「仕事に行きたくない…ずっと家にいたい…」
「朝起きるのが辛い、疲れた」
「仕事に行きたくないから、このまま無断で会社を辞めてしまおうか」
と考えていませんか。
「仕事に行かないで、ずっと家にいたいなんて自分はダメ人間だ」と、自分を責めている人もいますよね。実は、社会人の約9割の人が会社に行きたくないと思ったことがあります。
たまに会社に行きたくないと思うことがあるのは、当たり前です。
しかし、「会社に行きたくないずっと家にいたい」とずっと考えるのは問題。原因を明らかにして、改善する必要があります。
そこで、この記事では
- 仕事に行きたくない家にいたいと思ったときの対処法
- 仕事に行かず休みたいと思ったことがある人は社会人の9割
- 家にいたいと思う理由
- 仕事に行きたくないときにやってはいけない行為
を詳しく紹介します。仕事に行きたくないと思っても自分を責めないでくださいね。自分の気持ちを無視しないようにしましょう。
仕事に行きたくない家に居たいと思ったときの対処法12個
仕事に行きたくない、家にいたいと思ったときの対処法を12個紹介します。
- 行きたくない原因を明らかにする
- 生活習慣を見直す
- がっつり休む
- 好きなことを好きなだけする
- ご褒美をあげる
- しっかり眠る
- 自分の将来について考える
- 家族や友人に相談する
- 上司に相談する
- 転職エージェントに登録する
- リモートで在宅できないか確認する
- 退職代行を使って辞める
それぞれ順番に確認しましょう。
1.行きたくない原因を明らかにする
まずは、なぜ会社に行きたくないのか原因を明らかにしましょう。ただぼやっと「行きたくないな〜」と思って理由がないと考える人もいるかもしれません。
何週間も家にいたいという気持ちが続いているなら、原因が必ずあります。
たとえば、
- 疲れが取れていない
- 仕事がつまらない
- 人間関係が嫌だ
など、当てはまる人もいますよね。原因が分かれば、改善できることも。
まずは、原因を明らかにして「だから会社に行かず家にいたいんだ」と自分を理解しましょう。
2.生活習慣を見直す
生活習慣を見直すのも、対処法の1つです。仕事が忙しいと、ついつい食事や睡眠など生活をおざなりにしがちです。
健康を維持するためには、栄養バランスの取れた食事と睡眠が重要。
体がだるい、重いと感じている人は生活習慣を見直してみましょう。早寝早起きを心がけて、3食バランスの取れた食事を心がけてみてくださいね。
オフィスワークで長時間座っている人は、ストレッチなど軽い運動を取り入れるのもおすすめです。
3.がっつり休む
何日間か会社を休んで、思いっきり休みましょう。有給を使う権利が私達にはあります。
休日だけの休みで、リフレッシュしきれていなくて会社に行きたくないと感じているのであれば。1回がっつりと休みましょう。
家にいたい気持ちは分かりますが、友人と過ごしたり旅行にいったりと心身ともに楽しめることをしてみてください。
ストレスが解消され、会社に通うのが苦じゃなくなることもあります。リフレッシュすることで、作業効率も上がりますよ。
4.好きなことを好きなだけする
制限をかけずに、好きなことを好きなだけしましょう。休みの前日がおすすめです。
全力で楽のがポイント。たとえば、
- 一人カラオケで気が済むまで熱唱する
- 映画を好きなだけ見続ける
- ゲームを全クリアするまでやり続ける
など。時間が忘れるほど楽しいと感じることを行ってくださいね。
仕事のことを何も考えない時間を作りましょう。
5.ご褒美をあげる
自分にご褒美をあげるのも、おすすめです。いつもよりちょっと豪華な食事にするのもご褒美になります。
または、自分が欲しいものを奮発して買うのも良いでしょう。
「あ〜幸せ!」と感じられるご褒美をなんでも良いからあげてください。嫌なことがあっても、幸せな気持ちに切り替えられます。
6.しっかり眠る
目覚ましをかけないで、好きなだけ眠ってください。その日だけしっかり眠るのではなく、普段も早寝早起きを心がけるようにしましょう。
東京都生涯学習情報によると、早寝早起きをによって
- 体内時計をリセットできる
- 成長に必要な成長ホルモンをたくさん分泌できる
- 体温のリズムが整い脳と体を昼間目覚めさせ活発に動ける
などメリットがあります。
7.自分の将来について考える
ずっと仕事に行きたくない、家にいたいと思っているなら自分の将来について考える良いチャンスです。
たとえば、
- 本当にやりたい仕事
- 挑戦したいこと
- 目標
- 将来の夢
など。勝手に自分が無理と決めているだけで、挑戦すれば叶うこともあります。仕事が忙しいと日々の生活を送るので精一杯で、自分が本当にしたいことを考える暇がありません。
仕事に行きたくない、家にずっといたいと考える日々が続いているなら立ち止まりましょう。そして、自分の将来について考えてみてください。
本当にやりたい仕事やなりたい自分が分かれば、今後の方向性を定めやすくなります。
8.家族や友人に相談する
会社に行かずに家にいたいと家族や友人に相談をするのも、1つの対処法です。とりとめもなく話していくうちに、気分がすっきりしたり行きたくない理由がはっきりしたりするからです。
信頼できる人に、相談してみましょう。気持ちが楽になって心に余裕ができたら、自分の気持ちを考えられるように。
限界まで追い込む前に、家族や友人に相談してみてくださいね。
9.上司に相談する
信頼できる上司であれば、相談すると良いでしょう。会社関係で悩み通勤したくない、家にいたいという現状を1番解決するパワーを持っている人だからです。
家族や友人に相談してすっきりしますが、問題を解決してくれません。
信頼できる上司であれば、1番最初に相談しましょう。ただ、貴重な時間を割いてもらうので、事前に伝えたいことを簡潔にまとめましょう。
10.転職エージェントに登録する
転職をするかどうかを決めていなくても、転職エージェントに登録しましょう。特に転職先がないと不安に思っている人におすすめです。1人で考えていると、不安ばかり増して退職できなくなるからです。
転職エージェントに登録して相談してみましょう。転職のプロの意見を聞くことで、不安を解消されることも多いです。
また、最新の転職市場についても詳しく知れます。
11.リモートで在宅できないか確認する
会社にリモートで在宅勤務ができないか確認してみましょう。もし、会社に通勤しなくても仕事ができるのであれば
- 満員電車
- 人間関係
- 早起き
など、多くのストレスから解放されます。もしかしたら、知らないだけで在宅勤務ができるかもしれません。または、あなたが新しく制度を作る立場になることも。
家にいたいと考えているなら、在宅勤務ができないかまず確認してみてください。
12.退職代行を使って辞める
今すぐこの職場環境から逃げ出したい、ずっと家にいたいと追い込まれている人は、退職代行を利用しましょう。
退職代行は、退職をあなたの代わりに行ってくれるサービスのことです。出社することなく、会社を辞められます。上司に直接、退職の旨を伝える必要もありません。
「そんな辞め方をしたらトラブルになるのでは?」と不安になるかもしれません。問題にならないためにも、労働組合や弁護士が運営している退職代行を使うことがおすすめです。
有休消化や残業代の未払金の交渉も行ってくれます。
【あなただけではない】仕事に行かず家に居たいと思う人は社会人の9割
仕事に行きたくないと思うのは、自分が甘えているからだと責める人がいます。
実は、Biz Hitsの調査によると仕事に行かずに家にいたいと思うことがある人は、9割を超えています。
つまり、働いていて会社に行きたくないと思ったことがない人はほとんどいません。理由は様々ですが、多くの社会人が働いている中で会社に行きたくないと思った経験があります。
甘えていると、自分を責める必要はありません。
仕事に行きたくない、家に居たいと思う理由10選
仕事に行きたくないと感じる理由は、様々です。こちらでは、主な理由を10選紹介します。
- 眠い、ベッドから起きたくない
- 家が好きだから居たい
- 仕事が忙しくて疲れている
- 前日仕事で失敗した
- 通勤が苦痛
- 仕事がつまらない
- やる気が出ない
- 体調が悪い
- 人間関係に悩みがある
- 待遇に不満がある
それぞれ順番に確認していきましょう。
1.眠い、ベッドから起きたくない
会社がどうこうではなく、「眠い、ベッドから起きたくない」という理由でずっと家にいたい人もいます。
その人は生活習慣を見直してみましょう。夜遅くまでNetflixを見ていたり、スマホを触っていたりしていませんか。
寝る時間を決めて、1時間前から画面から離れましょう。読書をしたり、ハーブティーを飲んだり穏やかに過ごしてみてくださいね。
たくさん眠っているのにそれでも疲れが取れない人は、睡眠時間だけでなく睡眠の質にも注目しましょう。
2.家が好きだから居たい
家が好きだから家にずっと家にいたい、という人もいます。生きていく上で仕事はかかせません。
今の職場に在宅勤務ができる制度はないか確認してみましょう。または、新しいスキルを身につけたり、家でできる副業を始めるのもおすすめです。
副業が軌道に乗ったらフリーランスとして、家で仕事ができるようになるからです。
3.仕事が忙しくて疲れている
仕事が忙しくて残業続きだと疲れます。帰宅してなるべく早く眠っても、翌日もまだ疲れが取れません。
そんな生活を続けていたら疲れがどんどん溜まっていきます。そして、会社に行きたくない家でゆっくりしたいと思うようになります。
体からのSOSです。仕事を早く切り上げるのは難しいですが、体調を崩す前にしっかりと休みましょう。一度健康を損なうと、回復するまでに長い時間を必要とします。
4.前日仕事で失敗した
前日に仕事で失敗すると、会社に行きたくなくなります。怒られるんじゃないか、周りに迷惑をかけたから責められるのではと不安になります。
自己肯定感もどんどん下がり、自分のことが嫌いになることも。仕事に一生懸命な責任感の強い人ほど、失敗したダメージが大きいです。
失敗をしない人はいません。今日休んでしまったら、どんどん会社に行きづらくなります。
5.通勤が苦痛
満員電車での通勤を苦痛と感じている人も多いです。立つのもやっとで、見知らぬ人と密着しないといけない状態は大きなストレスです。
仕事を開始する前に、その日の体力を大幅に削られてしまいます。
可能であれば会社の近くに引っ越したり、混まない早朝に出社したりしましょう。普段より早い電車に乗れば、読書や資格勉強をするなど時間を有効に使えます。
6.仕事がつまらない
平日の1日8時間以上は働いているのに、その仕事がつまらなかったら苦痛です。何年も同じ会社にいたら、代わり映えのない人生で憂鬱な気分になることもあります。
特に、社会人になると出会いの場もどんどん減っていきます。入社当初は初めてのことばかりで学びの毎日だったのに、慣れてくると仕事をつまらないと感じるように。
対処法としては、
- 資格をとって仕事の幅を広げる
- 今の仕事に無駄はないか見返し・改善
- 部署異動
- 転職
などが、挙げられます。今の状況を変えない限りは、仕事が楽しくなりません。
仕事を休み息抜きをしながら続けられるのであれば、現状のままでも良いでしょう。しかし、休んでもリフレッシュされないのであれば、変化の時です。
7.やる気が出ない
やる気が出ないと、当たり前ですが会社に行きたくないですよね。できることなら、家にずっといたいです。
仕事だけでなくプライベートでも何もやる気が出ないのは、要注意です。
仕事だけでないかも知れませんが、ストレスにより心がSOSを出している可能性があります。疲れ切ってしまうと、何に対してもやる気が起こらなくなります。
この場合は、プロに相談しましょう。会社の産業医か精神科医の診断を受けて、早めに治療するのがおすすめです。悪化してしまうと、自分が病気であることも気付けなくなります。
8.体調が悪い
体調が悪いと会社に行かず、家で休みたいです。
もし、
- 頭痛
- 腹痛
- 吐き気
- 下痢
- 倦怠感
などが、ずっと続いている場合は要注意です。我慢できるくらいの不調であっても、働き続けると悪化します。
また、体調不良がずっと続いているならストレスが原因ではなく、他の病気の可能性も。
しっかりと休みましょう。何日か会社を休んで家でゆっくりしても改善しない場合は、医師の診察を受けてください。仕事が忙しくて休めないかもしれませんが、命より大切なものはありません。
9.人間関係に悩みがある
職場で人間関係が悪いのは死活問題。家族よりも接する機会が多い職場の人とうまくいっていないと、仕事をするのがつらくなります。
- いじめに遭っている
- 後輩が言うことを聞いてくれない
- 上司からのあたりが強い
- 上司が意見を聞いてくれない
- よく悪口や陰口を言われる
これらのことが原因で会社に行きたくない家にいたいと考えているなら、転職か退職をするのが良いでしょう。人の考え方や価値観は、そう簡単に変わるものではありません。同僚との間のことなら上司に相談するのも良いですが、すぐに改善されるとは考えにくいです。
10.待遇に不満がある
給料が全然上がらない、残業代が出ないなど待遇に不満を持つと仕事を辞めたくなります。
入社当初は、初任給に大した差がないので「給料が安いな」と愚痴程度で終わることも多いです。しかし、3年目あたりに責任も増えてきて仕事量も増えたのに、初任給からあまり昇給していなかったら不満です。
また、何十時間も残業をしないと終わらない作業量を渡されている人も。プライベートな時間も犠牲にしているのに、評価されないと働きたくなくなります。
仕事に行きたくないときにやってはいけない行為3選
「仕事に行きたくない、今日は絶対家にいたい」と思ったときに、絶対やってはいけない行為を3つ紹介します。
- 無断欠勤
- 行きたくない気持ちを無視して頑張り続ける
- 他の人に欠勤連絡を頼む
それぞれ順番に確認していきましょう。
1.無断欠勤
2.行きたくない気持ちを無視して頑張り続ける
会社に行きたくない気持ちを無視して、働き続けるのはおすすめしません。問題は、自然と解決されません。心と体からのSOSを無視すると、最終的には限界を超えて爆発してしまいます。
その結果、体調を崩してしまうことも。
そうならないためにも、会社に行きたくない理由を明らかにしましょう。自分の力で改善できることであれば、すぐに実行しましょう。
自分の力だけではどうにもできない場合は、転職や退職も視野に入れましょう。
3.他の人に欠勤連絡を頼む
他の人に欠勤連絡を頼むはやめましょう。自分で直属の上司に欠勤の旨を伝えるのが、社会人としてのマナーだからです。
電話で欠勤連絡を上司にするのは、怒られるかもと緊張しますよね。しかし、電話であれば業務内容の伝達などもスムーズに行えます。
欠勤連絡をして怒るような上司であれば、部署異動や転職など考えましょう。あなたには休む権利があります。
会社に行きたくないと思うことがあるのは当たり前
社会人であれば、会社に行かず家にいたいと思うことがあるのは当たり前です。そういうときは、思い切って会社を休んでも良いでしょう。
しかし、長期的に会社に行きたくないと考えるのは問題です。ストレスが溜まっていて、心と体からのヘルプサインの可能性があるからです。
無視すると、心身ともに疲弊してしまいます。最悪の場合は、体調を崩してしまい強制的に会社を休むことに。
1度、体調を崩してしまうと回復するまでに時間がかかります。そうならないためにも、原因を明らかにして労働環境を改善するようにしましょう。