月の残業60時間をきつい!8つの対処法と7つの悪影響を解説

「残業が月60時間を超えていてつらい」
「他の人も頑張って残業しているから、私もやらないと…」
「60時間以上の残業って当たり前なの?」

と悩んでいませんか。

結論から言うと、月の残業が60時間を超えるのはつらくて当たり前です。周りの人もやっているから「つらいと思う自分が悪いんだ」と責める必要は全くありません。

責任感が強い方は休みたかったり、残業時間を減らしたかったりしても、誰にも相談できず頑張りがちですよね。

今はまだ大丈夫かもしれませんが、このまま働きすぎると突然限界がやってきて体調を崩す恐れがあります。

そこで、この記事では残業時間が月60時間を超えてつらいと感じている方のために、

  • 残業時間は1ヶ月20.8時間
  • 月45時間が残業の上限と労働基準法で決まっている
  • 月60時間オーバータイムする悪影響
  • 対処法

を詳しく解説していきます。

一人で苦しまないで、解決方法を見つけましょう。ぜひ最後まで読んで、参考にしてくださいね。

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目次

【60時間は異常】残業平均時間は1ヶ月20.8時間

転職エージェントdodaによると、1ヶ月の平均残業時間は20.8時間でした。
60時間残業している人の約1/3時間です。昨年と比べるとやや増加していますが、ほとんど変化はありません。

職種によって、残業時間は大きく変わります。もっとも残業時間が少なかったのは秘書/受付、医療事務アシスタントの10.5時間最も多かったのは設計監理/施工監理/コンストラクションマネジメントの38.3時間でした。

月に60時間の残業をするのであれば、20日間出勤すると考えて1日3時間プラスで働かなければいけません。

定時が9時〜18時の会社なら、終わるのは21時です。退社後、自由時間はほとんどありません。どこかに遊びに行こうと思っても、翌日も仕事だと考えるとやめてしまいがちに。

直帰をしても、夕飯を食べお風呂に入って少しテレビを見ただけで寝る時間になってしまいます。

また、目を覚ましたときに倦怠感を感じる人もいます。

「会社行きたくない。ゆっくり休みたい」と、毎朝考えるのはつらいですよね。

一方で、定時に仕事が終わればジムに行ったり友人と食事を楽しんだりと、プライベートを楽しめます

【60時間は違法】残業の上限は労働基準法で決まっている

知らない人も多いと思いますが、1ヶ月の残業時間の上限は原則45時間労働基準法で決まっています。

年間だと360時間です。

ただし、36協定というものがあり、臨時的で特別な事情がある場合のみ月60時間の残業が認められています。

36協定があったとしても、毎月60時間の残業を行うことは禁止です。認められているのは、半年間のみ。

違反した場合は、罰則として6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科される可能性もあります。

法律で罰せられることがあるくらい、毎月60時間残業をするのは異常なことです。半年以上、残業時間が月60時間を超えているのであれば労基または弁護士に相談しましょう。

証拠として提示するためにも、残業代が支払われていない人やみなし残業にされている人はしっかりとログをとってください。

残業した日と時間が分かるようにしておくと、スムーズに話を進めやすくなります。

月60時間の残業はきつくて当然!みんなの声も紹介

月に60時間も残業するのは異常です。もっと言うと、毎日残業があること自体が異常です。きついと感じて当然でしょう。

実際に月60時間残業して、きついと感じている方が結構います。

他の人がみんな定時で帰っているのに、自分だけ残業している場合は仕事の効率が悪いのかもしれません。

しかし、大半の人が人員不足や業務量過多による残業で、働かざるを得ない状況なのが現実でしょう。

業務内容を改善して集中し、最高のパフォーマンスを発揮しているのに残業しているなら、定時でできる範囲を明らかに超えています。

そんな状態で月60時間の残業になってしまったら、きついと感じて当然です。

それ以前に、毎日残業があること自体が異常で、危険な状態であることに気づいてください。

詳しくは、「【やばい】残業が当たり前の職場は危険!日本の悪しき風潮を見直してワークライフバランスを保とう」で解説しています。特に、毎日当たり前のように残業してきてしまった方に読んでほしい内容です。参考にしてみてください。

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月60時間のきつい残業をしている人の生活例

ここで月60時間以上残業している人の過ごし方を紹介します。イメージしやすいように、生活の一例を示しておくので参考にしてみてください。

  • 起床:7時
  • 出勤(出発):8時
  • 勤務開始:9時
  • 勤務終了:18時
  • 残業終了:21時
  • 帰宅:22時
  • 就寝:24時

なお過ごし方は勤務時間やライフスタイルなど人によって異なるので、その点を考慮して読み進めるようお願いします。

帰宅は毎日21時過ぎ

帰宅時間はどれだけ家と職場が近い人でも、毎日21時過ぎになるでしょう。

月20日出勤と仮定すると1日当たりの残業時間は3時間程度、定時が18時の企業が多いことを考えると、大半の人は仕事終わりが21時となります。通勤に片道2時間ほどかけている人であれば、23時を過ぎることもあるでしょう。

帰宅時間が21時を過ぎてしまうと、家に帰ったらご飯を食べてシャワーを浴びただけで就寝時間となってしまうため、プライベートの時間はまず取れません。

プライベートの時間は休日のみ

月60時間以上働いている人は、出勤日は家に帰ってから食事とシャワーしか時間を取れないため、プライベートの時間は休日のみとなってしまいます。

残業60時間は過酷なものですが、ある程度体力のある人なら、休日の朝から活動は可能です。しかし体力の低い人や心身ともに弱っているような人は、午前中は寝込んでしまうこともあるでしょう。

一方で出勤日に自分の時間が取れないために休日に活動的になりすぎて、翌日の業務に支障が出てしまうような人もいます。体調管理を万全にするためにも、いくら休日とはいえある程度はセーブしながら活動したほうがいいでしょう。

月60時間のきつい残業による7つの悪影響

月に60時間も残業をするデメリットはたくさんあります。

主な6つを紹介します。

  1. 体調を崩す
  2. うつになる
  3. 仕事のモチベーションが低くなる
  4. 自分の時間が全くない
  5. 仕事のことばかり考えるようになる
  6. いつか変わるかもしれないと思い始める
  7. 会社への依存心が強くなる

それぞれ順番に確認していきましょう。

1.体調を崩す

月60時間残業による1番の悪影響は、体調を崩す危険性があることです。

人によっては「そんな体を壊すほど仕事し過ぎていないよ」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、実際には仕事のし過ぎだけでなく、生活習慣が乱れることにより体調を崩すこともあります。

  • 十分な睡眠をとれていますか?
  • しっかりと3食摂っていますか?

食事を用意するのが面倒で、適当に済ませがちになることも多いですよね。時には食事をスキップしてしまうこともあるのではないでしょうか。

また60時間残業ともなると、仕事のストレスも多いはずです。そのストレスを解消する時間が取れないため、気づかないうちにどんどん蓄積されています。

睡眠と食事は、健康を保つためにとても重要です。

今のまま60時間残業をし続けると、必ず体を壊す日がやってきます。

2.うつになる

月60時間残業になると健全な生活を送れなくなるため、うつ病になるリスクもあります。

「私はそんなうつになるほど弱くない」と思っている方も多いのではないでしょうか。

うつになる原因は弱いからなるのではなく、

  • 心理的ストレス
  • 脳内の変化
  • なりやすい体質

といった原因で発症されると言われています。

残業がこの心理的ストレスに当てはまります。気づいていないだけで、ストレスが溜まっていることも。先に体が危険信号を出して、蕁麻疹などを発症する人もいます。

体に症状が出た場合は、まだストレスがあるんだと自覚できます。

しかし、突然うつ病を発症してしまう人も多く存在します。重症化すると、脳の働きが低下してうつであると認識できなくなってしまう怖い病気です。

病気になってから行動を起こしても遅いです。健康なうちに、労働環境を改善させましょう。

>>うつ病|こころの病気を知る|厚生労働省

3.仕事のモチベーションが低くなる

月60時間も残業をしていると、だんだん仕事が嫌になってきます。そんな中、1日3時間も残業するのはかなりきついです。

仕事のモチベーションが低くなっていく一方ですよね。

「つらいな」「やりたくないな」という気持ちで働いていると、仕事のスピードが遅くなっていきます。いずれ、仕事がうまく回らなくなり、さらに残業が増えていくでしょう。

無理やり頑張ろうとすると、体調を崩す恐れがあります。精神的にも良くないです。

仕事のモチベーションが低くなると、働くことがどんどんつらくなっていきます。

4.自分の時間が全くない

月に60時間も残業をしていると、自分の時間が全くありません

会社の通勤に1時間以上かかる人もいますよね。

帰宅後に

  • 家事
  • 睡眠
  • 明日の身支度
  • テレビを見る

などをしていたら、あっという間に時間が無くなってしまいます。

友人や家族と過ごしたり、趣味に取り組んだりする余裕もありません。

「勉強するって決めたのに、全然できない。意志が弱すぎる」と自分を責める人もいるかもしれません。あなたは、何も悪くありません。毎日3時間も残業をしていたら、勉強をする時間が無くて当たり前です。

忙しくて時間がないかもしれませんが、1度なんのために仕事をしているのか考えてみてください。

5.仕事のことばかり考えるようになる

月に60時間も残業をしていると、家に帰っても休まりません。

明日仕事でやることや、今日終わらなかった作業についてなど、仕事のことばかり考えるようになります。

オンオフ切り替えようと思っていても、気付いたら仕事のことを考えてしまうことも。

皆さんの中には、働いている夢を見たことがある人もいるのではないでしょうか。

プライベートと仕事を切り離せなくなると、気が休まりません。

6.いつか変わるかもしれないと思い始める

「残業を月60時間するのはつらい、でも頑張り続けていたらいつか会社が変わるかもしれない…」と思い始めます。

世論も残業を減らすように言っているんだから、減っていくはずと期待しますよね。

しかし、その「いつか」を待っているうちに体または心を壊してしまうことも。

会社が変わる可能性はありますが、その保証はどこにもありません。また、いつまでに残業時間が減ると明確化することも不可能です。

しかし、あなた自身の環境はいつでも変えられます決定権があなたにあるからです。

会社が変わることを待つよりも、退職という決定を自分で下した方が手早く、かつ根本的な解決ができます。

7.会社への依存心が強くなる

残業時間が長いと自分の時間が取れなくなるために、会社への依存心が強くなる傾向にあります。実際に自分の時間が取れないと、どれだけ仕事が辛くても、転職活動には打ち込めないものです。

転職活動に打ち込めないとズルズルと時を過ごしてしまうため、結果として会社に依存するしかなくなってしまうでしょう。

また月60時間の残業を強いられている人の中には、残業代を満額受け取れている人もいるのではないでしょうか。月60時間の残業代がおいしく感じてしまうために、より会社への依存心が強くなってしまう人もいるはずです。

月60時間残業が当たり前になってしまうと転職活動ができなかったり、多額の残業代がもらえたりするために、会社から抜け出せなくなってしまうのです。

残業が月60時間を超えてきつい人の8つの対処法

残業が月60時間を超えてつらいと感じている人の対処法を、8つ紹介します。

  1. うつ病・体調不良に備える
  2. 労働時間を記録する
  3. 残業しなければいけない理由を明らかにする
  4. 仕事の効率化を計る
  5. 上司に相談する
  6. 無理やりでも定時に上がる
  7. 部署異動を申請する
  8. 転職する

それぞれみていきましょう。

1.うつ病・体調不良に備える

残業時間60時間超の労働環境は、いつ倒れてもおかしくないくらいであるため、突然のうつ病や体調不良に備えるようにしましょう。具体的には貯蓄を手厚くしたり、医療保険や収入保障保険を充実させたりするなどです。

会社員の場合は社会保険が充実しているため、仮にうつ病などで倒れたとしても、労災が認められて一部の治療費が支給されることもあります。

しかし療養中も生活費は発生するので、会社からの給料がゼロになっても生活できるくらいには備えておきたいところです。

根本的な解決策は退職することですが、現時点でそれが難しそうであれば、せめて万が一倒れた時に備えるようにしておきましょう。

2.労働時間を記録する

労働時間は自分でしっかり記録するのが大切です。

「毎日タイムカード使ってるから大丈夫!」「労働時間は会社で管理しているから平気でしょ?」と思っているあなた。決して大丈夫ではありません。

特にサービス残業が多く、残業代が少なめに支給されている方は、要注意です。会社でタイムカードを操作されているかもしれません。「タイムカードを押してから残業してくれ」と言われている場合は、残業していないことになっています。

これでは、何かあったときに会社と戦えません。

証拠として残せるよう、自分で労働時間をしっかり記録するようにしましょう。

3.残業しなければいけない理由を明らかにする

残業しなければいけない理由を明らかにすれば、残業時間を大幅に減らせる可能性があります。

なぜ、残業をしなければいけないのか考えたことがありますか。

  • 仕事量が圧倒的に多い
  • みんなが残っているから帰れない
  • 残業代

など、あなたが残業をしなくてはいけない理由を明らかにしましょう

残業の原因を明らかにすることで、労働時間を減らせることもあります。

4.仕事の効率化を図る

60時間も残業をして追い詰められている状態で、何かを考えるのは大変ですよね。しかし、残業時間を減らすために仕事の効率化を図りましょう。

たとえば、メール。定型文を使ったり、メールを自動で振り分ける設定をしたりなど、少しですが時間を短縮できます。

ほんの些細なことを積み重ねれば、仕事の効率化を図れます

無駄な作業は省き、効率的にできる方法がないか考えてみてくださいね。

5.上司に相談する

圧倒的に仕事量が多く、長時間労働をしなくてはいけない場合は上司に相談してみましょう

「みんなしている。残業60時間くらいで弱音を吐くな」という上司であれば、残念ですが労働環境が変わることはありません。

上司に業務内容ではなく、勤務時間について相談するのは勇気がいりますよね。

しかし、当たり前になっていて気付いていないだけの可能性もあります。

相談してみると変化のきっかけになることもあるので、ぜひやってみてください。

6.無理やりでも定時に上がる

自分の仕事が終わっているのであれば、周囲の目を気にせずに定時に上がることも、ひとつの方法です。残業が常態化している会社であれば、最初のうちは上司や同僚の目が気になるでしょう。

実際に「みんなが残っているのにお前だけ帰るのか?」と咎められるケースもあります。しかし定時に上がることを繰り返していくうちに、次第に「定時で上がるキャラ」が定着して誰も何も言わなくなるものです。

あなたの仕事が定時内に終わらせられる見込みがあるようなら、今日から定時で帰りましょう。

7.部署異動を申請する

部署異動を申請するのも、ひとつの手段です。

ただ、部署を異動できるのは人事異動の時期と決まっている上、個人的な事情での申請が通るのはなかなか難しいです。

今の会社を辞めたくない人は、部署を変えられるまで根気強く異動届を出しましょう。

8.転職する

もう限界だと感じているなら、転職がおすすめです。

残業の少ない会社は、みなさんが思っている以上にたくさんあります。

「コロナの影響で今転職するのは難しいでしょ」と考えている人もいますよね。

結論から言うと、2022年下半期現在の求人倍率は上昇傾向なので、転職できる可能性は十分にあります。

転職エージェントdodaによると、求人増加の背景はIT化やDX推進によるものと予想されています。DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、データとデジタル技術を用いてビジネルモデルや企業文化を変革し、競争上の優位性を取ることです。

コロナ禍でビジネスの非対面化やオンライン化が一気に進んだことで、より収益を伸ばすために求人が増加しています。

主に、

  • IT・Web
  • 製造
  • 金融
  • 医療
  • 化学・素材

などの業界で求人数のアップが予想されています。

未経験向けの求人も回復傾向にあるので、安心してくださいね。

とはいえ、不安な方は転職エージェントに相談してみましょう。

残業時間が月60時間を超えてきついなら退職しよう

「今、幸せですか?」という問いに、「はい」と答えられますか。

残業が多くつらいと感じて毎日きついなら、退職か転職をおすすめします。

辞めることは決して逃げではありません。「月60時間の残業が異常」であると正常な判断ができているうちに、労働環境を変えましょう。

とはいえ、今の仕事を突然辞めることは、金銭面や再就職先で不安に感じる方は多いですよね。

お金の心配なら失業給付金を申請すれば解消されます。いざとなれば、アルバイトをしても良いですよね。残業続きのきつい毎日で体調を崩すより、仕事を辞めて健康でいることの方が大切です。

今すぐ仕事を辞めたいなら、退職代行の利用がおすすめです。

第三者が間に入ることで辞めやすくなるだけでなく、即日退職もできます。労働組合が運営元なら、会社との交渉ができるので有給休暇の取得も可能に。

あなた自身を守れるのは、あなただけです。つらいときは、無理しないようにしましょう。

以下の記事では、おすすめの退職代行ランキングを紹介しているので、代行サービス選びに迷っている方は参考にしてみてください。

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