岩手県25歳(女性)製パン工場の退職事例

1. 貴方の簡単な自己紹介

女性です。25歳で、岩手県在住の専業主婦です。以前は製パン会社で正社員として店舗に勤めていました。4年制大学を卒業して就職し、勤続2年7か月で退職しました。退職前の給与手取りは23万円程でした。月の労働時間は平均220時間程で、残業時間は50時間程です。

仕事でつらかったのは、飲食店では必ずついて回る「売上」を求められ、店長である自分は多少無理をしてでも売上・利益向上に努めなければならなかった事です。店舗の勤務体系はシフト制ですが、途中で交代できるアルバイト・パートさんがいない日は、1日中店に出ていました。

朝6時出勤、夜11時退勤で、まとまった休憩時間もありませんでした。もちろん店に出ているだけが仕事ではなく、発注や経理、資料作成などの事務作業もしなければならないので、アルバイト・パートさんが十分いる時間も休めるわけではありません。

睡眠不足で体がもたないと思い、アルバイトを増やすと「先月は売上が下がっているのに人件費が高い。どういうことだ」と上司から問いただされ、状況を話すと「店長が店に立っていないと売り上げは獲れない。」と言われました。結局、店に出る時間を増やしたところバイトを使う人件費は減っても自分の休日出勤が増えるばかりでした。

店長職(少なくとも私のいた製パンチェーンの直営店において)は相当タフでないと出来ない仕事だと感じました。仕事の中で楽しさを感じる事もありました。それは、お客様との会話の中でお勧めした商品を購入してくれたり、常連のお客様ができたことです。忙しくても、常に笑顔を崩さないよう意識している中で、お客様とのやり取りが楽しく、心からの笑いが出る事もありました。

2. 退職した理由

日ごろから上司からの矛盾した指示「売上up、コストダウン、残業オーバーするな」に応える為、必死で仕事をこなしてきました。1店舗持つだけでいっぱいいっぱいでしたが、毎月の店長会議で集まる先輩社員方は更に大きな店を2店舗兼任している店長が多く、体がボロボロになっていました。

また女性店長は同年代の若手しかおらず、結婚・出産を経て仕事を続けている先輩女性社員は同じ部署にいませんでした。全社的に女性は若手しかおらず、上は男性ばかり。会議内の女性の発言や提案も、上の役員へ届く前にへし折られます。このまま長時間労働をこなしているばかりでは、仕事の中での成長はおろか私生活の結婚・出産もかなわないと思いました。

そこで婚約を機に退職を申し出ました。上司には考え直すように言われたこともありましたが、決意は固まっていたので予定通り退職しました。

 

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