次の仕事が決まっていないけど仕事を辞めるメリット・デメリット!5つのやるべきことも解説

「次の仕事はまだ決まっていないけど、今すぐ仕事を辞めたい!」
「転職先が決まってから、退職した方が良いよね…つらい」
「もう限界!先が決まってないのに退職したら、どうすれば良いの?」
と悩んでいませんか。

残業続きの毎日などで心身ともに疲弊します。その中で、仕事をしながら転職活動をするのは困難です。たとえ、定時に毎日帰れたとしても疲れてしまって、何かをする気力も起きません。

とは言っても、転職先が決まっていない状態で退職するのは怖いですよね。

そこでこの記事では、次の仕事が見つかっていないけど今すぐ退職をしたい人に向けて

  • 仕事が決まっていない状態で辞めるメリット・デメリット
  • 転職先がない状態で辞めた人がすること
  • スキルアップをしてから仕事探しをしたい人におすすめの制度

などを分かりやすく紹介します。次が決まってないからと、苦しんでいる人はぜひ最後までご覧ください。転職先が決まっていなくても、なんとかなることが多いです。

目次

【結論】次の仕事が決まっていない状態で退職してもなんとかなる

転職先が決まった状態で、退職をできるのが理想です。とは言っても、残業ばかりでプライベートの時間がなかったり、精神的にも肉体的にも限界まで追い込まれたりしているのであれば、すぐに退職をした方が良いでしょう。

転職エージェントdodaの2022年8月18日の発表によると、求人倍率は上がり求人数は下がっています。このまま8月も、経済活動の活発化を見越して引き続き採用意欲が活発化されることが予想されています。

転職先がないかもと心配で退職できていない人は、転職エージェントに登録して転職できるかどうかを確認するのがおすすめです。プロの意見を聞くことによって、不安が軽減されます。

また、失業手当などもあるのでお金もなんとかなることが多いです。

「限界!辞めたい」と思っているのであれば、まずは退職して落ち着いてから今後を考えるのも1つの手段です。

次の仕事が決まっていない状態で辞めるメリット3選

こちらでは、次の仕事が決まっていない状態で辞めるメリットを3つ紹介します。

  1. 転職活動の時間が取れる
  2. 資格勉強の時間が確保できる
  3. 選考スケジュールに柔軟に対応できる

それぞれ順番に確認していきましょう。

1.転職活動の時間が取れる

退職をすることによって、転職活動の時間が十分にとれます仕事をしながら、転職活動をするのは困難です。特に、残業続きの人は時間を確保できないことが多いです。

たとえ、土日が休みであったとしても心身ともに疲れていたら、動けないですよね。平日働いて、休日に転職活動をしていたら、週7日間全てフルで稼働しなければいけません。

頑張ることは否定しませんが、体調を崩してしまう危険性もあります。

転職先を見つけてからじゃないと不安な気持ちも分かります。しかし、転職活動に時間をしっかりと割けるように退職を先にするのも1つの手段です。

2.資格勉強の時間が確保できる

資格勉強やスキルアップの勉強時間を確保できます。その結果、気になっている職種に挑戦するチャンスにもつながります。

「今の仕事が自分に合っていない」と感じているなら、退職をしてやりたい職種に就くための勉強をするのもおすすめです。

たとえば、食品メーカーの営業職しか経歴がない人でも

  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • 労務士

など、資格や勉強をすれば大きくキャリアチェンジができます。仕事を辞めて焦るかもしれませんが、この機会に本当に自分がしたいことは何かを探してみても良いでしょう。

そして、その仕事に就くためには何が必要かを明確にしてくださいね。

3.選考スケジュールに柔軟に対応できる

転職先が決まる前に退職をしたら、選考スケジュールに柔軟に対応できるというメリットがあります。

在職中の転職活動は、どうしても面接のできる日が限られてしまいます。また、複数の会社を並行して行えません。

しかし、退職後であれば、面接の日程調節で困りません。就活時と同じように複数の会社をまとめて一気に受けられるので、短期集中で活動できます。

次の仕事が決まっていない状態で辞めるデメリット3選

メリットもありますが、転職先がない状態で退職をするデメリットももちろんあります。

主なデメリットを3つ紹介します。

  1. 次の仕事が見つからないかもと焦る
  2. モチベーションを保つのが難しい
  3. 離職期間があると社会保険などの移行手続きが面倒

それぞれ順番に確認していきましょう。

1.次の仕事が見つからないかもと焦る

どうしても次の仕事がなかなか見つからないと、焦ります貯金はどんどん減っていくし、毎月固定で入ってきた収入が無くなるからです。

貯金残高を気にしながら転職活動を行うのは、正直プレッシャーに。また、不採用通知が続くと一生仕事が見つからないと不安になります。

就職活動を思い出してください。何度もお祈りメールを受け取りましたよね。あなた自身が否定されたのではなく、ただその会社とご縁がなかっただけです。

貯金残高が気になる人は、一気に何社も受けて短期集中で効率よく転職活動を行いましょう

2.モチベーションを保つのが難しい

モチベーションを保つのが難しいです。ずっと辞めたかった会社を退職すると、安心します。

「今日から転職活動を頑張るぞ!」と思っていても、転職先を決める締切日も無く、会社で嫌な思いをしないで済むのでどうしてもモチベーションを維持するのが難しいです。

家でゆっくりして、心と体を回復させるのも重要です。しかし、いつまでも続けていたら貯金も底をついてしまいます。また、社会から必要とされていないかもと焦燥感にかられることも。

そうならないためにも、転職エージェントに登録をして予定をしっかりと詰め込むようにしましょう。

3.離職期間があると社会保険などの移行手続きが面倒

転職先が決まっていない状態で退職をすると、社会保険などの一時的な切り替え必要です。

具体的に必要な切り替えは、

  • 国民健康保険の切り替え
  • 厚生年金から国民年金への切り替え

などです。インターネットで作業が完結せず、住んでいる市区町村の窓口で手続きを行わなければいけません。

次の仕事を決めないで辞めた人がすること5選

次の仕事を決めないで退職をする人も多いです。その場合に、やったほうが良いことを5つ紹介します。

退職後少しゆっくりしたい気持ちも分かりますが、すぐに行動して面倒くさいこと終えてしまいましょう。

  1. 転職エージェントに登録する
  2. 失業手当を受給する
  3. 健康保険の切り替え
  4. 国民年金の免除申請
  5. 固定費を見直す

順番に解説します。

1.転職エージェントに登録する

「今辞めても、転職先が無い。苦しいけど頑張ろう」と無理をしているのであれば、転職エージェントに登録してください。

転職のプロの意見を聞くことで、不安を解消できることも多いです。

転職先がないと考えるのは思い込みです。プロの意見を聞いて転職先があることが分かれば、安心して退職できます。

2.失業手当を受給する

働いていた期間がある程度長ければ、仕事を辞めた後に失業手当を受給できます。失業手当は、雇用保険を納めていた人を対象に、ハローワークから支給されるお金です。

具体的には、次の条件満たすことで賃金の50〜80%程度を原則1年間受け取れます。

  • 退職前の2年間のうち雇用保険を12ヶ月以上納めていたこと
  • ハローワークで休職の手続きをしていること
  • 失業状態であること

「失業状態」という条件は、再就職して働く意志や能力があることを指します。そのため、働く気がないなどの状態では、失業手当を受給できないので注意しましょう。

3.健康保険の切り替え

健康保険の切り替えは、14日以内に行わなけばいけません。必要書類を持参して、市区町村の窓口に提出しましょう。

必要書類は以下5点です。

  • 社会保険資格喪失証明書
  • 届出書
  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑

健康保険に加入することは、義務です。万が一、保険証を持たずに医療機関を受診すると、全額自己負担になってしまいます。普段何百円または、何千円で受けられる治療が10,000円を超えることに。

国民健康保険以外にも、会社の健康保険を任意継続できたり、家族の健康保険に被扶養者として加入したりする方法があります。

4.国民年金の免除申請

退職して無収入の状態だと、国民年金を支払うのも大きな負担になります。国民年金の免除申請を行いましょう。こちらも、各市町村の窓口に書類を提出しなければいけません。

必要な書類は、

  • 退職の日がわかる書類(離職票や社会保険資格喪失証明書など)
  • 年金手帳
  • 身分証明書
  • 印鑑

の4点です。

年金の支払いを一時的に免除できるのは、収入の減少や失業により国民年金保険料を納めることが困難な場合です。申請することで、一時的に支払いが免除されます。

しかし、将来的にもらえる年金額が減ってしまうので要注意。

ただし、保険料免除から10年以内であればあとから追納も可能。追納することで受給額を満額に近づけられます。転職するまで、少しでも出費を減らしたい人は、国民年金の免除申請も視野にいれましょう。

5.固定費を見直す

退職後すぐに固定費を見直しておきましょう。

  • 家賃の安い物件に引っ越す
  • 格安SIMに乗り換える
  • 不必要なサブスクリプションを解約する

などの方法で、月々かかるお金を節約できます。退職後すぐに行動を起こすのは難しいかもしれませんが、できるだけ早く固定費を見直してくださいね。

お金の心配が少しでも減ると、転職活動を急がなくてすみます。

スキルアップして仕事を探したい人におすすめの制度2選

転職活動をする前に、スキルアップしたいまたは手に職をつけたい人におすすめな2つの制度を紹介します。

  • 公共職業訓練
  • 教育訓練給付金

公共職業訓練とは、国が再就職を目指す人に行っている訓練です。月に10万円の給付金をもらいながらプログラミングなどのスキルを身につけられます。

一方で、教育訓練給付金とは専門学校費用の一部を国が保証してくれる制度のことです。対象になる資格が決まっているので、自分が取得したい資格が対象になるか確認してみてくださいね。

次の仕事が決まっていない状態で会社を辞めたら、転職エージェントにすぐ登録しよう

次の仕事が決まっていない状態で退職をしても、なんとかなります転職先が決まっていないからと、つらい思いをして会社に通い続ける必要はありません。

退職をしたら、転職エージェントにまずは登録しましょう。もちろん期間を決めて、少しゆっくりするのも良いです。心と体を回復させて、万全の状態で転職活動を行った方が効率が良いからです。

しかし、転職情報をより多く入手するためにも、早めに登録するのがおすすめ。

また、

  • 失業手当の受給するためにもハローワークに行く
  • 健康保険を切り替える
  • 国民年金の免除申請を行う

など、14日以内に行いましょう。めんどうな作業を終えたら、少しゆっくりしてくださいね。

また、今すぐ辞めたいと思うほど追い込まれている人は退職代行サービスの利用も1つの手段です。1人で苦しまないで、退職のプロに依頼してストレスフリーで辞めましょう。

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