【不安解消】仕事を辞めたいけど次がないときの対処法5選!退職してすぐにすべき4つの行動も解説

「仕事を辞めたい…」
「次が決まっていないまま退職してもいい?」
「転職先が決まっていないのに会社を辞めるのが不安」
など考えていませんか?

仕事を辞めたいけど、次がなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。上司からの理不尽な説教や長すぎる就業時間など、限界を感じている人もいると思います。

とはいえ、次が決まっていない状態で仕事を辞めるのは心配ですよね。退職した後の生活を考えると、どうしても不安になってしまいます。

結論からお伝えすると、次がなくても仕事は辞めても大丈夫です。無理して仕事を続けることで、体や心に悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、仕事を辞めたいけど次がなくて悩んでいる方に向けて

  • 対処法
  • 次がない状態で辞めるメリット・デメリット
  • 仕事を辞めた後、すぐにすべき行動

などを解説します。

最短当日で辞められる安全な退職方法も紹介するので「辛い仕事から解放されたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

次がなくても仕事を辞める人は意外と多い

転職先が決まっていなくとも、仕事を辞める人は意外と多いものです。

実際に、Twitterではたくさんのユーザーが仕事について言及しています。

https://twitter.com/sasafune0926/status/1540811773682790400
https://twitter.com/3sisters430/status/1387538350018543620

次がなくとも退職して、なんとかなっている人は多いです。そのため、精神的に限界を感じていれば、転職先が決まってなくとも仕事を辞めても大丈夫ですよ。

次がない状態で仕事を辞める5つのメリット

次がない状態で仕事を辞めるのを不安に感じている人もいると思います。働いていないと収入がないので、不安になるのは当然です。

しかし、次がない状態で仕事を辞めるメリットもあるので、ここでは5つ紹介します。

  1. 精神的苦痛から解放される
  2. 次の就職先をゆっくり探せる
  3. キャリアチェンジがしやすくなる
  4. 何が本当にしたいのか考えられる
  5. 面接日を調節しやすい

順番にみていきましょう。

1.精神的苦痛から解放される

仕事のことを考えると涙が出るほど追い詰められていたり、ハラスメントを受けていたりする場合は、次がない状態でもすぐに仕事を辞めた方が良いです。

次の就職先が決まるまで我慢する必要はありません。その期間働き続けることで、うつ病などの精神的な病気を発症してしまうリスクがあるからです。

会社を辞めれば仕事のことを考えなくて良くなるため、心にゆとりが持てます。

精神的に追い詰められていると自覚している場合は、仕事を辞めた後でゆっくり仕事を探すのがおすすめです。

2.次の就職先をゆっくり探せる

仕事を探すときわざわざ休みを取る必要がなくなるので、就職活動しやすいのもメリットのひとつです。

自分の時間に融通が効くようになるので、新しい会社が都合の良い最短の日で面接できます。欠員募集の場合は即日入社できることも評価されるので、採用されやすくなりますよ。

早く辞めたい一心で変に焦る必要性もないので、自分自身を見つめ直してゆっくり就職先を探せます。

3.キャリアチェンジがしやすくなる

時間に余裕ができて空き時間を勉強に費やせるので、キャリアチェンジがしやすくなります。新しいことにチャレンジしたいと考えているなら、働きながら勉強するより圧倒的に効率が良いです。

会社員は8時間労働がほとんどですよね。拘束時間は9時間ほどです。働きながら未経験の分野に挑戦するとき、まとまった勉強時間が取れるのは土日だけになってしまいます。

一方で、仕事を辞めてから挑戦する場合は、自分の好きな時間に好きなだけ勉強できるので、働きながら学ぶより効率が良いです。

チャレンジしたい分野の交流会などがあれば、積極的に参加すると良いでしょう。昼間に参加できるのも強みです。

4.何が本当にしたいのか考えられる

5.面接日を調整しやすい

次がない状態で仕事を辞める3つのデメリット

次がない状態で仕事を辞めることでメリットもありますが、デメリットもあります。どんなデメリットがあるのかしっかり把握した上で、仕事を辞める決断をしましょう。

ここでは、次がない状態で仕事を辞めるデメリットを3つ紹介します。

  1. 無職期間が長いと選考で不利になることも
  2. お金の心配事が増える
  3. 精神的に不安になる

ひとつひとつみていきましょう。

1.無職期間が長いと選考で不利になることも

仕事をしない期間が長期間になると、転職するとき不利になる場合があります。

「計画性がないのでは?」「長く仕事を続けられない原因があるのでは?」と思われてしまうからです。すると、採用を見送られてしまうことも。

転職先がなかなか決まらないと、焦ってしまいます。条件を妥協して後悔することのないようにしたいですよね。

無職期間が長く続く場合は、理由をしっかり説明できるようにしておきましょう。

2.お金の心配事が増える

次がない状態で仕事を辞めると、なかなか次が決まらなくて仕事をしない期間が長引いてしまうことがあります。すると、生活費を工面するのが大変になってしまうことも。

仕事がなかなか決まらずにお金がなくなってしまう焦りから、転職先の情報をリサーチせずに決めてしまって後悔するリスクがあります。

少しでも不安材料を減らすためには、日頃から生活防衛資金をしっかり貯金しておくことが大切です。

次がない状態で仕事を辞めた場合は、失業保険の受給申請をできるだけ早めにすると良いでしょう。

3.精神的に不安になる

仕事をしない期間が長くなると収入源がなくなって貯金が減っていくため、精神的に不安になりやすいです。

特に、想定していた以上に期間が空いてしまった場合は、お金の工面が大変になるため焦ってしまいます。仕事がなかなか決まらないと「このままずっと働けなかったらどうしよう」という焦りも出てきますよね。

次がない状態で仕事を辞めるときは、これからのことをじっくり考えた上で転職活動の計画を立てると良いでしょう。

今仕事を辞めるべきかを決める3ステップ

今の仕事を辞めるべきか決める3つのステップを紹介します。自己分析で自分について深掘りをしていくので、まだ心と時間に余裕がある人は行ってみてくださいね。

もちろん退職して、時間ができてからやっても転職の手助けになるのでおすすめです。

  1. 今の現状を書き出す
  2. 今の会社で働き続けるメリット・デメリットを比較
  3. 自己分析を行い将来どうなりたいかを明確化する

1つずつ確認しましょう。

1.今の現状を書き出す

今の現状を書き出してみましょう。紙に書き出すことで、自分の状況を客観的に確認することが出来ます。

  • 疲れている理由は?
  • 仕事を辞めたい原因は何か
  • いつから退職したいと考えるようになったのか
  • 原因を今の会社に居続けて改善できるのか
  • 仕事を辞めた後、なにがしたい?
  • 仕事を辞める不安は何?

など、質問に対する答えをひたすら書いてみましょう。

何に対して悩んでいるか、分からないままだと解決できません。自己分析を行なって、今の現状を理解することから始めましょう。

2.今の会社で働き続けるメリット・デメリットを比較

今の会社で働き続けるメリットとデメリットを比較しましょう。具体的に比較することで、会社を辞めるかどうか判断しやすくなります。

メリット デメリット
今の会社に居続ける
  • 経済的には安定
  • 仕事に慣れている
  • 人間関係がつらい
  • 残業をしないといけない(プライベートの時間がない)
  • 疲れが取れない

表にすることで、今の会社に居続けるべきかどうかが判断しやすいですデメリットが多すぎる場合や、自分の力で解決できない問題ばかりだと、退職を視野に入れて行動したほうが良いでしょう。

3.自己分析を行い将来どうなりたいかを明確化する

自己分析をして、将来どうなりたいかを明確化しましょう。1と2のステップを行い、あなたの今の状態が分かります。次に決めるのが、進みたい方向です。

自分の生きたいように生きましょう。他の人の声を聞く必要はありません。周囲の声にしたがって決断して失敗しても、誰も助けてくれないからです。

今後どんな風に働きたいのか明確な目標がない人や、会社は辞めたいけど将来的にどうなりたいか分からない人は納得するまで行なってください。

自分のことをより理解できれば、目標を設定しやすくなります。

仕事を辞めたいけど次がないときの対処法5選

「次がないけど仕事を今すぐに辞めたい」と考えている方には、以下5つの対象法をお勧めします。

  1. 休職する
  2. 転職エージェントに登録する
  3. 貯金・有給を活用する
  4. 可能であれば親に相談する
  5. 失業給付金など国の制度を利用する

順番にみていきましょう。

1.休職する

次が決まっていないけど今すぐ仕事を辞めたいと発作的に考えているなら、休職しましょう。心と体を休ませて、余裕が出てから退職するかどうかを決めたほうが後悔しにくいからです。

周りの人に迷惑をかける、復職しにくいと考えるかもしれませんが、まずは今1番あなたにとって良い手段をとりましょう。自分がどうしたいかを最優先してください。

休職するために、診断書をもらってください。

2.転職エージェントに登録する

「今辞めても、転職先が無い。苦しいけどまだ頑張ろう」と無理をしているのであれば、転職エージェントに登録してください。

転職のプロの意見を聞くことで、不安を解消できることも多いです。

転職先がないと考えるのは思い込みです。プロの意見を聞いて転職先があることが分かれば、安心して退職できます。

3.貯金・有給を活用する

貯金や有給を活用することで、次がなくともお金に困らず退職できる可能性があります。特に有給を使えば、1~2ヶ月間働かないでも良い場合があるので、そこから転職活動を始めるのも良いでしょう。

なお、有給消化は労働者に与えられた権利です。そのため、勤務先は従業員からの「有給を使いたい」という申し出に対して拒否できません。

もし有給消化を拒否された場合は、労務管理を任されている部署や労働基準監督署へ相談しましょう。関連記事「退職時に有給を消化できないときの対処法4選!安全かつ確実に消化しきる方法とは?」ではより詳しい対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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4.可能であれば親に相談する

なかなか両親に苦しんでいることを伝えるのは、難しいですよね。困らせてしまうかもと、我慢しがちです。また、怒られるかもしれないと不安になることも。

しかし、現状を知ってもらうためにも可能であれば親に相談しましょう。納得して転職するために、金銭面で頼ることも検討してください。たとえば、実家に帰るなど。

もちろん頼り過ぎはNGです。転職活動を始めたり、アルバイトやパートをするなど行動を起こしてくださいね。

5.失業給付金など国の制度を利用する

次がなく働くのがどうしても難しい場合は、国の制度を利用するのも1つの方法です。

主な制度は、以下の通りです。

  • 失業保険
  • 生活困窮者自立支援制度

失業保険は、会社を退職した人が一定の要件を満たした際に受け取れる手当のことです。元の給与の約50~80%の金額を、最低90日間受け取れます。

生活困窮者自立支援制度は、働きたくても働けない人や、住む場所がない人などを支援するためのものです。各都道府県に設けられた窓口に相談します。

仕事により心と体がボロボロの場合は、このような制度を利用しましょう。働くことよりも、心身ともに休むことが何よりも重要です。

次がない状態で辞めたときにやるべき行動5選

次がない状態で仕事を辞めたときは、すぐにやっておいた方が良い手続きがあります。事前にしっかり確認しておくことが大切です。

ここでは、次がない状態で仕事を辞めたときにすぐにやるべき4つの行動を紹介します。

  1. ハローワークで失業保険の受給手続き
  2. 健康保険と年金の切り替え手続き
  3. 履歴書と職務経歴書の作成
  4. 転職活動
  5. アルバイト・パートを始める

それぞれみていきましょう。

1.ハローワークで失業保険の受給手続き

次がない状態で仕事を辞めた場合は、ハローワークで失業保険の受給手続きをするようにしましょう。

仕事からの収入がない場合は、貴重な収入源です。失業保険は働いていたときの50〜80%がもらえます。条件により金額と支給日数が異なりますので、しっかり確認しておくと良いです。

失業保険の受給手続きには離職票が必要になるので、退職前に会社に申請しておきましょう。

具体的な手順はハローワークのホームページを参考にしてください。

2.健康保険と年金の切り替え手続き

次がない状態で仕事を辞めたときは、必ず健康保険と年金の切り替え手続きをする必要があります。

会社で加入している社会保険は、在籍期間が過ぎると無効になります。そのままにしておくと健康保険に加入していないことになり、保険証がなく病院での診療が10割負担に。会社を退職したら、国民健康保険への切り替え手続きを忘れずにしましょう。

年金も厚生年金から国民年金に切り替える必要があります。会社を退職してそのままにしておくと、無職期間の年金が未納になってしまうので注意してください。

3.履歴書と職務経歴書の作成

次がない状態で仕事を辞めた場合は、会社を退職してから転職活動をすることになりますよね。焦らなくて大丈夫なので、退職してできるだけ早めに履歴書と職務経歴書を作成しておくと良いでしょう。

同時に、次に働きたいジャンルをピックアップしたり、実際に入社したい会社をピックアップしたりしておくと、転職活動がスムーズにできます。

今までの経験は貴重な武器です。できるだけ妥協することなく転職できるよう準備しておくことが大切です。

4. 転職活動

履歴書と職務経歴書ができたら、実際に転職活動をしていきましょう。

自分で就職先を探すのが難しい場合は、転職エージェントにを活用すると良いです。転職先を探してくれるだけでなく、面接の対策もしてくれます。

しかし、転職エージェントによって得意不得意が違うので、しっかりリサーチしてから登録するのがおすすめです。20代の転職に強いところがあれば、ハイクラス転職に強いところもあります。

自分に合った転職エージェントに登録し、担当のアドバイザーさんとしっかり相談して方向性を決めていくのが、転職への近道になるでしょう。

5.アルバイト・パートを始める

「次がないけど仕事を今すぐに辞めたい」場合は、退職してアルバイト・パートを始めるのも1つの手です。時給によっては、正社員でなくとも十分生活できます

正社員よりも責任が比較的軽く、残業も少ない傾向にあります。人によっては、アルバイト・パートを始めることでストレスが減ることもあるでしょう。

収入を得る方法は、正社員でなくても可能なので、頭に入れておいてみてください。

限界で今すぐ辞めたいときは退職代行サービスがおすすめ

試用期間中に辞めるのが「気まずい」と感じる場合は、退職代行の利用がおすすめです。退職代行とは、利用者の代わりに退職の意志を伝えたり、手続きしてくれたりするサービスです。

退職代行には、主に以下4つのメリットがあります。

  • 退職の意向を代わりに伝えてくれる
  • 引き止めにあわない
  • 最短当日で退職できる
  • 退職に必要な書類を受け取れる

「安全にできるだけ早く会社を辞めたい」「上司に退職の意志を伝えるのが憂鬱」と考えている方の利用がおすすめです。

当メディアを運営している退職代行SARABAでは、無料の転職サポートを行っています。そのため、次がなくても安心して勤務先を辞められます。24時間無料相談も受け付けているので、まずは話を聞きたいという方もぜひ気軽にご連絡ください。

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