC
上記のように色々な資格はありますが、適当に片っ端から受けていけばよいわけではありません。
自分がやりたいと思える、またはやっていて楽しいことにつながるような資格を取得するのがおすすめです。
7.勢いだけで仕事を辞めない
今は辞めたい思いが強いかもしれませんが、勢いだけで退職するのは辞めたほうがよいでしょう。勢いだけで辞めてしまうと、後から後悔する可能性があるからです。
先述しましたがどれくらい働かないのか、仕事を辞めて何をするのかなどを考え、目的を持って冷静に退職を決断するべきです。
将来について考えた後で仕事を辞めることで有意義な時間を過ごせ、退職をしてもなんとかなるでしょう。
仕事をなかなか辞められないなら退職代行の利用がおすすめ
仕事を辞めてもなんとかなります。なかなか辞められない人は、何を不安に感じているのか書き出してみましょう。
退職後の生活を気にしているなら、心配ありません。理由は、以下の5つです。
- 失業手当をもらえる
- 職業訓練を受けられる
- 正社員が全てではない
- 給付金制度もある
- 最悪の場合生活保護がある
会社に言い出せなくて不安でなかなか辞められないなら、退職代行の利用を検討してみてください。
退職代行とは、あなたの意思を代わりに伝えてくれるサービスです。退職に関する全ての手続きを代行してくれるので、あなたは家で待っているだけでOK。即日退職の夢も叶うでしょう。
なかなか退職を切り出せない人には、魅力的なサービスですよね。迷っているなら、退職代行をご活用ください。以下ではおすすめ退職代行業社を15社比較しています。自分に合ったサービスを選択してみてください。
