退職代行の利用は「逃げ」と言えなくなる過労自殺した例

「退職代行は逃げ」「退職することぐらい自分でするべき」そう思ってらっしゃる人は少なくないでしょう。

しかし、そう思う多くの方は、そこまで追い詰められたことが無い人が多い。

その反面、退職代行を利用する方は、考えることが出来なくなるほど追い詰められているのです。

一緒に働いている人やその相手の立場にいる人からすれば「なんでそんな追い詰められてるの?」などと思ったりする人もいるでしょうが、本人にしか分からない苦痛はあるのです。

目次

追い詰められてしまう理由

何故、そこまで追い詰められるのか?


・サイコパスレベルの人間を相手(会社や上司)にしている
・寝る暇もないほど働いている

例えば暴言、暴力です。

人を馬鹿にしたり嫌味を言うのが仕事と言わんばかりに暴言を吐く人が実際にいます。上司からの完全なパワハラです。精神的にも、肉体的にも追い詰められている人が少なくないのも事実です。

そして会社を辞めようとしても、退職願いを目の前で破り捨てたり、自宅に訪問してまで引き留めてくるなどですね。そんな人を相手にしたら、追い詰められて当然でしょう。

また、長時間労働も追い詰められてしまう原因となっています。

上記は1週間の就業時間が60時間以上を超えている雇用者の割合ですが、

・運輸業、郵便業
・教育、学習支援業
・建設業

これらがトップ3となっています。

1週間の就業時間が60時間以上の方は十分注意してください。

最悪の場合は、過労自殺してしまいます。
ちなみに日本の過労自殺の数は5年間に368人です。

ニュースで報道された数が368人なら、実際に亡くなっている数はもっと多いですよね。

次に、過労自殺に陥った事例をいくつかピックアップしていきましょう。

電通

まず、有名なのが電通ですね。

電通自体は大手広告代理店で平均年収1450万円も貰えるのでここに勤めれれば勝ち組になれるという印象がありますが、それ故に厳しく、辞めたいけど辞めれない状況に陥ってしまう人も少なくないのでしょう。

ちなみに、電通過労死事件からの情報では、1日20時間労働なうえに性的見返りまで求められていたそうです。

まあ、部署にもよるでしょうから、電通=ブラックではないのでご了承ください。

アイドル


次にアイドル業界。

中には、環境が過酷過ぎて、とても辞めれるような状態ではありません。

最近でも、社長のパワハラが原因で自殺した事件がありました。

ただし、これだけ多くの事件事故があると真相を知るのも難しいですね。それだけ、追いつかないほど数があるともいえるでしょう。

KDDI


最近のものだと、KDDI。

過労自殺自体は大々的に報じられていませんが、社員の自殺が明らかとなった後にKDDIは労働基準監督署から勧告され、社内調査がおこなわれた結果、約6億以上もの残業代未払いが発覚したことが大きくピックアップされました。

しかし、その後も社員に90時間超の時間外労働があったことが分かり、労基署から「長時間労働」や「サービス残業」の改善をするよう重ねて勧告されたそうです。

労働者が過労自殺してしまうような会社というのは何かあるってことなのでしょうかね。

スバル


この会社もKDDI同様、過労自殺によって労働基準監督署が調べた結果、7億以上の残業代未払いが発覚したそうですね。

KDDIと完全に同じ事例で驚きましたが、残業代未払い多すぎですね。

医師


人手不足による「30代医師の自殺」が労災認定されたそうですね。

自殺をしたのは男性医師で事件の直前、医師は精神疾患を発症していた上に、直近の6カ月で取った休日は5日間しかなかったことが明らかにされました。さらに、多い時には月に「200時間以上の残業」が確認されたそうです。

医師の弁護士は「仕事の量が多いのに対し、それに見合う人数が足りていない」と訴えたそうです。
病院側はその認識があったのにもかかわらず十分なサポートをしなかったそうですね。

年収的には平均1000万以上を超える医師であっても、働きすぎると頭が混乱して自殺を図ってしまいます。

医師だけに限らず、働きすぎによる混乱、追い込みはさけたいですね。

ゴンチャロフ製菓(チョコレート会社)


チョコレートの製造会社でも過労自殺が起きています。

原因はやはり長時間労働と上司のパワハラ。
肉体的にも、精神的にも追い詰められてしまったのでしょう。しかも20代という若さ。

自死に至る約半年前からうつ病を患っていたとあるので、その時からすでに休職するか、もう会社を辞めるべきだったと言えるでしょう、しかし追い詰められている時はそんなことさえも考える余裕を失うのでしょう。

ステーキのくいしんぼ


この会社では、残業を月に200時間させられた20代の男性が過労自殺してしまいました。

毎日働かされ、時には限られた休みの時間ですらステーキに使うソースを買いに行かせたみたいですね。

本人は最後の決断の時、「もう少し続ける。」と決心したものの、働きすぎて頭が真っ白になってしまったのでしょう。

まとめ

上記で過労自殺の事例をこれだけまとめましたが、まだたくさんありますし、全て挙げていたらキリがありません。

つまり、日本で過労自殺はもはや日常的に起きていることだと言っても過言ではないのです。

それを考えると、退職代行は決して「逃げ」ではありませんし、あって当たり前のサービスといってもいいのではないでしょうか。

逆に、この記事

これってうつ病のサイン?一刻も早く退職した方が良いケースとは!?

に当てはまる人は要注意です。精神的、肉体的に追い詰められている人は「会社を辞める」「休職する」という選択肢があるということすら頭に浮かばなくなってしまいます。

もし追い詰められる寸前なら、追い詰められる前に退職代行の存在を思い出してください。あなたの命を守る強い味方になります。

あなたが退職するまでしっかりサポートさせていただきます。

退職代行SARABAはこちらからお問い合わせください。

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