新卒でも仕事を辞めて大丈夫!うつになりやすい5つの原因や早めに退職すべき理由を紹介

「新卒で入社したけど、仕事辞めたい」
「新卒で頑張ってきたけど、うつになりそう」
「うつになる前に仕事辞めたいけど、本当に新卒で辞めてもいいの?」

はじめて会社に入社してずっと頑張ってきたけど、思っていたより辛かったり社風が合わなかったりして、仕事を辞めたいと感じている方が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、自分が会社に合わないと感じたら新卒でも辞めて大丈夫です。そのまま続けると、うつ病になってしまうリスクが高まります。

一度うつ病になると社会復帰が難しくなるケースがあるので、早めに仕事を辞める決断をしましょう。

この記事では、

  • 新卒がうつになりやすい5つの原因
  • うつ状態によくある5つの症状
  • 仕事を辞めたくなったときにできる5つのこと
  • うつになる前に退職した方が良い3つの理由
  • 仕事を辞める3つの注意点

を解説していきます。

新卒で入社したけど仕事を辞めても良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

辛いときは仕事を辞めても大丈夫!新卒がうつになりやすい5つの原因

仕事が辛いときは、辞めても大丈夫です。新卒だからといって無理して続ける必要はありません。むしろ我慢して働き続けると、うつ病になってしまうことがあります。

ここでは、新卒がうつになりやすい原因を5つ紹介します。

  1. プレッシャーを強く感じてストレスが溜まりやすい
  2. 初めての長時間労働で疲れる
  3. 仕事量が多すぎる
  4. 人間関係がうまくいっていない
  5. 業務内容の割に給料が低い

順番にみていきましょう。

1.プレッシャーを強く感じてストレスが溜まりやすい

新卒で入社した人たちは、社会人としてはじめて仕事をしますよね。アルバイトとは比較にならない責任がのしかかります。

はじめての職場ではじめて会う人たちと仕事をするのは、思った以上にストレスが溜まります。必要以上にプレッシャーを感じてしまい、思うように仕事ができなくなるからです。このままストレスが蓄積されていくと、うつになりやすいので注意が必要です。

仕事が終わった後や休みの日は趣味に時間を使うなど、適度に息抜きできる状況を作るようにしましょう。それだけでもストレス解消につながります。

2.はじめての長時間労働で疲れる

新卒で入社した人は、8時間という長時間労働をはじめて経験する人が多いです。休憩時間は昼休みの1時間しかなく、疲れは溜まっていく一方。職種によっては、仕事が終わってからも勉強する必要があるので大変です。

適度に息抜きをして、疲れをとるように心がけましょう。何もせず休んだり、趣味や旅行を楽しんだり、自分の好きなことをしてストレスを発散することが大切です。

3.仕事量が多すぎる

仕事内容に期待を膨らませて入社しても、仕事量が多くて残業してたら疲れてしまいますよね。仕事が楽しくても、我慢していると疲弊してしまいます。精神的に病んでいき、うつ病になる恐れも。

仕事量が多すぎてうまく処理しきれないなら、一度上司に相談するのがおすすめです。仕事量を減らしてくれたり、効率よく仕事できる方法を一緒に考えてくれたりします。

仕事量が多くて辛いと感じたら、思い切って上司に相談してみましょう。

4.人間関係がうまくいっていない

人間関係がうまくいっていないと、職場に馴染めず精神的に病んでしまいます。一人で抱え込んで悩んでも、解決しないことがほとんどです。

他部署を含めた同期同士でコミュニティをつくっておくと、仕事がしやすくなります。同期がいない職場でも、上司とうまくコミュニケーションをとることで働きやすくなります。

うまくコミュニケーションをとるには、信頼関係を構築しておくことが大切です。わからないことは積極的に相談するようにしましょう。

仕事の話をすることで自分の考え方をわかってもらえたり、相手の考え方がわかったりします。積極的にコミュニケーションをとるよう心がけ、信頼関係を構築しておくと精神的に病むリスクが減ります。

5.業務内容の割に給料が低い

新卒入社の給料は、基本的にどこの会社でも低く設定していることが多いです。入社前は納得していたはずなのに、いざ生活を始めると不満を感じることがあります。生活の自由がきかないためストレスがたまりやすいですが、ある程度は仕方ないでしょう。

しかし、新卒の割に仕事量が多いのに給料が低いと、過度なストレスになります。仕事が辛くて疲弊して、給料が低くてストレスに感じることを繰り返していると、どんどん精神的に病んでいきうつ病のリスクが高まります。

うつ病になる前に、転職するなどして環境を変えると良いでしょう。

新卒でも仕事を辞めたい!うつ状態によくある5つの症状

精神的に追い込まれていると感じたら、うつ状態の症状が出ていないか確認してみましょう。身体に異変が起こっていたら、病院を受診した方が良い場合があります。

ここでは、うつ状態によくある症状を5つ紹介します。

  1. 出勤前に体調を崩す
  2. 悲しくないのに涙が出る
  3. 夜眠れなくなる
  4. めまいがする
  5. ベッドから起き上がれなくなる

一つひとつ確認していきましょう。

1.出勤前に体調を崩す

朝起きたときは大丈夫なのに、出勤しようとすると体調を崩すのはうつ状態の可能性が高いです。会社に行きたくないという拒否反応で、精神的にかなり追い込まれています。

出勤前に体調を崩すときは、無理せずに休むのがおすすめです。長く続くようなら病院受診を検討しましょう。

2.悲しくないのに涙が出る

悲しくないのに突然涙が出るのは、うつ状態の症状のひとつです。強いストレスや不安があるときに起こります。

まずは、気分転換をするのが良いでしょう。悲しくないのに涙が出るのは、心が悲鳴をあげている証拠。この状態が続くと、うつ病を発症する恐れがあります。

適度に気分転換をして、リフレッシュすることが大切です。

3.夜眠れなくなる

強いストレスや不安、緊張があるときは不眠が起こりやすいです。

眠れないからとスマホを見るのは逆効果。目が覚めてしまう原因になります。どうしても眠れないときは、リラックスさせると良いでしょう。ホットアイマスクなどで気持ちを落ち着かせてみてください。

夜眠れないことがずっと続いているなら、精神的に病んでいるのかもしれません。放っておくとうつ病を発症する危険性があります。リラックスさせても寝付けないなら、病院受診を検討してみましょう。

4.めまいがする

過度なストレスがかかると、めまいが起こることがあります。症状が悪化すると、気持ち悪くて動けなくなることも。

普段あまりめまいを起こさないのに、最近増えてきたなら要注意です。もしかしたら、精神的に病んでいるかもしれません。

過度なストレスがかかってる状態である可能性が高いので、無理せず仕事を休むようにしましょう。長く続くようなら、病院受診をおすすめします。

5.ベッドから起き上がれなくなる

ベッドから起き上がれなくなると、精神的に病んでいる可能性があります。

まずは、生活習慣を見直して体内時計が狂っていないか確認しましょう。規則正しい生活をすると、改善される場合があります。

規則正しい生活にしてもなかなかベッドから起き上がれない場合は、精神的な病の可能性もあります。仕事にいけないことが続く場合は、一度病院を受診した方が良いでしょう。

新卒で仕事を辞めたくなったときにできること5選

仕事が辛いなら新卒でも辞めて大丈夫ですが、その前にできることはしておきましょう。あくまで、仕事を辞めるのは最終手段です。ストレスを溜め込まないように、対策することが大切です。

ここでは、仕事を辞めたくなったときにできることを5つ紹介します。

  1. 生活のリズムを整える
  2. 信頼できる上司や同僚に相談する
  3. 家族に相談する
  4. カウンセリングを受ける
  5. 退職する

確認してみましょう。

1.生活のリズムを整える

仕事が辛くなってきたら、生活リズムを整えることが大事です。忙しくて帰りが遅いと生活リズムが崩れてしまいがち。些細なことでもストレスに感じたり落ち込んだりすることがあります。

仕事がうまくいかなくて悩んでいるなら、生活リズムを整えることからはじめてみましょう。

2.信頼できる上司や同僚に相談する

仕事が辛くて辞めたいと感じたら、信頼できる上司や同僚に相談してみると良いでしょう。もしかしたら、同じことで悩んだことがあり、何か解決策を知っているかもしれません。仕事量を調節してこれる可能性もあります。

仕事で辛くなったら、信頼できる上司や同僚に思い切って相談してみましょう。一人で抱え込まずに話を聞いてもらうことが大切です。

3.家族に相談する

新卒で会社に馴染めなくて上司や同僚に相談しにくい場合は、家族に相談するのが良いでしょう。

仕事のことはわからなくても、きっと親身になって話を聞いてくれます。いつでも味方になってくれる大事な人がそばにいるのは、とても大切なことです。

一人で抱え込まずに相談することが大事。解決策が見つからなくても、話を聞いてもらうことで気持ちがスッキリしますよ。

4.カウンセリングを受ける

仕事が辛くて誰にも相談できずに困っている場合は、心療内科や精神科を受診すると良いでしょう。

専門家に話を聞いてもらうことで、今の状況が分析でき解決策が見つかるかもしれません。うつになる前に相談することで悪化を防げます。限界を感じて相談できる人がいない場合は、病院を受診してみましょう。

仕事をするのが難しいと判断されれば、診断書を発行してもらえます。無理せず休職して心と身体を休めましょう。

5.退職する

仕事が辛いと感じて部署異動も難しい場合は、思い切って退職するのがおすすめです。

過度なストレスを抱えながら働き続けると、うつ病を発症する恐れがあります。無理せず退職して、次の職場を探すのが良いでしょう。

新卒で辞めても第二新卒として転職先があるので、過剰に不安にならなくても大丈夫です。辞めるのを切り出しにくいなら、退職代行を使うのがおすすめ。上司と顔を合わせずに済むので、ストレスなく辞められます。

新卒で仕事を辞めても大丈夫!うつ病になる前に退職した方が良い3つの理由

新卒だと仕事が辛くてもなかなか辞められないですよね。働いた期間が短いと再就職で不利になるのではと、不安になることもあるでしょう。

しかし、無理して働き続けるとうつ状態になってしまう恐れも。再就職が大変になってしまうので、限界を感じたら早めに辞める決断をしましょう。

ここでは、うつ病になる前に退職した方が良い理由を3つ紹介します。

  1. 新卒で辞めても第二新卒として転職先がある
  2. うつ病になると少しのストレスも大きな負担になる
  3. うつ病になると仕事復帰するのに時間がかかる

順番にみていきましょう。

1.新卒で辞めても第二新卒として転職先がある

新卒で辞めても第二新卒として求人が結構あるので、スムーズに転職できる可能性があります。

第二新卒とは、学校卒業後に一度就職したもののすぐに離職し、転職活動をする求職者のことです。大体卒業後1〜3年以内の求職者をいいます。

第二新卒の採用ニーズは増加しています。キャリアのある転職希望者と比較し、社会経験が少ない分柔軟性があるためです。

一般的に、能力開発の余地が大きいと認識されています。一度就職しているため、新卒者より能力が高いことも理由のひとつです。

新卒だからと不安になりすぎず、転職先を探してみるのが良いでしょう。

2.うつ病になると少しのストレスも大きな負担になる

うつ病になると、何でもネガティブに考えるようになります。今まで気にしていなかった些細なことも、過剰に気にするようになり負担が増えます。

小さなストレスが大きなストレスに変わり、日常生活が難しくなることも。

仕事の継続が難しくなるので、うつ病を発症する前に退職した方が良いでしょう。

3.うつ病になると仕事復帰するのに時間がかかる

うつ病になると、社会復帰に時間がかかります。個人差はありますが、療養に時間がかかるケースも。

休職しながら治療して、期限内に復帰できれば問題なく仕事を続けられます。休職期間を過ぎても体調が戻らない場合は、退職せざるを得ません。

退職してから次の就職までに期間が空いてしまうと、再就職活動のときに不利になることがあります。

そうならないためにも、うつ病を発症する前に仕事を辞めた方が良いでしょう。

新卒で仕事を辞める3つの注意点

ここでは、新卒で仕事を辞める注意点を3つ紹介します。

  1. 可能なら転職先を探しておく
  2. 退職ではなく休職でも良い
  3. バックレはしない

ひとつひとつ確認していきましょう。

1.可能なら転職先を探しておく

精神的に余裕があるなら、退職する前に転職先を探しておくのがおすすめです。

第二新卒として需要があるとはいえ、タイミングよく再就職できる保証はありません。なかなか決まらないと、収入がなく生活が厳しくなる恐れも。

スムーズに転職するためにも、少しでも気持ちに余裕があれば辞める前に再就職先を探しておくのが良いでしょう。

2.退職ではなく休職でも良い

仕事が辛くて追い込まれているときは、心療内科や精神科を受診して会社を休職するのもひとつです。

休職期間が終了後の復帰面談の際に、どうしても復帰できなければそのまま退職もできます。会社を退職するのに抵抗がある人は、休職を選んでみましょう。

ただし、医師の診断書が必要です。病院を受診して忘れずにもらってきましょう。

3.バックレはしない

仕事が辛いからとはいえ、バックレはNGです。

連絡もなく突然会社に来なくなったら、本人に電話をしたり自宅を訪問したりして、連絡を取ろうとするでしょう。音信不通が続くと家族に連絡がいくだけでなく、警察沙汰になる恐れも。

突然倒れたり交通事故にあったりなど、病気や事故のリスクが考えられるからです。周囲に迷惑をかける行為はやめましょう。

また、無断欠勤が続くと懲戒解雇になり、再就職で不利になります。履歴書に書かなくても、離職票や退職証明書に「重責解雇」と記載されます。

明日からどうしても会社に行きたくない場合は、退職代行を利用するのがおすすめです。

新卒で退職を切り出しにくいなら退職代行がおすすめ

仕事が辛くて辞めたくなっても、新卒で入社したばかりだとなかなか退職を切り出しにくいですよね。どのように伝えれば良いかわからないと、ずるずる月日が経ってしまいます。

いくら仕事が辛くても、バックレはNGです。会社は、無断で勝手に辞められません。なかなか上司に退職を切り出せずに困っているなら、退職代行がおすすめです。

退職代行なら、辞める手続きは全て代わりにしてくれます。上司と顔を合わせたり話したりする必要がありません。即日退職もできるため、次の日から会社に行かなくて大丈夫です。

どのように退職を切り出したら良いかわからない場合は、退職代行を利用すると良いでしょう。

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