「今の仕事を辞めたいんだけど親に相談した方が良いかな?」
「親が退職を反対してくる、従わないとダメ?」
退職する際に親に言うべきか迷っている方は、多いのではないでしょうか。
退職を親に伝えるとなると反対されるのではないか、余計に心配をかけるだけではないか、などと考えてしまいますよね。
とはいえ、今までの感謝もあるし心配をかけたくないから、親に伝えたほうが良いと感じる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、
- 退職する際に親に相談すべきかどうか
- 親に退職を反対された時の対処法
- 親に退職を頼んでいいかどうか
などについて解説します。
退職について親に相談するべきか、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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退職するのに親の許可はいらない
まず当たり前のことを言いますが、退職するのに親の許可はいりません。
退職の相談を受けていると「親が反対してくる」「親がなんていうか分からない」と言う方も一定数います。
しかし、仕事を続けるのも辞めるのもあなたの人生。親が口出ししたところで責任は取ってくれません。
とはいえ、親に退職の相談をすること自体は全然アリ。普段から親子の関係性が良い状態であれば、今後の進路に関する解決策が見えてくる可能性があります。
また、実家暮らしで親にお世話になっている状態であれば、相談するのが良いかもしれません。
退職を親に相談するメリット・デメリット
親に相談というと、ネガティブなイメージを持たれる方がいるかもしれませんが、良い方向に転ぶケースも多々あります。
そこで親に相談する際のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
退職を親に相談するメリット
退職を親に相談するメリットは以下の2つです。
- 退職を後押ししてくれる可能性がある
- 退職後にすぐに生活面等のサポートをしてもらえる
特に大きいのが2つ目のサポートしてもらえる点。
転職先が決まらない限りは、生活面で何らかの支障がでてきます。
しかし前もって親に相談しておけば、退職後の生活面をサポートしてもらえるので、安心して転職活動に取り組めます。
また、親は人生経験が豊富で、客観的に的確なアドバイスをもらえることもありますよ。
退職を親に相談するデメリット
退職を親に相談するデメリットは以下の3つです。
- 無駄に心配されてしまう
- 価値観が大きく異なるため的外れなアドバイスしかもらえない
- 退職そのものを反対される可能性もある
転職が一般的ではない時代だった親世代の人からすると「1つの会社に一生努めるべきだ」と信じている人は未だに多いです。
転職について否定的な考えを持っている親の場合は、相談しない方が良いでしょう。
また退職後の生活を余計に心配してくる親もいます。その場合は心配をありがたく受け取りつつも、軽く流して次の進路を見つけられるよう頑張りましょう。
退職を親に報告する3つのタイミング
晴れて仕事を退職できたとしても親に報告するタイミングに悩む方は非常に多いです。
特に相談せずに退職した場合、タイミング次第で親との関係性に関わってくることもあります。
おすすめの報告タイミングは、以下の3つです。
- 退職を考え始めたタイミング
- 転職先が決まったタイミング
- 最終出勤日が決まった段階
親との関係性や次の進路が決まったかどうかで、報告のタイミングを考えましょう。
1.退職を考え始めたタイミング
退職を考え始めた時は、親に相談する良いタイミングです。
この段階でおすすめな理由は、退職に対する親の反応を伺いやすいこと。
「仕事辞めようかなぁ」とつぶやいたときに、どのような反応が来るのか確認してみましょう。前向きな反応であれば本格的に相談してみて、反対など後ろ向きな反応であれば引っ込める。
退職を伝えたときに親の反応が読めない方は、退職を考え始めたタイミングで伝えてみましょう。
2.転職先が決まったタイミング
親として一番安心できるのが、転職先が決まったタイミングで相談することです。
退職の話をした際に親がネガティブに捉える理由の一つは「退職後に金銭的な支援をしないといけないのではないか」ということ。
転職先が決まった状態で相談すれば実際に転職する・しないに関わらず、生計を立てられる状態なので親としては安心できます。
転職先が決まってなお、退職すべきか悩んでいる場合は相談してみましょう。
3.最終出勤日が決まった段階
親との関係性が悪く、退職を相談してもネガティブな反応しか返ってこなさそうであれば、最終出勤日の決定後がおすすめです。
最終出勤日が決まってしまえば退職の取り消しはできないため、親に反対されたとしてもどうしようもありません。
「次の進路をどうするか」という前提で相談を進められるので、その点もメリットになります。
仮に親から何か言われたとしても気にせずに、次の転職に向けて頑張りましょう。
親に退職を反対されたときの対処法3選
退職の話をしたらに親に反対された、というのはよく聞く話です。
そのため「私も反対されたらどうしよう…」と言えずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
親に退職を反対された時の対処法は3つあります。
- 金銭的負担はかけない旨を説明
- 今後のキャリアを説明する
- 今の勤め先と同等以上の企業に転職する
それぞれ一つずつ解説します。
1.金銭的負担はかけない旨を説明
退職に反対されてしまったら、まず金銭的な負担はかけない旨を説明しましょう。
親が退職を反対する理由として「また金銭的な支援をしないといけないのではないか」という懸念があります。
例として以下のことを伝えられれば、親の不安は解消できます。
- 貯金があるから当面の生活は大丈夫
- 次の転職先は決まっている
もし転職先が決まっていなかったり、貯金に不安があったりするなら、事前にお世話になる旨を相談した方が良いでしょう。
その際は「●ヶ月以内に転職を決めるからお願いします!」と言う感じで、期限を決めて伝えてあげると受け入れてもらいやすいです。
お金の不安は親にとっては大きい問題なので、そこを解消できるように話をしましょう。
2.今後のキャリアを説明する
今後あなたが歩もうと思っているキャリアを伝えることも、親に納得してもらう方法の1つです。
というのも「息子・娘には失敗しない安定した人生を歩んでほしい」という親ならではの想いがあります。
また「退職したらフラフラ過ごすのではないか」と心配する親もいるでしょう。
その心配を解消するために、これからどう生きていくのか説明できると、親は安心できます。
ぜひあなたの想いを親にぶつけて、退職に対して納得してもらいましょう。
3.今の勤め先と同等以上の企業に転職する
退職を反対されているときの最も平和な解決策は、今の勤め先と同等以上の企業に転職することです。
特にあなたの今の勤め先が大手企業や公務員の場合「今よりも条件が悪い転職になるのでは?」という心配から反対しています。
もちろん親の意を汲んで転職先を決める必要はありません。
しかし今より悪くならないことを伝えられれば、親から反対される理由が無いので平穏に納められます。
親に退職がバレたくない人必見!3つのよくある疑問
「親から反対されていて覆せる余地が無い」など、親にバレずに退職したい人も中にはいるでしょう。
そこでここからは、親にバレずに退職したい人が抱えている3つの疑問について解説します。
1.実家暮らしでバレずに退職できる?
実家暮らしでバレずに退職できないか知りたい人は多いのではないでしょうか。
結論としては、退職後に発生する書類のやり取りの時点で必ずバレます。
会社から郵送される書類を隠し通すのも一つの方法ですが、手間の割にかなりのストレスになるはずです。
隠し通すよりも最終出勤日が決まった段階で退職を報告した方が、精神的にも楽になるでしょう。
2.1人暮らしで退職がバレる可能性はある?
1人暮らしであれば退職後も隠し通してしまいたい、と考えている人もいるかもしれません。
親元を離れている場合は自分から報告しない限りは、退職を知られることなく過ごせます。
とはいえ帰省などで親と会った時に退職を隠し通すのは、精神的にも負担になるものです。
そのため退職時点では隠しつつも、報告するタイミングをいつにするかは決めておくといいでしょう。
3.退職したら親に連絡が行く?
退職の際に親に連絡がいくのではないかと不安に思われる方もいるでしょう。
基本的には連絡がいくことはありません。
ただし、退職手続きの際に生じる書類のやり取りが滞ってしまう場合は、確認のために親へ連絡がいく可能性があります。
また退職代行サービスを利用した場合も同様で、親へ連絡がいくことはほぼないので安心してください。
親に黙って退職を済ませたい場合は、退職後の手続きを円滑に進めましょう。
親に退職を頼むのは良くない?
自分から退職の旨を上司に伝えづらい場合、親に代わりに行ってもらおうと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
親が退職に対して肯定的なほどそのように考えたくなるかもしれません。
しかし親に退職を頼むのは、あまりおすすめできません。
1.基本的には良くない
本来の退職時のマナーは「自分で直接、直属の上司に伝える」です。そのため親に退職を代わりに伝えてもらうのはマナー違反に当たります。
パワハラを受けていたり、慢性的な人手不足だったりすると、退職を言い出しづらくなりますよね。
だからといって親にお願いしてしまうと、退職時の手続きで気まずくなってしまったり、職場内で「親に退職を進めてもらったやつ」というレッテルを貼られてしまったりします。
その一方で自分で退職を伝えれば、退職手続きの際に円滑に進められます。
怖かったり言いづらかったりで上司に言えない気持ちはわかりますが、まずは自分の口で退職を伝えてみましょう。
2.やむを得ない状況なら仕方がない
退職時には自分で直接伝えるべきであるものの、やむを得ない事情で伝えられないケースもあるでしょう。
例えばケガ・病気などにより通勤できない時。通勤以前に電話すらできない状態であれば、親にお願いして退職手続きを進めてもらいましょう。
【親に退職手続きを進めてもらう4ステップ】
- 親に退職の旨を直属の上司へ伝えてもらう
- 自分で直筆した退職届を親に渡す
- 親から郵送もしくは直接会社に届けてもらう
- 企業側で退職手続きを進めてもらう
やむを得ない状況なので仕方ありませんが、体調が回復したら改めて電話で直属の上司へ退職のあいさつを済ませると良いでしょう。
上司側としても気持ちよく退職を見送れるようになります。
3.退職代行を使う手段も
「会社へは行けるけどどうしても上司に伝えたくない」というときは、退職代行サービスを利用する手もあります。
退職代行サービスであれば自分で直接上司に伝えることなく、退職の旨を伝えてくれます。
サービスによっては有給消化や未払い賃金の支払い交渉もしてくれるので、有利な条件での退職が可能です。