精神的な理由でバイトを辞めるのは問題ない!切り出し方や辞め方の3つのポイント

「人間関係が辛くて、精神的に限界だからバイトを辞めたい」
「仕事内容が合わなくてメンタルが辛い…仕事に行きたくないな」
「バイトを辞めるのに精神的な理由って伝えていいのかな」

バイトをしていてメンタルがキツイなと感じる瞬間はありますよね。一時的ならまだしも、ツラいと感じる時間が増えると辞めたくなるのも当然です。

しかし、本当に辞めていいのか、どのように伝えたらいいのかと言った疑問もあるでしょう。

そこでこの記事では、

  • 精神的な理由でバイトを辞めてもいい理由
  • バイトを辞めるときのポイント
  • 切り出し方
  • 注意点

といった内容をまとめました。精神的にキツイと感じていて、バイトを辞めるか検討中の方はぜひご覧ください。

目次

精神的な理由でバイトを辞めるのは問題ない

精神的な理由でバイトを辞めるのは一般的で、まったく問題ありません

実際にbizhitsが500人に行った調査では、バイトを辞めた理由に人間関係を上げた人が一番多い結果となりました。その他、仕事内容が合わないことを理由にやめたという回答も4位に上がっています。

忙しくなりシフトに入れなくなったという理由でなくても、バイトを辞めるのは一般的であり、心配する必要はありません。むしろ、もっと働きやすい場所を求めて仕事を変えてしまって良いと言えるでしょう。

精神的な理由でバイトを辞めてもいい3つの理由

精神的な理由でバイトを辞めるのは逃げなのではないか、とまだ悩んでいる方もいるのではないでしょうか。むしろ、働いていて気分の悪いバイトは、すぐに辞めて次を探すほうがおすすめです。

このようにお伝えする理由は以下のとおりです。

  1. バイトは正社員ほどの責任がない
  2. 後任を探すのは上司の仕事である
  3. バイトでは環境を変えられない

本当に辞めていいのか不安な方は、ぜひご覧ください。

1. バイトは正社員ほどの責任がない

バイトには正社員ほどの責任はありませんだからこそ、自分が抜けたら迷惑ではないかと心配しなくて良いです。

働いている職場を気にかける姿勢は素晴らしいですが、依頼されている業務以上のことを考える必要はありません。限定的な内容を依頼しているからこそ、社員よりもバイトの給料は安く設定されています。仕事の忙しさに応じてシフトが削られるのも、ほかの業務を依頼しないからです。

社員ほど職場のことを考える必要はないので、辞めてしまって大丈夫というわけです。

2. 後任を探すのは上司の仕事である

バイトが抜けたときの穴埋め方法を考えるのは、社員の仕事。「辞められると仕事が回らなくて困る」と言われるかもしれませんが、そこまで責任を追う必要はありません。

一人抜けたら回らない状態を作っているのは、普段から人員の管理ができていないからです。急に誰かが体調不良で仕事をできなくなることは十分考えられますし、そのリスクを考えて採用やシフト管理をするスキルは、社員に求められるものです。

後任の心配をする必要はなく、辞めたいならば退職しても問題ないでしょう。

3. バイトでは環境を変えられない

精神的な理由でバイトを辞めてしまうと、すぐに逃げる癖がつくのではないかと心配する方もいるかもしれません。しかし、バイトの場合はそこまで重く考えずに辞めてしまって大丈夫。

バイトの立場で職場を変えるのは、かなり難しいものです採用権もないので人を選ぶこともできなければ、仕事のやり方を一人の力で変えることもなかなかできないはず。

自分の力で解決できることがあれば、頑張って続けるという選択肢もあります。しかし、バイトの場合は自分で解決できない要素が多すぎるため、続けていても精神的にすり減るだけで我慢比べをするだけになってしまうことが多いです。

自分の力で変わらないもののせいで、気に病む必要はありません。それならば、もっと自分に合う職場を探して活躍するほうが良いでしょう。

精神的な理由でバイトを辞めるときの3つのポイント

バイトを辞めるならば、以下のポイントを抑えておきましょう。

  1. 理由は正直に伝えなくてもいい
  2. 退職を伝える時期は1ヶ月前が目安
  3. 伝える相手は直属の上司

精神的な理由でバイトを辞めるのは問題ありませんが、伝え方のマナーは守っておいた方が円滑に退職に進めます。

1. 理由は正直に伝えなくてもいい

合わない人がいた、居心地が悪かったという理由は、上司に打ち明けにくいもの。退職する理由は正直に伝える必要はありません。

学業が忙しい、予定が変わってシフトに思うように入れなくなったなど、言いやすい理由を伝えて問題ありません。

ただし、辞めた後に近場で同じ仕事をやろうと思っている場合は要注意。伝えていた理由と明らかに相違があると気まずくなります。引っ越しをすることになったなどの理由は、近場で働く場合バレやすいので避けたほうが良いでしょう。

2. 退職を伝える時期は1ヶ月前が目安

退職を切り出す際には、辞めたい日の1ヶ月前を目安に伝えましょう。シフトの調整や、新しいバイトの採用にはある程度時間が必要だからです。

法律では2週間前でも問題ないとされていますが、できるだけ退職するまでに余裕を持たせることが重要です。期間が短すぎると、調整できるまで待ってほしいと引き止められる可能性が高くなります。

一方で、アルバイトの場合早く伝えすぎるのも考えもの。残りの期間、気まずくなる可能性があります。残りの期間の居心地と、社員側の調整の期間を考えると、1ヶ月前に伝えれば十分でしょう。

3. 伝える相手は直属の上司

退職を切り出すには、まずは直属の上司から伝えましょう。店長もしくはシフト管理者が直属の上司になるでしょう。

上司よりも立場が上の人や、バイト先の友人に先に伝えると上司の顔が立ちません。結果、上司の評価が下がり、あなたとの関係も悪化する可能性があるのです。

挨拶を無視されたり、小さなミスを執拗に責められたりなどの嫌がらせに発展する恐れがあります。

「退職日まで穏便に過ごしたい」と考えている方は、退職を切り出す順番には注意しましょう。

【例文つき】精神的な理由でバイトを辞めるときの切り出し方

精神的な理由でバイトを辞める場合でも、本当の理由は必ずしも伝える必要はありません。辞めやすい理由を選びましょう。

ここでは、退職理由別に、伝え方を例文つきで紹介します。

  1. 学業を理由にする場合
  2. 業務内容が合わないことを理由にする場合  
  3. 体調不良を理由にする場合

使いやすいものを参考にして、理由を考えてみてください。

1. 学業を理由にする場合

学生ならば、最も使いやすい理由ではないでしょうか?学業を理由にされると上司も止めにくく、すんなり辞められる可能性が高いです。

以下のような伝え方をしましょう。

  • 「学年があがり、授業と課題が増えてしまい、アルバイトとの両立をするのが難しくなりました。学業に専念するために、アルバイトを辞めさせてください。」
  • 「資格の取得を目指そうと考えています。より多くの時間を勉強に当てるため、アルバイトを辞めさせてください。」

なぜ今まで入れていたアルバイトができなくなったのか、理由を添えるとより納得してもらいやすいはずです。

2. 業務内容が合わないことを理由にする場合 

業務内容が合わないという理由も、状況によっては使えます。性格的なものを理由にあげるより、体調や勤務時間と絡めると納得してもらいやすいでしょう。

  • 「腰痛が悪化してしまい、長時間の立ち仕事が難しくなってしまいました。申し訳ないのですが、アルバイトを辞めさせてください」
  • 「家庭の事情で引っ越しすることになり、遅番に入ると終電に間に合わなくなってしまいます。今まで通りに働くことができなくなったため、退職させてください。」

業務内容が合わない場合でも、精神的な理由は述べないことをおすすめします。「仕事がつまらない」といった理由では、これから先も働く人達は不快に思うはずです。

波風を立てずに辞めたほうが、最終出勤まで気持ちよく過ごせます。

3. 体調不良を理由にする場合 

体調不良も、引き止めにくい理由の1つです。

  • 「体調不良でずっと通院していたのですが、なかなか回復できない状況です。担当医からも休んで治療に専念するように指導を受けましたので、アルバイトを辞めさせてください」
  • 「体力的にアルバイトを続けるのが難しい状態です。体調が優れない日が続いているため、療養期間を取るために退職させてください」

業務と関連させて伝えるより、単純に体調不良と言ったほうが引き止めに合いにくいのがメリットです。

精神的な理由でバイトを辞めるときの2つの注意点

精神的な理由でバイトを辞めざるを得なくなった場合でも、以下の2つの注意点を守りましょう。

  1. 備品は必ず返却する
  2. バックレはしない

それぞれ解説します。

1. 備品は必ず返却する

バイトを辞めるときは、備品を必ず返却しましょう。

  • 制服
  • 文具
  • 名札
  • タイムカード
  • 店の鍵

などを持っている方も多いのではないでしょうか?

バイトの備品を返却しないと、「業務上横領罪」とみなされる可能性があります。直接返却できない場合は、宅配便を使って送るようにしましょう。

2. バックレはしない

「バイトにいくのがツラいし、辞めるとも言いにくいからバックレしちゃおう!」と安易に考えるのは非常に危険です。

バックレてしまうと、お店側は残りのシフトも出勤しないのか、次は来るのか判断できない状態です。もし次は来ると信じてシフトを補填しなかった場合、お店が開けられなくなったり、オペレーションが回らなかったりする可能性があります。

この結果、売上が普段より大幅に落ちてしまえば、最悪のケースでは、損害賠償請求されることもありえます。

そこまで行かなくても、給料の減給になる可能性もあります。本来ならば出勤した期間の給料は辞めた後でももらえるものです。しかし、罰則として減給することは法律でも認められており、本来もらえたお金がもらえなくなる可能性があります。

店への迷惑を考えても、自分に降りかかるリスクを見ても、バックレにメリットは一切ありません。必ず連絡を入れて辞めましょう。

精神的にバイトを辞めると怖くて切り出しにくいなら退職代行もおすすめ

精神的にバイトがツラい理由は、上司や職場関係にある方もいるでしょう。そのような状態で退職を切り出すのは負担がかかるものです。

ストレスなくバイトを辞めたいならば、退職代行をおすすめします。

退職代行は、あなたの代わりに仕事をやめたいと伝えてくれるサービスです。利用することで以下のようなメリットがあります。

上司に会わずに辞められる

退職代行を依頼したら、その後の連絡を全部おまかせできます。上司と直接会う必要はありません。

顔を見るだけでもツラい上司がいる場合、接触しないで済むのは大きなメリットです。

引き止めに会わずに済む

退職代行を使うと、辞めるところまでの手続きを整えてくれます。今まで自分でバイトをやめようとしたけれど、引き止められてズルズル続けてしまった方は、ぜひ利用してみてください

直接話をしないからこそ、引き止められるリスクも0。残りのシフトも気にせず、サクッと辞められるのでとても便利です。

バイトを辞めたいけれども言い出せない、伝えられないという方は、ぜひ退職代行を活用してみてください。

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