朝泣くほど仕事に行きたくないのはSOSのサイン!今すぐに退職すべき5つの理由を解説

「仕事に行きたくなくて、朝泣いてしまうほど追い詰められている……」

この記事を読んでいるあなたは、それほどまでにつらい状況でも頑張ってモチベーションを上げて、会社に行こうとしているのではないでしょうか?

しかし、ここまで追い詰められているのなら、無理して仕事に行く必要はありません徐々に心が蝕まれ、限界を迎えてしまうからです。

仕事のことを考えると涙が出るのは決して甘えではありません。むしろ、真面目で周りに気を使える人ほど、追い込まれてしまうのです。できることならば、すぐに退職を検討すべきでしょう。

この記事では、限界まで頑張ってきたあなたに向けて、

  • 朝泣いてしまう原因
  • 退職を進める理由
  • すぐにできる対処法

などを解説していきます。

今苦しんでいる方は、ぜひ一度目を通してみてください。

目次

仕事に行きたくて朝泣くのは休むべきサイン

「仕事に行きたくないくらいで涙が出る自分は弱い人間なのではないか?」と悩んでいる方もいるかもしれません。しかし、朝泣くほどまでに無理して頑張ってきたあなたは、決して弱い人間ではない、と断言します。

確かに、仕事で大きなミスをしたり、つらいことがあったりしたときに、その瞬間だけ涙が流れる方はいます。しかし、朝の時点で泣いてしまうのは、頑張りすぎているサインです。

一度休んで、自分のための時間を作ってあげましょう。

そのほか、以下のような症状もでている方は要注意。

  • 会社に行くと動悸がする
  • 仕事のことを吐き気がする
  • 腹痛が続いている

どれも、あなたの身体が出しているSOSです。

あなた自身の声に耳を傾け、休息を取ることを強くおすすめします。

仕事に行きたくなくて朝泣く5つの理由

仕事に行きたくなくて朝泣いてしまうけれども、具体的な理由がわからないという方もいるのではないでしょうか?

朝泣くほど追い詰められる原因として代表的なものは、以下の3つです。

  1. 人間関係が悪い
  2. 労働条件に問題がある
  3. 自分に仕事があっていない

当てはまるものはないか、一度最近の状況を振り返りながら読み進めてみてください。

1. 人間関係が悪い

人間関係に問題がある職場では、常にストレスを抱えてしまいます。

株式会社ビズヒッツが500人を対象におこなったアンケートでは、仕事に行きたくない理由として「人間関係に悩みがある」という答えが第1位全体の約1/3の人が人間関係を上げており、2位以下に大差をつけました。

これほどまでに、人間関係の悩みは多いものです。

上司と相性が悪かったり、職場全体がギスギスとしていたりすれば、自分らしく働くことはできません。もしあなたが対象でなかったとしても、誰かの悪口が聞こえるような職場では、気分が悪くなるのは当然のことです。

2. 労働条件に問題がある

労働条件に問題がある職場も、追い詰められる原因になります。

  • 残業が慢性化している
  • 残業代が支払われない
  • 土日も持ち帰って仕事をしている
  • 人手不足で常にカツカツの職場で働いている

うまく手を抜ければいいのですが、そもそも業務量が多すぎるとうまく休息を取ることもできません。

過労死が社会的な問題になっているように、日本の職場は健康的に働けるレベルを超えた仕事を割り振られることも多くあります。

長時間労働は脳や心臓疾患の危険性が高めると言う調査結果もあるほど、体に負担をかけています。忙しすぎているならば、心身に不調が出てくるのは誰にでもあり得ることです。

3. 自分に仕事があっていない

自分にあっていない仕事を続けているのも、強い負荷がかかります。

  • 人見知りなのに飛び込み営業をしている
  • 細かい作業が苦手なのに緻密さが求められる業務についている
  • 研究がしたくて入社したのにほとんどが資料作成でやりがいを感じない

のように、性格ややりたいことと実際の業務がずれていることから、ストレスを感じるケースもあるでしょう。

苦手な仕事では、長所を生かして活躍できません。結果、ミスが増えたり怒られたりすることが増えて、自己嫌悪に陥る方もいるでしょう。

4. パワハラを受けている

上司や同僚から日常的にパワハラを受けていると、ストレスで仕事に行きたくないと感じることがほとんどです。心身ともに悪影響があるので、すぐに辞めるべきといえます。

パワハラを受けていると仕事に対するモチベーションが下がる上に、うつ病にもなりやすくなるので注意が必要です。パワハラのない環境に転職し、快適に働けるようにしましょう。

5. 同じミスばかり繰り返してしまう

会社で同じミスばかり繰り返し、ストレスを感じている人もいるでしょう。同じミスばかり繰り返して、精神的に負担となっていることがほとんどです。

仕事が難しい、もしくは厳しいルールを課す会社に勤めていると発生しやすい問題といえます。今の仕事でミスの頻度が多く、どうしても改善が難しいと考えた場合は、転職を検討しましょう。

朝泣くほど仕事に行きたくないなら退職すべき5つの理由

朝泣くほど仕事に行きたくない状態が続いているならば、可能な限り早く退職することをおすすめします。

このように伝える理由は5つ。

  1. 身体を壊したら復帰に時間がかかるから
  2. 仕事の環境はすぐには変わらないから
  3. あなたを助けられるのはあなた自身だけだから
  4. 仕事の選択肢は多くあるから
  5. 経済面をサポートする制度があるから

それぞれ解説していきます。

1. 身体を壊したら復帰に時間がかかるから

一度身体を壊してしまうと、元の状態に戻るまでには長い時間がかかります最悪、今後ずっと今のように働けなくなるかもしれません。

うつや精神疾患が重症化すると、症状が収まる「寛解」までには数年要することもあります。つらい症状がでている今休んだほうが、長期的な目線で見たときに元気に働ける期間が長くなるでしょう。

うつ病に関しては「毎日怒られているとうつ病になる!職場で怒られる6つの原因と6つの対処方法を解説」の記事で詳しく解説しています。働いていて思い当たる節がある場合は、必ずチェックしておきましょう。

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2. 仕事の環境はすぐには変わらないから

残念ながら、仕事の環境はすぐには変わりません

部署異動を希望しても、すぐに対応してくれることは稀です。また、職場環境や労働条件が変わるには抜本的な改善が必要であり、1ヶ月、2ヶ月で大幅に変わることはないでしょう。

今はまだギリギリで耐えていても、環境が変わるのを待っているうちにますます追い込まれてしまいます。いつ変わるかわからない職場に希望を持ち続けるよりも、思い切って自分が別の環境に飛び込むほうが状況が改善する可能性が高いです。

3. あなたを助けられるのはあなた自身だけだから

もしあなたが限界を迎えて働けなくなってしまっても、会社は責任を取れません

たしかに休職制度で資金面をサポートしてもらえたり、働きやすい部署に動けるように配慮してくれたりすることはありえます。しかし、趣味や友人との時間を心から楽しめなくなるような、プライベートの変化まではフォローできないのです。

仕事以外のすべての時間に置いて、あなたを助けられるのはあなた自身だけだからこそ、あなたが活路を見出し、働きやすい環境を探していく必要があります。

4. 仕事の選択肢は多くあるから

今の時代、転職をするのは珍しいことではありません。リクナビNEXTの調査では、転職経験者は52.6%と半数を超えています。

また、厚生労働省の調査を見れば、求職者よりも企業の募集が多い状態も続いています。そのため、転職先を探すのはそこまで難しいことでもないのです。

このように、仕事の選択肢が多くあるなかで、今あなたに合わない会社1つだけに居続ける必要はありません。

5. 経済面をサポートする制度があるから

長く休んだら貯金が尽きてしまうのではないかと心配している方もいるでしょう。しかし、日本には、会社をやめた人をサポートする制度が多くあるので安心です。

もし直近2年間で、1年以上雇用保険に加入していれば、失業手当が受け取れます。
個人の事情でやめたとしても、90〜150日間は給付を受けられるので安心です。さらに、もともとは退職して3ヶ月は給付金が受け取れなかったのですが、2ヶ月に短縮され、ますます利用しやすくなりました。

そのほか、スキルを付けて転職したい方には求職者支援制度も用意されています。月10万円、生活資金の給付を受けながら、ITやデザイン、営業など幅広いジャンルから訓練を受けられる制度です。

このように、仕事をやめて求職している間のサポートも手厚いので、そのまま続けるのが難しい職場にしがみつく必要はないのです。

朝泣くほど仕事に行きたくない人がとるべき4つの行動

朝泣くほど仕事に行きたくない人がとるべき行動として、以下の4つがおすすめです。

  1. 病院を受診する
  2. 休職を検討する
  3. 自分のキャリアプランについて考え直す
  4. 退職代行の利用を検討する

いずれも改善につながる行動なので、全て見てみましょう。

1. 病院を受診する

朝泣くほど仕事に行きたくないと感じている人は、精神的な問題を抱えているケースがほとんどです。早い段階で心療内科や精神科に行って相談しましょう。

病院を受診せずにいると病状が回復せず、いつまでも改善が見込めません。病院を受診することで改善することも多いので、自覚症状がある場合は通院を検討しましょう。

2. 休職を検討する

心身ともに回復するためにも、休職するのが一つの手段です。休職することで、転職など次の動きについても考えやすくなります。

また、休職して別の部署に配属してもらうのも良いでしょう。コンディションに不調が出続けているのであれば、休職していったん休むのがおすすめです。

3. 自分のキャリアプランについて考え直す

仕事に対してモチベーションが下がっているのであれば、自分が本当は何をしたいのか考えましょう。次の転職で後悔しないためにも、具体的なキャリアプランを考えるのがおすすめです。

何も考えなしに転職することを目的にしてしまうと、転職に失敗しやすくなります。どのようなキャリアで、どんな仕事をやりたいのか考え直した上で転職を検討しましょう。

4. 退職代行の利用を検討する

退職代行を使えば、嫌いな上司と顔を合わせずに辞めることが可能です。トラブルなく辞められるケースが多いため、安心して利用できます。

退職代行に対して抵抗を感じている場合は「退職代行を使うのは無責任じゃない!使用して良い理由5つを徹底解説」の記事がおすすめです。退職代行がどのような仕組みなのか解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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朝泣くほど仕事に行きたくない人に向けた応急処置3選

仕事に行きたくなくて朝泣いているけれど、いきなり退職はできないという方もいるでしょう。そのような方に向け、応急処置としてできることを3つ紹介します。

  1. とりあえず1日休む
  2. 周りの人に相談してみる
  3. 仕事終わりに楽しみを作ってモチベーションをあげる

上から順番におすすめです。ぜひできるものを取り入れてみてください。

1. とりあえず1日休む

仕事のことを考えてゆっくり休めていなかったり、何かよくわからないけれども辛かったりするならば、一日休暇を取ってみるのがおすすめです。

もしかしたら休日も仕事の連絡で気が張っているのではないでしょうか。なかったとしても、ずっと今のプロジェクトや業務について考えているのでは、ストレスからは解放されません。

1日2日休んでみることで、気持ちが落ち着くことがあります。ぐっすり眠るのも良いでしょう。

休みをとった場合の具体的な過ごし方は「精神的な理由で仕事を休むのは問題ない!欠勤するときのポイントや過ごし方を解説」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

2. 周りの人に相談してみる

仕事のことで頭が一杯になっている場合には、社外の友人と話してみるのも良いでしょう。学生時代の思い出話や、知人の近況について話している間、今の会社のことを一時的に忘れられるかもしれません。

また、ほかの会社で働く人の意見を聞くことで、客観的に今の環境がよいのか悪いのか判断できるのもメリット。友人も環境が悪いと答えるならば、今後を考えるきっかけになるでしょう。

3. 仕事終わりに楽しみを作ってモチベーションをあげる

大事なプレゼンの日や、自分が意思決定をしないといけず、休めない日もあるでしょう。もし、どうしても今日は出社しなければ行けないならば、仕事終わりにご褒美を用意しておくことをおすすめします。

出前をとって贅沢してみたり、好きなドラマをたっぷり見たりと、普段できないことを取り入れてみてください。そして、行く前から、今日出社したら明日は休むと決めてみてください。

きっと、1日耐えられるくらいのモチベーションが湧いてくるはずです。

朝泣くほど仕事に行きたくない人が知るべき3つの注意点

ここでは、今苦しんでいる方が知るべき注意点を3つ紹介します。

  1. 無断欠勤をしない
  2. 休職するなら診断書を用意する
  3. 退職を自分で伝えなくてもいい

もしこれらを知らなければ、今後自分が不利な状況に追い込まれ、ますます精神的に追い詰められてしまうかもしれません。

ぜひ一度、確認してください。

1. 無断欠勤をしない

どんなにつらい状況でも、必ず会社に連絡を入れてから休んでください無断欠勤は絶対にしてはいけません。

無断欠勤のリスクは、会社に心配をかけることだけではありません。2週間以上無断欠勤を続けてしまうと、懲戒解雇される可能性が出てきます。

懲戒解雇になると、退職金がもらえなかったり、転職活動で不利になったりしてしまいます。今後の生活にも影響がでてしまうので、必ず休む前に連絡を入れましょう。

どうしても仕事を休みたいのであれば「【無断欠勤はNG】仕事をしばらく休みたいなら休職しても良い!連絡方法や3つの例文もあわせて紹介」の記事がおすすめです。自分に限界を感じる場合は、ぜひ参考にしてみてください。

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2. 休職するなら診断書を用意する

もし長期的に休養が必要な状況ならば、休職することも可能です。休職中は傷病手当金が最大1年6ヶ月支給され、お金の心配をせずに療養に専念できます。

ただし、自己判断で休職することはできません。必ず医師の診断書が必要です。

心療内科や精神科にまず足を運び、診断書を受け取ってから休職の手続きに入りましょう

3. 退職を自分で伝えなくてもいい

会社をやめたいけれども、上司に伝える勇気も気力もないという方もいるのではないでしょうか?

もし自分で退職を伝えられる状況にないならば、無理して向き合う必要はありません。現在は、退職代行サービスが増えており、家にいながら退職できるようになりました。

メールや電話一本で依頼したら、後は家で待つだけで会社をやめられます。もし限界ならば、無理して自分で抱え込まず、外部の力を頼ってみてください。

朝泣くほど仕事に行きたくないなら退職代行も検討すべき

朝泣くほど仕事に行きたくない状態は、限界を迎えているサインです。すでにあなたの心と体は無理を重ねていて、悲鳴を上げています。

この状態で仕事から逃げるのは決して悪いことではありません。あなた自身を守るために、ぜひ最善の行動をとってみてください。

もし会社をやめたいけれども、上司に伝えられる状態でないならば、退職代行も検討してみましょうどのサービスを使えばいいかわからない方に向けて、ランキング記事も用意しているので、ぜひ参考にしてください。

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