1. 簡単な自己紹介
現在22歳の女性です。広島県東部出身で地元の宝飾小売店に販売職として勤務していました。入社前は近県の英語系の短期大学を卒業し、前職では1年間勤めていました。給料は基本給と手当てを合わせて月15万程度でしたが、不況を理由に途中からクリーニング代三千円がカットになりました。残業代は1年間働いた中で一度も付きませんでした。
余談ですが、給料明細が社長からの手渡しで、受け取るときに偶然先輩の明細が目に入ったのですが、大卒で入社6年目販売職の男性の金額が私とほとんど変わらず、昇給は見込めないなと悟りました。ちなみにボーナスは会社の利益が出た時のみで、私は一年目だったためか(?)ありませんでした。月に休みが6~8日あり、9:30~18:30(8時間労働1時間休憩)です。
残業時間は一時間ほど前に出社して開店準備をするので月に約20時間以上ありました。仕事でつらかったことは休日が少なく、労働時間も長いため休む時間がなかったことです。休日は仕事内容の勉強をし、少しでも疲れをとるために寝ることがほとんどでした。
また、同じ労働環境で精神的なバランスを崩している態度の厳しい直属の上司や、ワンマンで労働条件にあいまいな社長と関わることもストレスでした。仕事で楽しかったことは接客業だったため、お客様に喜んでもらえること、笑顔が見れること、感謝してもらえることが一番嬉しかったです。また仕事をやっていく中でビジネススキルや仕事内容に関する知識が身に付いたことも自身の成長を感じられてやりがいを感じました。
2. 退職した理由
主な退職理由は販売職から事務職へのキャリアチェンジのためです。もともと経理事務職として内定し、3ヶ月ほど商品知識や仕事の流れなどの勉強を兼ねて販売職として研修をするということでしたが、人員の都合上その期間が半年、一年と延びていきました。年末に社長から直接「経理として入社してもらったが、人員の都合上来年も販売として頑張ってほしい。そうでなければ会社を辞めてもらわなければいけない」と言われました。
新しい人が入社次第経理へ異動とのことでしたが、私自身が5年ぶりの新入社員だったこと、人手不足にもかかわらず積極的な採用活動を行なわなかったためパート・中途採用・新卒内定者がいないこと、また労働条件への不満(少ない休日・多い残業・あいまいな勤怠管理や給料関係・入社1年目で不況を理由に給料カット等)により退職を決意し、年度末に退職しました。転職エージェントの方に同じことを聞いてもらうと、早めに見切りを付けて正解だったねと言ってもらえ、退職という決断が自分の中で負担に感じていたのが少し和らぎました。