「転職に失敗したので、すぐに退職したい」
「転職してから期間が短くても退職はできるの?」
「次の転職は失敗したくない!どうすればいい?」
期待して転職をしたのに、聞いていた条件や業務内容と違っていたら、すごく困惑してしまいますよね。「こんなことなら違う会社にしたのに」と、感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
結論から言うと、短期間での退職や転職は可能ですが、やむを得ない事情がない限りは控えた方が良いです。入社前に聞いていた条件と違ったり、長時間残業でハラスメントがあったりする場合は、短期間でもすぐに辞めた方が良いでしょう。
なかなか職場に馴染めなかったり環境の変化でストレスになったりする場合は、とりあえず3ヶ月程度続けてみるのがおすすめです。
辞めたい理由が一時的で、時間が経つにつれて解消される悩みかもしれないからです。3ヶ月続けてもダメな場合に、再度転職を検討すると良いでしょう。
この記事では、
- 転職に失敗して会社を辞めたくなる6つの理由
- 転職に失敗して辞めたくなる5つの原因
- すぐに辞めたくなったときにできる6つの行動
- 転職で失敗を繰り返さないためのポイント
についてくわしく解説します。
転職に失敗してすぐに会社を辞めたくなってしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職に失敗して会社を辞めたくなる6つの理由
せっかく転職をしても、事前に聞いていた業務と違ったりハラスメントがあったりしたら、早期に退職を考える場合がありますよね。
転職直後に辞めたくなる代表的な理由を6つ紹介します。
- 入社前に聞いていた条件や内容と違う
- 上司や同僚との相性が悪い
- 社風が合わない
- 能力不足で仕事についていけない
- 長時間残業がある
- ハラスメントがある
それぞれみていきましょう。
1.入社前に聞いていた条件や内容と違う
おおまかな業務内容や採用条件は、入社前の面接でわかります。万が一説明がない場合は、積極的に質問して事前に確認すべきです。
ところが、入社後の業務が入社前に説明されたものと異なるケースもあります。たとえば、事務職のつもりで入社を決めたのに、入ってみると営業を任せられたなんてことも。
キャリアバイブルが行った「入社後に悪い意味で想像と違ったこと」についてのアンケートによると、「勤務条件や仕事内容が違った」と回答した人の割合は13.3%でした。
入社前の説明と違った業務をさせられるケースは意外と多いようです。もし、入社後の業務が納得いかないものであれば、転職理由になるでしょう。
2.上司や同僚との相性が悪い
上司や同僚との相性など人間関係が原因で退職する方は非常に多いです。
日本労働調査組合が行った「仕事の退職動機に関するアンケート」でも、仕事を辞めたい理由の第1位として職場の人間関係を挙げている方が38.6%もいます。
上司や同僚と性格や意見が合わない場合、週5~6回も会わなければならないのはストレスが溜まります。
自分の考え方を変えてもストレスが改善しないときは、転職を考えて良いかもしれません。なぜなら、自分で解決できる問題ではないからです。
部署異動で解決できる問題ならば、異動願いを提出してみるのも選択肢のひとつです。転職しなくて良い方法から試していくと良いでしょう。
3.社風が合わない
転職先が社風の合わない会社だった場合、出勤するだけでもつらくなるでしょう。たとえば以下のようなケースです。
- お酒が飲めないのに、飲み会ばかり開かれる
- マイペースな性格なのに厳しいノルマを課される
- 仕事をテキパキ済ませたいのに、なかなか稟議が通らない
部署全体がほぼ同じ社風の会社も多いため、異動しても悩みは消えません。また、入社前に社風を見抜くのは難しいところです。
4.能力不足で仕事についていけない
入社前はできると思っていたけれど、実際に仕事をしたら周りの人たちが思った以上に優秀で、仕事についていけないと感じる場合があります。
覚えるのが遅かったりミスが目立ってしまったり、忙しい会社であればあるほど、周りから白い目でみられてしまいますよね。
人材に余裕があれば根気強く教えてくれるかもしれませんが、その余裕がないから即戦力になる人を採用しているのが現状です。
自分の能力不足で仕事についていけないと感じたら、試用期間が終わるのを目安に転職を考えても良いでしょう。自分の能力を活かせる職場が必ずあるはずです。
5.長時間残業がある
長時間残業がある場合は、転職したばかりでも辞めることを検討しましょう。
いくら自分のスキルに合った仕事でも、1日3〜4時間の長時間残業が日常的にあると、精神的にも肉体的にもおかしくなってしまいます。また、休日出勤が当たり前にあるのもおかしいです。
「残業や休日出勤があることは聞いていたが、常態化して当たり前になっているとは思わなかった」と言うことになり、入社前に聞いていた条件と違うことに当てはまります。
退職の相談をした結果「今辞めたらどこの会社も雇ってくれない」「みんなも我慢して働いている」などといわれて引き留められることもあるかもしれません。
しかし、我慢して働き続けて体調を崩せば、長期入院で退職せざるを得ない状況まで追い込まれる場合もあります。
そうなる前に、なんとしても転職をしましょう。
6.ハラスメントがある
パワハラやセクハラがある場合は、退職して次の会社を探すのが良いです。上司に相談して部署異動をさせてもらうのも良いでしょう。
ハラスメントに我慢する必要はありません。誰にも相談できなくて思い悩んでしまうと、精神的に病んでしまう恐れがあります。
どうしたら良いか自分ひとりで判断できず誰にも相談できない場合は、ハラスメント相談窓口に問い合わせてみるのがおすすめです。
会社に対策してもらってもハラスメントが無くならない場合は、すぐに退職しましょう。
転職に失敗して辞めたくなってしまう5つの原因
前の章で記載したとおり、転職に失敗して辞めざるを得ない状況になってしまうことがありますが、なぜ失敗してしまうのでしょうか。
原因は、以下の5つです。
- 転職先の分析ができていない
- 自己分析ができていない
- 給与を気にしすぎた
- 希望条件を妥協してしまった
- 前職と比較して退職したことを後悔した
順番にみていきましょう。
1.転職先の分析ができていない
転職先の分析をしっかり行わないと「こんなはずじゃなかった」とすぐに辞めたくなってしまいます。会社が提示する条件をよく確認し、不明な点は必ず聞くようにしましょう。
情報は多いに越したことはありません。自分ひとりでのリサーチが難しい場合は、転職エージェントに登録してアドバイスを受けるのがおすすめです。
会社の条件は比較的わかりやすいですが、労働環境は働いてみないとわからない部分が多いですよね。
入社してから合わないと判断するのは少し遅いので、転職エージェントのアドバイザーの方から話を聞いておくと参考になります。会社のクチコミを確認するのも良いですよね。
どんな方法でも良いので、これからお世話になる会社のリサーチは、しっかり行うようにしてください。
2.自己分析ができていない
しっかり自己分析ができていないと転職で失敗するリスクが高まり、一度だけでなく何度も失敗する原因になります。
仕事をする上で自己分析は非常に大事です。
- できることとできないこと
- 得意なことと苦手なこと
- 許容できる範囲
- どうしても妥協できないこと
- どんな社風の会社なら続けられるのか
- どんなところで働きたいのか
- 給与はどれくらいが良いのか
- 残業はできるのか
- マイペースなのかせっかちなのか
など、できるだけ具体的にしておいた方が良いでしょう。会社の仕事内容は自分に合っていても、社風が合わなければ続けていくことは困難です。
仕事内容はもちろんのこと、自分の性格やタイプをよく分析して総合的に続けられそうな会社を選択すると、失敗するリスクが減ります。
3.給与を気にしすぎた
給与を上げることばかりに気を取られてしまうと、自分に合っていない会社を選んでしまうリスクが高まります。
給与が高い会社は、仕事量が多かったり転勤が多かったりする場合があります。給与が高いことも重要なポイントではありますが、会社の労働環境をしっかりリサーチすることが必須です。
これを怠ると、予想以上の仕事量で自分に合っていないと感じ、再度転職を検討することになります。
給与面は非常に重要ですが、自分がなぜ転職したいと思ったのかを考え、総合的に判断できるようにしましょう。
4.希望条件を妥協してしまった
今の会社を辞めたい気持ちが強すぎて、転職先のリサーチをろくにせず内定が出たところに決めてしまうと後悔することがあります。
状況次第ではすぐにでも会社を辞めて転職するのが良いですが、希望条件を妥協するのはおすすめできません。自分に合った会社を選ばないと、また転職する羽目になってしまうからです。
すぐにでも退職しないといけない状況なら、とりあえず会社を辞めて転職先をゆっくり探すのが良いでしょう。きちんと手続きをすれば失業手当が出るので、収入面はそんなに心配しなくて大丈夫ですよ。
5.前職と比較して退職したことを後悔した
自分に合っていた会社を退職せざるを得なかった場合、転職先で前職と比較して後悔することがあります。
100%自分の提示した条件に合った会社を探すのは、非常に難しいです。会社には良いところがあれば悪いところもあります。
転職したばかりのときは、悪いところや嫌なところが目立ちやすいです。しかし、しばらく続けていると気にならなくなることもあります。
今の会社の良いところに目を向け、今の時間を大事にすることを優先させてください。
よっぽど合っていなかったら転職を検討しても良いですが、同じことの繰り返しにならないよう注意が必要です。
転職を失敗してすぐ辞めたくなったときにすべき6つの行動
転職に失敗したと感じて会社を辞めたくなっても、踏みとどまった方が良いケースがあります。
まずは以下の順番で検討してみてください。
- 辞めたくなった原因を考える
- 問題の解決策を考える
- 信頼できる上司に相談する
- 家族や友人に相談する
- 再度転職先を探す
- 退職する
それぞれ見ていきましょう。
1.辞めたくなった原因を考える
まずは、今回辞めたくなってしまった原因を考えてみましょう。
転職してすぐに辞めたくなるのはよっぽどのことです。いくつか理由があるはずなので、できるだけ具体的に書き出してみてください。
自分ひとりで解決できそうな場合は、問題解決に取り組みましょう。問題が解決して辞めなくて済むのであれば、それに越したことはありません。
自分では解決のしようがない、ハラスメントなどがある場合は、部署異動や退職を検討するのが良いでしょう。
2.問題の解決策を考える
辞めたくなった原因が自分で解決できそうな問題なら、対策して改善しましょう。
前職では当たり前だったことが今の職場では何もできていない場合は、あなたの経験を元に改善策を提案すると良いです。実際に実行して改善されれば、あなたの仕事が評価されて昇給にも繋がりますよ。
自分のやり方と会社のやり方が合っていない場合は、自分の考え方や働き方を変えてみると良いです。
とはいえ、考え方を変えるのは容易ではありません。少し時間をかけて自分自身を納得させる努力をしてみましょう。どうしても無理な場合に、転職を検討するようにしてください。
3.信頼できる上司に相談する
転職先をすぐに辞めたくなったら、信頼できる上司に相談してみましょう。
転職したばかりで信頼できるかどうかの判断ができない場合は、自分の教育担当者や所属長に相談するのが良いです。
転職直後はまだ同僚や先輩との距離も遠く、お互いのことをよく知りません。自分の教育担当者ならお互いのことをある程度わかっているので相談しやすいでしょう。所属長なら全体のことを把握して客観的な立場で相談にのってくれます。
多くの従業員を見てきただけでなく、悩み相談にのった経験がある上司もいるでしょう。冷静なアドバイスを受けられるので、参考にしてみてください。
4.家族や友人に相談する
上司に相談しても辞めたい想いが解消されなかったり上司に問題があったりする場合は、家族や友人に相談するのがおすすめです。
上司や同僚は、あなたのことをしっかり理解しているわけではありません。また、退職を警戒されて引き留めに遭う恐れがあります。
家族や友人はあなたのことをきちんと理解してくれているため、あなたに寄り添ったアドバイスが期待できます。
5.再度転職先を探す
上司や家族に相談をしても問題が解決しない場合は、再度転職先を探すしかありません。
同じ失敗を繰り返さないためにも、転職エージェントに登録して相談するのがおすすめです。たくさんの人を転職に導いているため、的確なアドバイスがもらえます。
求人サイトで転職先を探すと、担当アドバイザーはつきません。転職に関することは全て自分でやらなければならないため、忙しくてうっかりリサーチ不足になることも。
失敗するリスクを極力減らしたい場合は、転職エージェントに登録するのが良いでしょう。
6.退職する
自分で問題を解決しようとしたり誰かに相談をしたりしても、辞めたい気持ちが変わらない場合は退職をしましょう。
辞めたいにもかかわらず、いつまでも同じ会社で働きすぎると、ストレスにより体調を崩すおそれがあります。無理をして働いても良いことはないので、すぐに退職しましょう。
会社がどうしても退職を認めてくれない場合は、退職代行の利用も検討してみてください。退職代行を使えば引き留めにあうことがないため、100%退職ができます。即日退職も可能です。
上司に退職の意思を伝える勇気がない方やなかなか退職が認められずに困っている方は、ぜひ利用を検討してみてください。
転職後すぐに辞めてもいい? 短期間で退職した場合のリスク
転職後すぐに辞めるのは問題ありません。上司に辞めたい旨を伝えて退職届を出せば、辞められます。
しかし、短期間で退職をすると、採用してもすぐに辞める印象を与えかねません。特に短期間で何度も転職を繰り返している場合は、書類選考の段階で落とされるケースが増加します。
一方で、第二新卒や短期間での退職が一度しかない場合は、必ずしも選考に不利になるとは限りません。
短期間で転職をする際の伝え方については「転職後1週間で辞めたいときはどう伝えればいい? 注意点やスムーズに辞めるポイント」でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
転職で失敗を繰り返さないためのポイント5選
転職したばかりでも会社を辞めることは可能です。
ここで重要なのは、次の転職先で同じ失敗を繰り返さないこと。自分に合った会社に転職するためには、しっかりポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、転職で失敗を繰り返さないためのポイントを5つ紹介します。
- 失敗した原因を明確にして対策する
- 転職理由を明確にする
- 情報収集をしっかり行う
- 転職エージェントに相談する
- 自身の市場価値をきちんと知る
どれも重要なので、後悔しないためにしっかり把握しておきましょう。
1.失敗した原因を明確にして対策する
なぜ転職に失敗したのか、原因を明確にしておく必要があります。なぜなら、また同じことを繰り返してしまう恐れがあるためです。
今回の転職で嫌だと思ったことや許せないと感じたことをメモしておくと、次の転職のときに参考になりますよね。
実際に働く前は許容できると思っていたことでも、いざ働くと我慢できないと感じることも。もしそうなら、自分が許容できる範囲を間違えていたことが原因になります。
「ここは大丈夫だろう」とは思わず、不安に感じたことは事前にしっかり確認しておくことが重要です。
2.転職理由を明確にする
なぜ転職しようとしているのか、理由を明確にしておく必要があります。
なんとなく辞めた場合、逃げることが目的になってしまいます。すると、次の面接で転職理由を聞かれてもうまく答えられませんよね。
仮に面接がうまくいっても、よく考えずに転職先を決めることになり、また辞めたくなるリスクが高まります。
次の転職先では後悔しないためにもなぜ転職したいのか理由を明確にしておきましょう。理由を明確にすれば、自分が本当に働きたい会社を見つけやすくなりますよ。
3.情報収集をしっかり行う
転職後にすぐに辞めたくなる原因の一つは、情報収集が十分にできていなかったことが挙げられます。
転職活動中に、少なくとも以下の情報をしっかり確認しておきましょう。
- 求める社員像
- 社風
- 福利厚生
- 労働条件
- 業務内容
- 評価制度
- 教育体制や研修
- 仕事の進め方
- 社員同士の人間関係
求人票に載っていない情報については、公式サイトや社長および社員のインタビューなども確認しましょう。
情報収集をしっかり行っておけば、自分とマッチしない会社を避けられます。
4.転職エージェントに相談する
ネットの情報だけで自分とマッチする会社を見つけるのは、非常に困難です。また、自分で集める情報だけでは具体性に欠けるため、客観的な判断が難しくなります。
少しでも多くの情報を集めて効率よく転職したいなら、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
転職エージェントなら無料で利用でき、自分に合った会社の選び方や業界の動向などを相談できます。
また多くの会社と取引があるため、転職したい会社情報に詳しい社員から情報を聞けるケースもあります。
たとえば、筆者が転職エージェントを使った際は、自分が志望する会社からエージェント会社に転職した方と話ができ、求人票ではわからない社風や働き方について理解できました。
求人票ではわからない部分を明確化して、しっかり確認しておくことがとても重要です。
5.自身の市場価値をきちんと知る
転職に失敗しないためには、自分が会社で貢献できるところを理解する必要があります。
たとえば「営業で1番だった」「クライアントの問題を解決した」など具体的な実績があれば、企業側もあなたが会社で活躍するイメージを持ちやすくなりますよね。
ただし、自分だけで考えても正確な市場価値を把握するのは難しいです。そこで、ほかの会社で働く友人や転職エージェントなどに相談をして、自分の市場価値を把握する必要があります。
市場価値がわかれば、より自分と相性がマッチする会社を選びやすくなるでしょう。
転職で辞める意志を伝えにくいときに退職代行を利用するメリット
転職を決意しても、いざ会社を辞めることを上司に伝えるのは勇気が必要ですよね。勇気を出して辞めることを伝えようとしても、上司に突っぱねられることも少なくありません。
転職したくても現在の会社を辞められない方は、退職代行の利用をおすすめです。
退職代行とは、あなたの代わりに退職の意思を伝えてくれるサービスで、3つのメリットがあります。
- 退職の意思を伝える際の心理的負担を減らせる
- 確実に退職ができる
- 退職日の調整や残業代の請求などの交渉ができる
それぞれくわしく見ていきましょう。
1.退職の意思を伝える際の心理的負担を減らせる
退職代行を利用すれば、あなたの代わりに担当者が退職の意思を伝えてくれます。自分で上司にわざわざ伝える必要がないので、心理的負担もかかりません。
辞める勇気がない方にもおすすめの方法です。
2.確実に退職ができる
退職代行を使えば確実に退職ができます。なぜなら民法第627条にもあるように、労働者はいつでも退職の申し入れができるからです。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:e-Gov
会社側は労働者から退職の申し入れがあった場合、断るのは不可能です。また本人だけでなく誰が伝えても退職は認められます。
退職代行を使っても反発する会社もありますが、いつでも退職できる旨が法律で決まっているので、失敗するケースはほとんどありません。
ただし悪質な業者のなかには、依頼を受けたにもかかわらず、途中で業務を投げ出す退職代行もあり注意が必要です。
3.退職日の調整や残業代の請求などの交渉ができる
労働組合や弁護士が運営して退職代行を使った場合、退職の調整や残業代の請求の交渉ができます。
すでに次の転職先の入社日が決まっているなら、事前に伝えておけば会社側と交渉をしてもらえます。
また、支払ってももらえていない残業代についても交渉が可能です。
ただし、労働組合や弁護士が運営していない退職代行は、会社との交渉ができません。そのため、労働組合や弁護士が運営している退職代行かどうか、事前に確認しておきましょう。