「退職します」と言えなくて退職日がズルズルとのびていませんか?
上司の反応が怖い、会社と揉めたくない、有給取得を伝えにくいなど理由は様々ですが上司に「退職したい」と伝えられない人は多いです。
しかし、退職を伝えなければ今の環境で苦しみ続けることになります。
この記事では退職したいのに言いだせない人のために上手に辞めるための3つの方法をまとめました。
1.退職するための準備を整えて自信をつける
退職を伝える勇気が出ない最大の理由は他人からの反応が怖いからです。
「上司の反応が怖い」
「同僚の反応が怖い」
「会社と揉めないか怖い」
退職するということが後ろめたいことだと考えているから自信が無くなるのです。
逆に言えば退職が後ろめたいことではないとわかれば相手の反応は怖くなくなります。
たとえ退職理由が「人間関係がつらいから」だとしても後ろめたく感じる必要はありません。
人間はだれしも合う合わないというのがあります。合わない人と一緒にいてはお互いに不幸になるだけです。
人事担当者の中には面接時に自分と合うかどうかを基準にして選ぶ人もいます。合わなければ協調性が生まれず仕事に支障が出るからです。中には、合わない人がいるなら早く辞めてもらって他の人を採用したいと考える人は多いです。
あなたが合わないと感じたまま仕事を続けるよりは、早く退職して次の新人に席を譲ったほうがお互いのためになります。
ただし退職前に準備は整えておきましょう。
円満退社をするためには引継ぎなどもしっかりしておくことが重要です。
「これだけやれば文句ないだろ」というくらいの下準備を済ませてから退職を伝えることで上司や会社からの反応を恐れずに退職を伝えることがえできます。
2.親に丸投げする
いくら準備しても怖いものは怖い。
自信がつけられないあなたの場合はいっそのこと他人に退職の連絡を丸投げしてしまうのも手です。
見知らぬ他人があなたのために無償で退職を手伝ってくれることはありません。ですので退職の手続きを親にしてもらうといいでしょう。
30代の正社員でも退職時に親が出てくるということはあります。世の中には意外と親に頼って退職する人がいるものです。いい年をして親に頼るのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、上司と合う苦痛と親に頼むことの恥ずかしさを天秤にかけて決めてください。
デメリットとしては親に退職がバレてしまうことと、上司や同僚からは冷たい視線を向けられることと、親に頼むと言っても全部の手続きをやってくれるとは限りませんので結局は会社に行く必要があるかもしれないということです。
3.退職代行サービスを利用する
自分で伝えるよりも簡単で、親に頼るよりも確実に退職できるのが退職代行サービスを利用することです。
退職代行サービスとは、退職の連絡、有給休暇の取得、社会保険や離職票の手続きなどをすべて行ってくれるサービスです。かつては弁護士が行っていた業務の一部ですが、今は弁護士よりも安い価格で退職を代行してくれるサービスがあるのです。
退職代行サービスを利用すればあなたは会社に行くことはなく、上司と顔を合わせる必要もありません。親に頼むわけでもないので退職したことがバレる可能性も低いです。
あなたが退職するまでサポートしてくれますし、退職に使う時間を転職活動に有効活用できます。
あなたや会社とは関係のない外部の人間が退職を伝えてくれますので、あなたの会社も法律に違反するようなことを強く主張することができません。退職日を無駄に引き延ばされたり、もらうはずの退職金を無かったことにされる心配がほとんどありません。
また、「退職は自分で言わないと上司や同僚に冷たい目で見られるのでは?」なんて思うかもしれません。
たしかに代理人が退職を伝えるというのは上司や同僚から見れば気分の良いものではないでしょう。しかしあなたが上司に会いたくないと強く考えていて精神的に追い詰められているのなら深く考えないようにしましょう。
なぜなら、どんなに冷たい視線を受けるとしてもあなたが上司と会うことは無いからです。
会わない人への対応を考えるより、次の転職のことを考えてください。
上司としても、第三者を挟むと労働基準法などがあるため冷静になれるためにと反省してくれるかもしれません。あなた自身が退職を伝えるよりも有利な条件で退職しやすくなるでしょう。
まとめ
退職したいと言いだせない時の対策としては、
・「ここまでやれば文句ないだろう」というくらいの準備をしてから退職を伝える
・自分で伝えられないなら親に丸投げ
・親にバレたくないなら退職代行サービスを利用
上記の3つの方法がオススメです。特に退職代行サービスは自分で伝える勇気が不要で転職のための時間も確保できるので精神的な安定を得たい人は試してみてください。