「退職代行を利用したら、無責任だと責められるんじゃないかな…」
「自分で仕事を辞められないのは、逃げだよね。」
「今すぐ仕事を辞めたいけどできない、もうバックレるしかない」
と悩んでいませんか。
結論から言うと、退職代行サービスを利用して退職するのは無責任ではありません。
上司や同僚から責められるかもしれないと不安になる人も多いでしょう。しかし、退職代行を利用して会社を辞めるのであれば、2度と連絡を取る必要もありません。
サービスを使った退職は無責任で逃げだから、と自分を追い込まないでくださいね。
こちらの記事では、退職代行を使うのは無責任だと感じているが仕事を辞めたい人に向けて
- 退職代行を使うのは無責任だと思われても関係ない
- 無責任だと言われる理由
- バックレが1番NG
- 退職代行を使っても良い理由
を詳しく紹介しています。
退職代行を使ってでも辞めたいと思っているのは、今の仕事が合っていない証拠です。爆発して体を壊してしまう前に抜け出しましょう。
まずは、無料相談を利用してみるのがおすすめです。1人で悩まないでくださいね。
退職代行を使うのは無責任だと思われても関係ない
退職代行を使うのは無責任だと他人から思われても、正直関係ありません。退職代行を使うかどうかは、あなたの自由です。使ってはいけないサービスであれば、存在しません。
日本労働調査組合が2021年5月に発表した記事によると、約4割の人が退職するとした場合に退職代行を利用するかもしれないと答えています。また、調査した人の約3割は本人または周囲が退職代行サービスを利用した経験があると回答。
若い世代からは、退職代行を利用して退職しても良いと肯定的な意見が多く見受けられます。
サービスを使って仕事を辞めることは、決して甘えではありません。
退職代行が無責任だと言われる4つの理由
退職代行を使うのが無責任だと言われる理由は、4つあります。
- 周りに迷惑をかける
- 自分で伝えられないのは逃げ
- 辞め癖がつく
- 昔は退職代行がなかった
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.周りに迷惑をかける
退職代行を利用すると引き継ぎなどを行わずに、突然会社に出社しなくなります。そのため、周囲に迷惑がかかり無責任と言われます。
しかし、周りのことばかり考えていたらいつまで経っても退職できません。
同僚の負担が増えてしまうと、責任感が強い人ほど退職できなくなることも多いです。その結果、体調を崩してしまうことも。
たしかに、退職代行を使うことで周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。しかし、退職代行を利用するまであなたを追い込んだ会社の責任です。自分は悪くないと割り切って、退職しましょう。
2.自分で伝えられないのは逃げ
退職代行を利用すれば、直接上司に退職の意思を伝えることなく辞められます。しかし、自分で伝えずに退職することは逃げであり、無責任だと言われることも。
仕事を辞めるのであれば、理由や今後の流れを会社側に伝えるのが義務だと考えている人もまだまだ多いです。
ただ、職場環境によっては自分で上司に伝えるのが難しいことも事実です。もし普段から暴言を吐くような上司であったら、退職の意思を伝えるのは困難ですよね。
怒鳴られるのではないか、強い引き止めに合うのではないかと不安になります。
ブラック企業で働く人にとっては、退職代行は逃げではなく自分を守る手段です。
3.辞め癖がつく
退職代行を使って辞めることで、退職は簡単だと辞め癖がつくという意見もあります。そのため、1度退職代行を利用した人は次の仕事も簡単に辞めると思う人もいます。
たしかに、退職を上司に伝えるのは勇気が必要です。上司が良い人でも悪い人でも伝えにくいものです。
だからと言って、退職代行を使うことは甘えなのでしょうか。退職代行サービスを使ってでも、今すぐ会社を辞めたいと追い込んだ会社に責任があります。
転職先があなたに向いている場所であったら、辞めようと考えませんよね。退職代行を使っても辞め癖がつくことはありません。
4.昔は退職代行がなかった
そもそも昔は退職代行サービスがなく、終身雇用が当たり前だったため50代から60代の上司や同僚からは無責任だと言われがちです。
転職が当たり前ではなかった世代にとって、サービスを利用して突然退職し、他の会社に転職するということが受け入れにくいです。
しかし、若い世代からの認知度は高く肯定的な意見も増えています。今後も、退職代行を使って仕事を辞める人が増えていくでしょう。
退職代行について否定的な人を納得させるのは困難なので、すぐに仕事を辞めたい人は気にせず利用するしかありません。
【NG行為!】バックレが1番無責任
退職代行を利用するよりも、無責任なのが会社をバックれることです。あなたにとっても、会社にとっても良いことは1つもありません。
万が一、会社の命運を左右するプロジェクトを任されている状態でバックレた場合、損害賠償を請求される可能性もあります。
さらに、身元保証人に連絡が入り心配をかけてしまうことも考えられます。
また、バックレだと退職手続きを行えません。そのため、自己都合退職で辞められないこともあります。
会社は、2週間以上に渡って無断欠勤をした従業員を懲戒解雇にできます。懲戒解雇は、最も重い処分方法なので、絶対に避けなければいけません。
転職も難しくなる可能性があるので、絶対にバックレるのは止めましょう。今すぐ辞めたいのであれば、退職代行を使って会社とトラブルなく退職するのがおすすめです。
【無責任じゃない】退職代行を使っても良い5つの理由
退職代行を利用することは、決して無責任ではありません。また、サービスを利用して会社を辞めるのも、勇気が必要です。
こちらでは、退職代行を使っても良い理由を5つ紹介します。
- 自分のことを1番大切にすべき
- 体調を崩してからでは遅い
- 退職代行を使われる会社が無責任
- 引き止めにあってなかなか辞められない
- 退職のプロに任せているだけ
順番に確認していきましょう。
1.自分のことを1番大切にすべき
周りへの迷惑を考えるよりも先に、自分のことを1番に大切にすべきだからです。このまま辞めたいのに仕事を続けて、体調を崩したとします。上司や同僚は、誰も助けてくれません。
酷な言い方ですが、あなた1人がいなくなっても会社は回り続けます。あなたがいなければ会社がダメになってしまうという考えは、ただのエゴです。
「他人から退職代行は無責任だ」や「逃げだ」と言われても、気にする必要はありません。
あなたが今1番必要としていることを考え、自分自身を大切にしてあげましょう。
2.体調を崩してからでは遅い
体調を崩してからでは、遅いです。1度、心と体を壊してしまったら回復までに時間がかかります。
最悪の場合は、復帰できないことも。
特にうつ病は、重症化すると判断力が低下してしまい自分が病気であると自覚できません。
生きるために仕事をしているのに、体調を崩してしまったら意味がありません。
「今いる会社に、また入社したいか?」と聞かれて、答えがNOの場合は辞めることを考えましょう。
追い詰められてどうしようもなくなる前に、退職代行を利用して辞めることを検討してくださいね。
自分を守れるのはあなただけです。
3.退職代行を使われる会社が無責任
退職代行を使われる会社の方が無責任です。直接話し合える状態であれば、退職代行を利用しようと考えませんよね。
- 上司が横暴
- 話し合える人がいない
- いつもピリピリしている
- ずっと忙しい
- 引き止めにあった
など、職場環境のせいで伝えられない人も多いです。そういった人たちが退職代行を利用することは、無責任ではありません。
退職代行を使われる会社側に問題があります。
4.引き止めにあってなかなか辞められない
引き止めにあって退職できなかった経験があると、自分で辞めるのは難しいですよね。中には、転職先は見つかったのに引き止めにあってしまい、結局退職ができなかったという人もいます。
引き止めにあってしまい、自分の力では退職ができないと考えている人は退職代行を利用しましょう。会社を辞めることを諦めないでください。
5.退職のプロに任せているだけ
退職代行は、退職のプロに任せているだけです。違法行為ではありません。
また、自分でしっかりと対価を払っています。
退職代行は、マッサージなどのサービスと同じです。料金を支払って、サービスを受けるのは個人の自由。
退職を自分で伝えられないほど追い詰められている人は、限界を迎える前に利用しましょう。お金を支払って、心身ともに健康が保てるのであれば安いものです。
退職代行を使うのは無責任じゃない
退職代行を利用して退職することは、決して無責任ではありません。むしろ、体調を崩す前に辞めた自分を褒めてあげましょう。
ただし、退職代行に対して批判的な意見を持つ人がいるのも事実です。難しいかもしれませんが、気にしないようにしましょう。
会社とトラブルにならないためにも、貸与備品は全て返却してください。窃盗になったり、給料から天引きされたりする可能性があるからです。出社して直接返す必要はなく、郵送で返却できるのでハードルは高くありません。
また、退職代行を失敗しないためにも、しっかりとした退職代行業者を選ぶようにしましょう。
労働組合や弁護士が運営している退職代行を利用した場合、有給休暇の取得や残業代の未払いなどについて会社と交渉してくれます。
「無責任だと責められるかも」と不安に思っている人ほど、まずは退職代行サービスの無料相談を利用してみてください。LINEで相談できるところが多く、また24時間対応の業者もあるので即行動に移せます。