「会社を辞めたい…」
「ストレスで会社を辞めるのは甘えかな?」
「自分が感じているストレスはどのくらいのレベルなの?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
上司からの理不尽な説教や長すぎる就業時間など、働いているとさまざまストレスがのしかかります。心と体がボロボロで「仕事を辞めたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ストレスが原因により「仕事を辞めたい」と思うのは、状況によって危険なケースがあります。放置しておくと、体調が悪くなったりうつ病を発症したりする危険性があります。
この記事では「仕事を辞めたい」と感じている方に向けて、
- 主な原因
- ストレス診断
- 対処法
などを解説します。
最短当日で辞められる安全な退職方法も紹介するので「辛い仕事から解放されたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
ストレスで仕事を辞めたいと思う7つの原因
ストレスが原因で仕事を辞めたいと思うのは、主に以下7つの原因があります。
- パワハラ・セクハラが横行している
- 仕事内容が変わり自信を失くしている
- 給料が少ない
- 業務内容が精神的負担となっている
- 長時間労働が続いている
- 業務が忙しく休みが取れない
- 仕事で思うような成果が出ない
自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。
1.パワハラ・セクハラが横行している
社内でパワハラやセクハラが横行していると、ストレスが溜まってしまいます。精神的な攻撃だけでなく、殴る蹴るなど身体的な攻撃を受けている方もいるかもしれません。
身体的・精神的な攻撃は、どんな理由があっても許される行為ではありません。
パワハラ・セクハラが横行している場合は、人事部や労働基準監督署などに相談しましょう。
2.人間関係が最悪である
パワハラやセクハラを受けていなくとも、人間関係の悪さがストレスとなっているケースがあります。
例えば、
- 挨拶を返してもらえない
- 悪口を言われている
- 上司と馬が合わない
などです。
このような状況下では、精神的な負担が大きくなってしまいます。コミュニケーションが取れないなど、業務に悪影響を及ぼすリスクも考えられます。
3.給料が少ない
給料が少なく、生活に支障をきたすとストレスに感じてしまう可能性があります。特に、1人暮らしをしていたり、家族がいたりすると不安が募りやすいです。
給料が少ない場合は、昇給や転職などで解説できる可能性があります。また、生活水準を落としたり、同居家族に働いてもらえないかなげかけるなど家族の協力を得たりしましょう。
4.業務内容が精神的負担となっている
ストレスが溜まる原因として、業務内容が精神的負担となっていることが挙げられます。
例えば、営業の仕事で考えてみましょう。1日に何十件も飛び込みをさせられたり、ノルマを達成しないと上司から叱られたりすると、かなりの負担がかかってしまいます。結果、仕事のことを考えただけでも、涙があふれてくるくらい追い詰められてしまうのです。
業務内容が精神的に負担になっている場合は、部署を移動したり転職したりしてみましょう。状況が変わるとことで「仕事が辛い、泣きたい」という思いが消える可能性があります。
5.長時間労働が続いている
早朝から深夜まで働くなど、長時間働き過ぎていると「仕事を辞めたい」と感じてしまいます。心も体も休まる時間がないためです。
このような状態が続くと、心身ともに限界が来てしまいます。
仕事量が多すぎる場合は、上司に減らしてもらえないか相談してみましょう。業務に支障をきたしていることを伝えれば、改善が見込めるかもしれません。
6.業務が忙しく休みが取れない
ストレスが溜まる原因として、休みが取れていない可能性が挙げられます。
例えば、残業時間が長期化していたり、有給休暇を使えなかったりする状態です。忙しい時期が続くと、誰でも「辛い」「泣きたい」と感じるもの。
休みが取れない状況に置かれている場合は、繁忙期によるものか、慢性的に起こっているものなのかを確認しましょう。
繁忙期のよるものなら、時期によっては早く帰れたり、休みがとれたりする可能性があります。一方、慢性的に起こっている場合は、勤務先の労働環境が整っていない危険性が考えられます。
7.仕事で思うような成果が出ない
仕事でミスが続いたり、目標を達成できなかったりするなど、思うような成果が出ないと「仕事が辛い、泣きたい」と感じてしまいます。このような状態が続くと、大きなストレスがかかってしまうためです。
特に、ミスが続くと、仕事へのモチベーションが低くなってしまいますよね。「また失敗をするのではないか」と感じ、出勤することが怖いと感じる方もいるでしょう。
思うような成果を出せないのは、仕事自体に慣れていない可能性があります。特に就職・転職したてでは新しい業務を覚えることになるため、失敗が多くなるのは自然なことです。最初から完璧な人間はいないので、まずは指摘されたミスを繰り返さないように意識してみてください。
【危険サイン】仕事を辞めたいと感じたときのストレス診断
仕事でストレスが溜まっている場合は、主に以下の症状が出やすいです。
- 夜眠れない
- 感情のコントロールができない
- 体重に大きな変化がある
- 体調不良が続いている
- 上手く笑えない
当てはまる項目が多ければ多いほど危険。心と体が限界を迎える前に対策を打ちましょう。
各症状について、順番に解説します。
1.夜眠れない
夜眠れないのは、ストレスが溜まっているサインです。仕事のことを考えて憂鬱になったり、考えごとをしてしまったりするのが要因と考えられます。
さらに、ストレスが溜まると睡眠のパターンも変わっていきます。夜眠れなくなるだけでなく、何度も起きてしまうケースもあるのです。
睡眠時間や質に変化があれば、ストレスが溜まっているサインだと覚えておきましょう。
2.感情のコントロールができない
ストレスが限界まで溜まると、感情のコントロールができなくなります。
例えば、以下の症状が出ます。
- イライラしやすくなる
- 涙が止まらなくなる
- やる気が出ない
- 何も感じなくなる
特に、他人のちょっとした言葉や普段当たり前に聞いている生活音にすら、イライラする人は注意が必要です。心に余裕がなくなるほどストレスが溜まっているサインです。
3.体重に大きな変化がある
体重が大きく増えたり、減ったりするのはストレスが溜まっている証拠です。特に、1ヶ月で大幅な増減をした場合は注意しましょう。
例えば、
- 食べ物が用意されても食べられない
- 暴飲暴食をしてしまう
- お腹が空いていないのに食べ続けてしまう
- 甘いものが手放せない
など、過食や拒食の状態が続いている人は心身ともに大きなダメージを受けている可能性があります。
4.体調不良が続いている
体調不良が続いているのは、ストレスが溜まっているサインです。
例えば、
- 頭痛
- 腹痛
- 吐き気
- 下痢
- 倦怠感
などの症状が出続けている場合は注意が必要。ストレスが溜まっているだけでなく、病気を発症している可能性が考えられます。
体調不良が続いている際には、医師の診察を受けましょう。仕事が忙しくて休めないかもしれませんが、命より大切なものはありません。
5.上手く笑えない
エンタメ番組を見たり、大好きな人に会ったりしてもうまく笑えないのは、ストレスが溜まっている証拠です。積み重なる仕事のストレスで、心が壊れ始めています。
この状態を放っておくのは危険です。愛想笑いは、笑顔ではありません。
「最近心から笑っているかな?」と振り返ってみてください。笑えていない場合は、心にかなりのダメージを負っている可能性があります。
仕事を辞めたいときに実践したいストレス解消法3選
ストレスを解消できれば、仕事を辞めずに済むかもしれません。こちらでは、ストレスを解消する3つの方法を解説します。
- 趣味や娯楽に没頭する
- 適度に体を動かす
- 睡眠時間を確保する
順番に見ていきましょう・
1.趣味や娯楽に没頭する
休日には、趣味や娯楽を楽しんでみるのがよいでしょう。没頭することで、仕事のことを考えずに済みます。
また、リフレッシュにもなります。
映画鑑賞や読書など、新しい趣味や娯楽を見つけてみてください。
2.適度に体を動かす
体を動かすことで、ストレス解消の効果が期待できます。
少し古いデータではありますが、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、運動が病気の予防だけでなく、メンタルヘルスの不調改善に有効であると発表しています。
1日20分を目安に運動をしてみましょう。
3.睡眠時間を確保する
ストレスを感じているときこそ、十分な睡眠時間をとりましょう。寝ることで、ホルモンバランスの変化や乱れた自律神経を整える効果が期待できます。
反対に、就寝時間が短いと、ストレスを受けやすくなってしまいます。
6~8時間を目安に、睡眠時間をとることを意識してみてください。
ストレスが原因で仕事を辞めたいときの対処法4選
ストレスが原因で仕事を辞めたいと感じた際には、以下4つの対処法があります。
- 仕事を休む
- 異動願を申し出る
- 転職する
- 退職する
各方法について、順番にみていきましょう。「今の状況からなんとか抜け出したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.仕事を休む
ストレスが原因で仕事を辞めたいときは、思い切って会社を休んでみましょう。休むことでリフレッシュになり、仕事に前向きに取り組める可能性があります。
強い疲れを感じた際には、有給休暇を使用して会社を休んでみてください。映画を見たりリラクゼーション施設に行ったりするなどして、心と体をリフレッシュさせるのがおすすめです。
なお、精神的な限界が来ている場合は、休職を検討してみましょう。有給を使うよりも、長い期間会社を休めるため、心と体をゆっくりと休められます。休職期間の目安は、3ヶ月~1年間です。
ただし、休職中は、給料が支払われない可能性があります。会社によって取り決めが異なるため、就業規則を確認しておきましょう。
仕事を休む方法や注意点は、関連記事「仕事に疲れて休みたいなら休んでも良い!疲労を感じる3つの原因や6つの対処法を解説」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.退職の手順を踏む
仕事内容にストレスを感じているなら、部署を異動することで解決するかもしれません。
たとえば、営業から事務に異動すれば、ノルマや外回りから解放されます。
上司に異動願を申し出てみましょう。
ただし、人員や上司の対応によっては、異動できない可能性もあるので注意が必要です。
3.転職する
ストレスが原因で仕事を辞めたい場合は、転職するのもひとつの改善策です。人間関係や業務内容が原因の場合、会社を変えることで状況が改善することがあります。
例えば、給料が上がったり、きちんと定時で帰れたりすることで、悩みが解決する場合もあるでしょう。
環境が変われば、仕事が楽しいと感じるかもしれません。職場の 人間関係や仕事内容 に悩みを抱えている場合は、転職を検討してみましょう。
4.退職する
人によっては、仕事があまりにも忙しくて会社を休めなかったり、転職をする時間がなかったりする場合もあるかもしれません。そんなときは、会社を退職することを検討してみてください。
心と体が限界を向かえている状態で必要なのは、休息です。最悪の場合、日常生活に支障をきたす可能性もあるため、早めに仕事から離れることが大切です。
ストレスを理由に円満に仕事を辞める3つのポイント
ストレスを理由に辞めるとしても、できるだけトラブルなく穏便に辞めたいですよね。こちらでは、円満に退職するための3つのポイントを解説します。
- 無断欠席はしない
- 退職の手順を踏む
- 会社の不満や愚痴は言わない
順番に見ていきましょう
1.無断欠席はしない
ストレスが限界だからといって、無断欠席をするのは控えましょう。普通に辞めるよりもリスクが多いためです。
たとえば、損害賠償請求をされたり、転職後に必要な離職票が発行されなかったりする恐れがあります。
無断欠勤する危険性については、関連記事「【危険】バックレた際に発生する8つのリスク!退職代行がおすすめの理由」について解説します。あわせてチェックしてみてください。
2.退職の手順を踏む
円満に退職するには、主に以下の手順を踏みましょう。
- 直属の上司に退職を申し出る
- 退職届を提出する
- 引き継ぎをする
特に重要なのは、直属の上司に伝えることです。
いきなり人事や本部などに伝えると、上司と話し合うように促される恐れもあります。また、上司の顔に泥を塗ることにもつながるので、直属の上司に伝えることを頭に入れておきましょう。
3.会社の不満や愚痴は言わない
退職前絵には、会社の不満や愚痴は言わないようにしましょう。トラブルに発展する恐れがあるためです。
たとえば、上司の耳に入り、注意を受けたり嫌がらせをされたりする恐れがあります。
同期や先輩などに退職理由についても聞かれても、ストレスが溜まっていることは言わないほうがベターです。
ストレスで仕事を辞めたいなら退職代行サービスを利用しよう
夜眠れなかったり上手く笑えなかったりする場合は、心身ともにストレスが溜まっている可能性が高いです。自分自身を守るため、早めに退職することも検討してみてください。
とはいえ、心も体もボロボロの場合、自力で退職を言い出すのが難しい方も多いと思います。そんなときは、退職代行サービスの利用を検討してみましょう。退職代行とは、依頼者の代わりに退職の意志を会社へ伝えてくれるサービスです。
仕事が泣くほど辛い状況で悩んでいるかたは、退職代行SARABAにご相談ください。勤務先への交渉権が認められている労働組合が運営しており、有給消化の交渉や未払い残業代の申請などが可能です。LINEによる無料相談も受け付けているので、疑問や不安があれば遠慮なくお問い合わせください。
なお、下記の記事では、退職代行のおすすめランキングを紹介しています。当メディアがリサーチした30社の中から本当におすすめできる15社を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。