【当てはまったら注意】上司が嫌いな部下にとる態度9選!原因や対処法を解説

「最近上司に嫌われている気がする」
「上司は嫌いな部下に対してどんな態度を取るのか知っておきたい」
「上司に嫌われていたら退職も検討したい」

上司に嫌われている気がした場合、多くの人が居心地の悪さを感じるのではないでしょうか。ただ、本当に上司があなたを嫌っているのか、そもそもの原因が何なのかわからなければ、適切な対処はとれません。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • 上司が嫌いな部下にとる態度
  • 上司が部下を嫌いになる原因
  • 正しい対処法

上司に嫌われているのか不安な人は、ぜひ、参考にしてみてください。

目次

部下を嫌う上司は一定数存在する

ライズ・スクウェアが仕事をする男女500人を対象に行った調査で「職場に嫌い・苦手と感じる部下や後輩がいる」と聞いたところ「いる」と回答した人の割合は84.6%です。

主な理由として、態度・マナーが悪い(151人)、やる気・責任感がない(121人)、素直に指示・指摘に従わない(71人)などがありました。

このことからも、部下を嫌う上司は一定数存在していることがわかります。

上司が嫌いな部下にとる態度9選

上司が部下を嫌っている場合、以下のような態度をとります。

  1. 無視する
  2. 目を合わせようとしない
  3. 自分の意見を全て否定する
  4. 怒鳴る
  5. 個室で文句を言う
  6. にらんでくる
  7. 自分と話すときだけ目が笑っていない
  8. 明らかに嫌な仕事ばかり振ってくる
  9. パワハラをしてくる

具体的にどのような態度なのか見ていきましょう。

1.無視する

あなたを嫌いになると無視をする上司もいます。上司も人間であるため、好きな人間だけでなく嫌いな人間もいます。

「愛の反対は憎しみではない無関心だ」という言葉があるように、無視という行為は、何らかの理由によりあなたと関わらないでおこうという心理の表れです。

そのため、あなたの態度や発言について怒鳴るよりも、嫌われている可能性があります。

2.目を合わせようとしない

目を合わせようとしない行動は、あなたに対して関心を持つ気がないといった心理の表れです。

もちろん、上司が人見知りや自信がない場合に目を合わせないケースもあります。しかし、明らかに目を合わせようとしない場合は、嫌っていると捉えざるを得ません。

3.自分の意見を全て否定する

あなたの意見のみを全て否定する上司もいます。この場合、意見そのものではなくあなたに対しての拒否反応です。

そのような上司は、あなたが嫌いだから意見を認めたくないと考えています。

特に、同じような意見を言った同僚には同意しているのにあなたの意見のみ拒否されている場合は、この態度に該当する可能性が高いです。

4.怒鳴る

ミスをしたりノルマを達成したりしなかった場合に怒鳴ってくる上司は、あなたを嫌っている可能性があります。

つまり、怒鳴ってあなたを攻撃したいと考えています。

とはいえ、あなたの将来を案じて怒鳴る上司もいるので、判別をつけにくいです。ほかの同僚が同じミスをした場合も同じように怒鳴っている場合は、嫌っているとは限りません。

5.個室で文句を言う

ことあるごとに個室に呼び出されて文句を言われる場合、あなたを嫌っている可能性があります。

個室とは、ドアが閉じられていわば逃げにくい空間です。周りからも姿が見えない場所にわざわざ呼び出して文句を言われるのであれば、嫌われている可能性があります。

ただし、あなたのプライドに配慮するために人目につかない場所へ呼び出して文句を言う上司もいるので、ほかにも特徴がないかよく考えて判断しましょう。

6.にらんでくる

にらむ行為は、相手に敵意がある時しかとらない対応です。

よって、明らかに遠くからにらまれている場合、あなたを嫌っていたり信用していなかったりする可能性があります。

成果を出している人や好意を持っている相手にはしない行為なので、にらまれていたら警戒する必要があります。

7.自分と話すときだけ目が笑っていない

自分と話すときに笑顔で話していても油断はできません。なぜなら、目が笑っていない場合、本心ではあなたについてよく思っていない可能性が高いからです。

なお、目が笑っていない場合「目元だけ無表情」「目と口が同時に動いていない」などの特徴があります。

上司と話すときに違和感を感じる場合は、笑顔のときの目を観察しましょう。

8.明らかに嫌な仕事ばかり振ってくる

上司は、誰にどの仕事を任せるのか決められるポジションです。

そのため、立場上、嫌いな人に大量もしくは負担の重い仕事を割り振れます。

同僚と比べて明らかに仕事量が多い場合や、必ずといっていいほど自分にだけ負担の重い仕事を任せている場合は、上司から嫌われている可能性があります。

9.パワハラをしてくる

日本社会では、仕事で失敗したときだけでなく何もないのにパワハラをする上司が少なくありません。

「胸ぐらをつかむ」「殴ってくる」といった直接的な暴力はもちろん「机を叩く・蹴る」「もの」にあたるといった行為も威嚇行為としてパワハラ認定されます。

日常的にパワハラをしてくる場合は、上司から嫌われていると判断しましょう。

上司が部下を嫌いになる原因3選

上司が部下を嫌いになる場合、必ずといっていいほど理由があります。

なぜ上司があなたを嫌いになっているのかがわかれば、対処するヒントになります。

  1. 態度やマナーが非常識
  2. 成果に対する執着心が見えない
  3. 報告連絡相談をしない

順番に見ていきましょう。

1.態度やマナーが非常識

態度が悪かったり、マナーが非常識だったりすると、上司のあなたに対する評価は大きく下がります。

そして、態度やマナーについては、一度注意されても直らないケースもあります。

特に自己顕示欲の高いあるいは年配の上司は態度やマナーに厳しい傾向があるので、注意が必要です。

2.成果に対する執着心が見えない

営業のように成果が求められる職場では、日々の成績が上司の評価に結びつくので注意しなければなりません。

つまり、成果を出していれば怒られない一方で、ほとんど成果を出していなければ残業をしても頑張りが足りないと評価されるケースもあります。

上司は、成果を出せないあなたの姿を「執着心が見えない」「ほかの人よりも物足りない」と思うようになり、嫌いになっていきます。

3.報告連絡相談をしない

報告連絡相談は社会人の基本です。しかし、よくない点について上司に報告・連絡・相談しない人もいるかもしれません。

部下から報告・連絡・相談がなかった場合、上司は本当に大丈夫なのか心配になります。

加えて、報告・連絡・相談をしなかったばかりにクレームが大きくなったり取引が失注したりすると、なぜ伝えなかったのかといった気持ちを持ちます。

一度の失敗ならまだしも2回、3回と同じような行為が続けば、上司はあなたを嫌うようになるでしょう。

上司に嫌われていると感じたら!7つの対処法

上司に嫌われている際に、どのように対処すればよいのかわからない人は多いでしょう。

そこで、上司に嫌われているときの対処法を7つ紹介します。

  1. なぜ自分が嫌われているのか考える
  2. 上司と話す機会を設ける
  3. 仕事だからそういう人だからと割り切る
  4. 同僚になぜ嫌われているのか理由を聞く
  5. 周囲を味方につける
  6. 部署異動を検討する
  7. 退職する

順番に見ていきましょう。

1.なぜ自分が嫌われているのか考える

まず、なぜ自分が嫌われているのか考える必要があります。というのも、嫌われている原因が把握できれば、休職や退職といった大きな変化をしなくても問題を解決できる可能性があるからです。

例えば、マナーや態度が悪い点に原因があるケースで考えてみましょう。この場合は、正しいマナーや態度について学んで実行するだけで、上司の対応が変わる可能性があります。

そうなれば、冷たい態度をとられなくなるので、そのまま会社に居続ける選択肢をとりやすくなります。

2.上司と話す機会を設ける

嫌われている原因を考えても、自分ではわからない人もいるかもしれません。

その場合は、思い切って上司と話す機会を設けて原因を突き止める方法があります。

上司と話せば、お互いの誤解が解けたり、それまで見えていなかった点に気づけたりするかもしれません。

ただ、話さえも聞いてくれない上司の場合は、この方法はとりにくいので注意が必要です。

3.仕事だからそういう人だからと割り切る

上司が嫌い=部下のあなたが全面的に悪いとは限りません。客観的に見るとほぼ上司が悪いケースもあります。

そのような場合は「仕事だから」「そういう人だから」と割り切って、波風立てずに仕事をしましょう。

4.同僚になぜ嫌われているのか理由を聞く

同僚になぜ自分が嫌われているのか理由を聞く方法も有効です。同僚に聞けば、自分では気づかなかった点や感じた点を教えてくれる可能性があります。

ただし、上司だけでなく同僚からも嫌われている場合、この方法はうまくいきません。

5.周囲を味方につける

どちらかといえば上司が悪い場合は、同僚など周囲を味方につける方法が効果的です。

上司があなただけに対して露骨に嫌な態度を取ったとしても、同僚が助け船を出してくれる可能性があります。

ただし、1人のみに助けを求めると、巻き添えを恐れて協力してくれないケースもあります。なるべくあなたを助けてくれる人を多く集めておいた方がよいでしょう。

6.部署異動を検討する

どうしても上司と性格が合わない場合や上司がまともに対応してくれない場合は、部署異動の検討をおすすめします。

上司を動かすのは難しいケースがほとんどですが、あなたの異動なら人事や総務から認められる可能性があります。

ただし、どの部署の上司にも嫌われている場合や会社全体の労働環境が悪い場合は、この方法をおすすめしません。

7.退職する

上司と合わないのに加えて会社側が早期に解決してくれそうにない場合は、退職を検討しましょう。

退職をすれば、あなたを嫌っている上司から逃れられます。

ただし、嫌われた原因を明確にしていなければ、転職先でも同じように上司から嫌われる可能性があるので注意が必要です。

上司が嫌いで会社を辞めるなら退職代行もおすすめ

上司が嫌いで会社を辞めたいけど「退職が認められそうにない」「上司に直接伝えるなんて納得いかない」といった人もいるかもしれません。

そのような場合は、退職代行がおすすめです。退職代行とは、あなたの代わりに担当者が会社へ退職する意思を伝えてくれるサービスです。

退職代行を利用するメリットは3つあります。

  1. 即日退職ができる
  2. 上司に会わなくても辞められる
  3. 残業代や有給消化について交渉できる

順番に見ていきましょう。

1.即日退職ができる

退職代行を使えば、即日退職も可能です。利用する退職代行次第ですが、午前中に相談してその日のうちに退職が決まるケースも珍しくありません。

法律上、労働者が退職の意思を伝えれば2週間以内に辞められるため、会社側は認めざるをえません。

たとえ、ブラック企業であっても即日退職できる可能性は十分あります。

2.上司に会わなくても辞められる

退職代行を使うと、担当者があなたの代わりに退職の意思を伝えます。そのため、退職代行に相談してから一度も会社に行かずに退職できます。

上司から電話がかかってきたり自宅に来たりするケースもゼロではないですが、担当者が強く抗議してくれます。

上司に会う必要もないので、安心して辞められるでしょう。

3.残業代や有給消化について交渉できる

労働組合や弁護士事務所が運営しているサービスであれば、退職日や残業代・備品の返却などの交渉も可能です。

そのため、通常通りの退職方法と比べると、有利な条件で辞めやすくなります。

辞めた後の生活費の心配も軽減されるでしょう。

上司に嫌われていると感じるなら原因を把握しよう

上司に嫌われている場合、無視されたり怒鳴られたりするといった特徴がありますが、必ずしも嫌っているとは限りません。

また、上司に嫌われていると感じた場合は、まず原因と特定が重要です。

原因を特定すれば、どのような方法で対処できるのかわかるようになるので、辞めずに済む可能性があります。

なお、どうしても辞めるのが難しい会社で勤めている場合は、退職代行の利用をおすすめします。

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