「仕事がどうでもよくなった」
「仕事がどうでもいいと感じる自分ってどうなんだろう？」
「仕事がもう嫌なのでこの状況をなんとかしたい」
仕事がどうでもいいと感じるようになると危険なシグナルです。そのまま働き続けると、体調を崩しかねません。
とはいえ、どうすればよいのかわからない人も多いでしょう。そこでこの記事では、
- 仕事なんてどうでもいいと感じる原因
- どうでもいいと感じる場合の対処法
- 仕事探しのポイント
について詳しく解説します。
この記事を読めば、仕事がどうでもいいと感じたときにどのような対処をすればよいのかわかるようになります。仕事が辛いと感じている人は、ぜひ、参考にしてみてください。
仕事なんかどうでもいい！会社よりも健康を重視しよう
仕事なんてどうでもいいと感じると、自分はなんてダメなんだろうと感じる人もいるかもしれません。
しかし、仕事なんかどうでもいいと考えること自体は、悪くありません。むしろ、我慢して働き続けた結果、体調を崩すと社会復帰が難しくなります。
そのため、会社で働き続けるよりも健康を重視するのが大切です。
仕事なんてどうでもいいと感じる原因5選
仕事なんてどうでもいいと感じる原因は主に5つあります。
- 頑張っても成果に反映されない
- 仕事にやりがいを感じていない
- 残業や休日出勤など労働環境が悪すぎる
- 上司・同僚・取引先との人間関係がストレスである
- 会社や職種が好きじゃない
まずは、なぜどうでもいいと感じるようになったのか原因から突き止めましょう。
1.頑張っても成果に反映されない
人間には承認欲求があります。そのため、仕事を頑張っても成果に反映されない場合、不満を感じやすくなります。
例えば、自分の売上が月に50万円、同僚の売上が月に20万円なのに、給料にほとんど差がなければ不満を感じる人が多いのではないでしょうか？
こうなった場合、頑張っても成果に反映されないのなら、頑張らなくてもいいのではと思うようになるでしょう。
2.仕事にやりがいを感じていない
働いている人は給料だけで満足感を得ているわけではありません。
自分の出した成果について上司から褒められた、商品をおすすめしたらお客様から喜ばれたといった経験から誰かの役に立ったとやりがいを感じる人もいます。
しかし、自分の仕事が誰にも喜ばれなかった場合、続ける意味があるのかと考える人も出てくるでしょう。
その結果、仕事へのやりがいを見いだせず、どうでもいいと考える人も増えます。
3.残業や休日出勤など労働環境が悪すぎる
残業や休日出勤が常態化しているような職場では、緊張とストレスが重くのしかかります。
改善したくても、残業や休日出勤は会社の問題であるため、一人が声をあげても変えるのは難しいのが現状です。
さらに、ストレスと緊張から冷静な判断ができなくなるので、自暴自棄の状態になる人もいます。
4.上司・同僚・取引先との人間関係がストレスである
人間関係が原因で仕事がどうでもよくなる人もいます。
上司や先輩から理不尽に叱られたり、取引先からクレームをつけられたりすれば、逃げたくなる人も多いのではないでしょうか？
そのような状況が長期間続けば、仕事なんてどうでもいいと考えるようになります。
5.会社や職種が好きじゃない
労働時間が長かったり負担の重い仕事であっても、会社やその職種が好きなら楽しく続けられる人もいます。
仕事に楽しさを見いだした経験がなくても、趣味ならいつまでも時間を忘れて没頭できる人が多いのではないでしょうか。
しかし、好きでもない職種で会社の雰囲気も合わない状況で働き続けるのは、苦しみしかありません。
そのうち、仕事なんてどうでもいいと感じる可能性があります。
どうでもいいと感じる仕事を続ける3つのデメリット
仕事がどうでもいいと感じていても、退職できないと考えている人もいるでしょう。しかし、どうでもいいと感じる仕事を長期間続けると、以下のようなデメリットがあります。
- 精神的な負担が重くなる
- 本当にやりたいことができなくなる
- 転職する際の難易度が高くなる
順番に見ていきましょう。
1.精神的な負担が重くなる
自分がどうでもいいと感じる仕事を続けるのは我慢をし続けることでもあるため、精神的な負担が重くなります。
負担が重い状況で仕事をしても、よいパフォーマンスにつながりません。
ストレスを抱え続けた結果、最悪のケースでは体調を崩してしまい貴重な時間を失うリスクもあります。
2.本当にやりたいことができなくなる
どうでもいいといった気持ちで仕事を続けた場合、本当にやりたいことができなくなります。
「こんな仕事をしたい」「こんな働き方をしたい」といった気持ちで現職へ入社した人もいるかもしれません。
しかし、やりたいことができない状況ではモチベーションも上がらず、自分の強みを活かして成果を出すのも難しくなります。
特に労働環境がよくない会社で働いている場合、帰宅後にやりたいことをする気力もわかないでしょう。
3.転職する際の難易度が高くなる
どうでもいいという気持ちで働き続けている間も、時間はどんどん経過していきます。
いざ転職活動をしようとした時に、年齢を重ねているほど新しい分野への挑戦が難しくなるでしょう。
特に30代以上になるとマネジメント力を求められるため、スキルが身についていない状態では、キャリアアップを目的とした転職がしにくくなるので注意が必要です。
仕事がどうでもいいと感じたときの対処法7選
仕事がどうでもいいと感じた場合、以下の7つの対処法があります。
- 仕事を一人で抱え込まない
- 自分を責めない・頑張りすぎない
- 目の前の作業に集中してみる
- ストレスを解消する
- 周りの人に相談する
- 副業をして収入を増やす
- 転職する
現在働いている会社の職場環境によっては、必ずしも転職する必要はありません。順番にどのような方法があるのか見ていきましょう。
1.仕事を一人で抱え込まない
激務のためにどうでもいいと考えている場合は、まず仕事を抱え込まないようにしましょう。
常に忙しい状況で冷静な判断をするのは簡単ではありません。
激務から解放されれば、仕事がどうでもいいといった気持ちがなくなる可能性があります。
2.自分を責めない・頑張りすぎない
「仕事がどうでもいいと考えている自分は社会人としてどうなの？」と責めたり頑張りすぎたりする必要はありません。
なぜなら、そのような感情を持つ原因が会社側にあるかもしれないからです。
自分を責めても喜ぶ人はいません。また、頑張りすぎた結果、体調を崩しては元も子もありません。
仕事がどうでもいいという発言は、自分の本音であり、必ずしも問題があるとは限りません。
3.目の前の作業に集中してみる
仕事に対するモチベーションが低いときは、目の前の作業に集中してみてはどうでしょうか？
目の前の作業に集中していれば、その間はつらいことを忘れやすくなります。
集中できる作業が見つかれば、仕事がどうでもいいと悩む時間は少なくなるでしょう。
4.ストレスを解消する
仕事がどうでもいいと考えてしまう状況は、ストレスを抱えている可能性があります。
辛いときは、リフレッシュしてストレスを解消するのが一番です。
ゲーム・運動・出かけてみる・マッサージに行くなど、自分の好きなものであれば、なんでも問題ありません。
ストレスを解消してみて、考えが変わるか判断しましょう。
5.周りの人に相談する
一人で仕事がどうでもいいと悩んでいる場合は、周りの友人や知り合いに相談してみるとよいかもしれません。
特に社外の人であれば、客観的な視点でアドバイスをもらえたりつらい想いに共感してもらえたりするので、気持ちが軽くなります。
6.副業をして収入を増やす
現職の仕事がどうでもいいと感じていても、すぐに退職する勇気がない人もいるでしょう。
その場合は、副業をして収入を増やしてもよいかもしれません。収入を少しでも増やしておけば、次の仕事が決まるまでの生活費に充てられます。
副業はライティング・エンジニア・せどりなどがあります。まずは初期費用が少なく、オンラインでできるものから始めましょう。
7.転職する
ここまで紹介してきた方法ではなく、すぐにこの状況を抜け出したいのであれば、転職をおすすめします。
転職をすればやりがいのある仕事が見つかったり、今よりもよい環境で働けるようになったりするかもしれません。
収入面で不安がある人は、転職活動をして転職先を見つけてから退職しましょう。
やりがいを感じられる仕事探しの3つのポイント
現状を脱出するために退職しても、転職先でまた仕事にやりがいを感じられなくなるのでは？と不安を感じる人もいるでしょう。
そこでやりがいを感じられる仕事探しのポイントを3つ紹介します。
- 自己分析をする
- どんな仕事や働き方が嫌なのか明確化する
- 転職エージェントに相談する
それぞれのポイントについて順番に見ていきましょう。
1.自己分析をする
仕事がどうでもいいといった感情は、やりがいを感じていないときに表れる傾向があります。 転職をしても仕事にやりがいを感じられない事態を避けるためには、自己分析が必要です。
例えば「自分の強みや弱み」「自分の性格に合う働き方」などを考えます。自己分析がきちんとできていれば、転職先とのミスマッチを起こしにくくなります。
2.どんな仕事や働き方が嫌なのか明確化する
やりがいがある仕事を探すとはいえ、イメージが湧かないかもしれません。 そのような場合は、どんな仕事や働き方が嫌なのか明確にしておきましょう。
嫌な働き方や仕事であれば、探しやすい人も多いのではないでしょうか？ 転職活動時に、嫌な仕事や働き方を採用している会社を避ければ、失敗するリスクを減らせます。
3.転職エージェントに相談する
仕事を探すときは、できれば退職前に転職エージェントへの相談をおすすめします。
転職エージェントに相談した場合、自分の性格や働き方にマッチする求人を紹介してくれます。 また、選考対策や相談などもできるので、会社選びで失敗するリスクを減らせるかもしれません。
仕事がどうでもいいなら転職も検討しよう
仕事がどうでもいいなら、まずは原因を突き止めます。原因がわかれば、どのような方法で対処するのか判断しやすくなるでしょう。
しかし、どうしても今の仕事にやりがいを感じない場合や職場の環境が合わないときは、退職をしましょう。
上司へ退職の意思を伝えるのが苦手な人や会社が辞めさせてくれなさそうな場合は、退職代行の利用をおすすめします。 退職代行を使えば、ほとんどの確率で退職ができます。さらに即日退職やよい条件で辞められるかもしれません。
