退職代行サービスのひとつとして知られている、退職代行辞スル。
会社を辞めたいものの、「自分から退職を伝えにくい」「できるだけ早く会社へ連絡してほしい」と考え、利用を検討している人もいるのではないでしょうか。
一方、辞スルを利用する前には、
「口コミ・評判はどう?」
「実際の料金はいくら?」
「後払いには手数料がかかる?」
「有給や未払い残業代についても対応してもらえる?」
「会社との交渉はできる?」
といった点も気になるところです。
退職代行辞スルは、株式会社シーズが提供する民間企業型の退職代行サービスです。
公式サイトでは、正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円と案内されており、即日対応・24時間相談・後払い・全額返金保証などにも対応しています。
今回、当社が正社員として公式LINEへ実際に問い合わせたところ、通常22,000円のところクーポン利用で21,000円、追加料金なしとの回答があり、最初の質問を送ってから担当者による返信までは約8分でした。
また、ネット上には「労働組合と連携している」とする情報も残っていますが、今回現在の運営体制について直接確認したところ、現在は労働組合との提携・連携はなく、民間企業として退職代行を行っているため会社との交渉には対応していないとの回答でした。
有給休暇や希望退職日、未払い給与・残業代などについて本人の希望を会社へ伝えることはできますが、会社側が拒否した場合に辞スルが交渉することはできません。
さらに、後払いを利用する場合の手数料や支払期限、キャンセル時の返金割合、全額返金保証の条件、退職後のアフターサポートについてもLINEで確認しました。
そこで本記事では、退職代行辞スルの口コミ・評判、料金、後払い、キャンセル料などを調査するとともに、実際のLINE問い合わせ結果をもとに現在のサービス内容や注意点を詳しく解説します。
記事後半では、退職代行辞スルと退職代行SARABAの料金・対応範囲などの違いについても比較します。
退職代行辞スルを利用するか迷っている人は、口コミや料金だけでなく、会社との交渉可否や返金条件まで確認したうえで判断するための参考にしてください。
※料金・サービス内容・問い合わせ結果は2026年9月時点の情報です。
※本記事は退職代行SARABAを運営する当社が、各社の公開情報・利用者口コミ・実際の問い合わせ結果をもとに作成しています。
退職代行辞スルとは?基本情報を一覧で紹介

退職代行辞スルは、東京都大田区に本社を置く株式会社シーズが運営する退職代行サービスです。
株式会社シーズは2004年10月27日設立で、会社概要には事業内容として「インフルエンサーマーケティング」「退職代行事業・退職給付金事業」が掲載されています。
退職代行辞スルでは、公式サイト上で正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円と案内されており、即日対応・24時間相談・後払い・全額返金保証などに対応しています。
まずは、現在確認できる基本情報を一覧で見てみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 退職代行辞スル |
| 運営会社 | 株式会社シーズ |
| 運営形態 | 民間企業 |
| 料金 | 正社員・契約社員22,000円/アルバイト18,000円 |
| 今回の問い合わせ時の料金 | 正社員はクーポン利用で21,000円 |
| 追加料金 | 追加料金はないとの回答 ※後払い手数料・送料等は別途 |
| 弁護士 | 顧問弁護士監修と公式サイトに記載 |
| 労働組合 | 現在は提携・連携なしとの回答 |
| 会社との交渉 | 不可 |
| 即日対応 | 可能 |
| LINE相談 | 24時間対応の案内あり |
| 電話受付 | 平日10:00~18:00 |
| 支払い方法 | クレジットカード・銀行振込・PayPay・Amazon Pay・辞スル後払い |
| 後払い | 可能 |
| 後払い手数料 | 3,000円 ※今回の問い合わせ結果 |
| 全額返金保証 | あり ※条件あり |
| 退職後サポート | 離職票など必要書類の発行について勤務先への連絡に対応 |
| 公式サイト | 退職代行辞スル公式サイト |
公式サイトでは正社員22,000円、アルバイト18,000円と案内されています。
今回、当社が正社員として公式LINEへ実際に問い合わせたところ、
22,000ですがクーポン利用で、21,000となります。
追加料金はございません。
との回答がありました。
そのため、今回の問い合わせ時点では正社員はクーポン利用で21,000円でした。
ただし、クーポンの提供状況は今後変更される可能性があるため、実際に利用するときは申し込み前に現在の支払総額を確認した方がよいでしょう。
また、辞スルについてネット上では「労働組合と連携している」とする情報も確認できますが、今回公式LINEで現在の運営体制について確認したところ、現在は労働組合との提携・連携はなく、民間企業として退職代行を行っているとの回答でした。
そのため、有給休暇や希望退職日、未払い給与・残業代などについて本人の希望を会社へ伝えてもらうことはできますが、会社が拒否した場合の交渉には対応していません。
後払いについても、特定商取引法に基づく表記には複数の方法が掲載されていますが、今回確認したところ、現在利用できるのは「辞スル後払い」のみで、手数料は3,000円、支払期限は次の給料日とのことでした。
退職後については、離職票など必要書類の発行について勤務先への連絡をサポートしており、明確なサポート期間は設けていないとの回答も得ています。
退職代行辞スルの口コミ・評判
退職代行辞スルの口コミを調査したところ、Googleマップ上に投稿された口コミを確認できました。
良い口コミでは、希望日に対応してもらえたこと、LINEで手続きが進めやすかったこと、退職後までサポートしてもらえたことなどが評価されています。
一方、悪い口コミでは、返信の遅さ、対応の事務的さ、本人が会社と直接話すよう促されたことへの不満も見られました。
口コミは利用した時期や勤務先の状況、担当者とのやり取りによって評価が分かれるため、良い口コミ・悪い口コミの両方を確認しておきましょう。
退職代行辞スルの良い口コミ・評判
良い口コミ①|希望した日に対応してもらえた
Google口コミには、すぐ辞めたい日に対応してもらえ、スムーズに退職できたという声がありました。
何日か前や何ヶ月後とかではなくてすぐ辞めたい日に対応していただき、スムーズに退職する事が出来ました。
特に難しい事は無くLINEで色々教えて頂きました。
退職届けの書類もスムーズにコンビニで印刷が出来たりしてとっても良い退職代行サービスでした。
ありがとうございました。
皆さんも退職代行を利用する際はこちらをお勧めします。
この口コミからは、希望時期に合わせて進めてもらえたことに加えて、LINEでの案内や退職届の準備も分かりやすかったことがうかがえます。
退職代行を利用する人の中には、「できるだけ早く辞めたい」と考えている人も多いため、希望日に対応してもらえた点を高く評価したようです。
出典: Googleマップ
良い口コミ②|その日のうちに退職できて最後までサポートしてくれた
当日中に退職できたことや、退職後まで対応してもらえたことを評価する口コミもありました。
LINEで相談しその日のうちに退職出来ました。
無料電話相談では分からないことも調べて頂き
会社への退職連絡後も最後までサポートしてくれました。
値段も安くお願いして良かったです。
この口コミでは、即日で退職できたこと、無料電話相談で疑問点を確認できたこと、退職後までサポートしてもらえたことが評価されています。
今回のLINE問い合わせでも、辞スルは退職後に必要な書類の発行連絡などをサポートすると回答しており、口コミ内容とも一定の整合性があります。
出典: Googleマップ
良い口コミ③|自分で退職を言い出せない状況でもLINEでスムーズに進められた
自分では退職を切り出せない環境で、辞スルを利用して気持ちが楽になったという口コミも確認できました。
直接退職を伝えても絶対に辞めさせてもらえないどころか、とても怒られる環境で精神的に限界を感じこちらを利用しました。
もしかしたら頼んでも応じてもらえないかと不安でしたが、すんなり完了の連絡がきて安堵しました。
依頼もその後の処理もラインで完結できてとてもスムーズで分かりやすく満足しています。
ありがとうございました。
この口コミからは、強い引き止めや叱責が想定される職場で、自分の代わりに退職の連絡をしてもらえたことに大きな価値を感じていることが分かります。
「自分ではもう会社に連絡したくない」という人にとって、LINE中心で進めやすかった点も評価につながったようです。
出典: Googleマップ
退職代行辞スルの悪い口コミ・評判
悪い口コミ①|即日退職を希望したが連絡が翌日だった
Google口コミには、即日退職を希望していたのに、連絡が遅かったとする不満もありました。
最低でした。
連絡はすぐ返ってこないし、即日退職希望なのに翌日の連絡。
でその後退職完了して、返却物の連絡がまぁしつこい。
「送りましたか」「確認できません」毎日のように連絡がきました。
とにかく鬱陶しいです
二度と利用しません
この口コミでは、返信の遅さと、退職後の返却物に関する連絡の多さに不満を感じたようです。
一方で、今回当社が実際にLINEで問い合わせた際には、10時38分に質問を送り、10時46分に担当者から回答があったため、今回の初回返信は約8分でした。
返信速度は、時間帯や混雑状況、担当者によって差が出る可能性があります。
出典: Googleマップ
悪い口コミ②|対応が事務的だったという口コミ
担当者の対応に不満を感じたという口コミもありました。
自分の担当がアレだったのか、満足度は超絶マイナスです。
金払ってまで!どうしても行きたくないから相談してるのにマニュアルの言葉だけひたすら言う塩対応。
なんか、電話口でバカにされた様な反応でもありました。
退社後も結局会社に行く羽目になりました。
マジで金の無駄でした。
この口コミでは、親身さを感じられなかったことや、対応が事務的に感じられたことに強い不満を持っているようです。
ただし、口コミだけでは、担当者との具体的なやり取りや、退職後に会社へ行くことになった経緯までは確認できません。
そのため、辞スル側の対応だけが原因だったと断定することはできません。
出典: Googleマップ
悪い口コミ③|会社と直接話すよう促されたという口コミ
退職代行を使ったのに、本人が会社と直接話すよう促されたことへの不満も確認できました。
会社と直接話したくないのに、話が進まないということで電話に出るように催促されました。
最低です。
退職代行を利用する人の中には、「会社と直接やり取りしたくない」という理由で依頼する人も少なくありません。
そのため、本人が会社と話すよう促されたことに不満を感じたようです。
もっとも、この口コミだけでは、なぜ電話対応が必要になったのか、どのような状況で話が進まなかったのかまでは確認できません。
出典: Googleマップ
退職代行辞スルの口コミ・評判を調査した総評
退職代行辞スルのGoogle口コミを見ると、
- 希望した日に対応してもらえた
- LINEでスムーズに進められた
- その日のうちに退職できた
- 退職後もサポートしてもらえた
といった良い評価が確認できました。
一方で、
- 返信が遅かった
- 対応が事務的だった
- 退職後のやり取りに不満があった
- 会社と直接話すよう促された
といった不満の声もあります。
このように、辞スルの口コミは良いもの・悪いものの両方があり、評価は分かれています。
特に退職代行は、勤務先の対応や本人の状況によって満足度が変わりやすいサービスです。
口コミだけで判断するのではなく、現在の料金、会社との交渉可否、後払い、キャンセル条件、退職後サポートまで確認したうえで、自分に合うかどうかを見極めることが大切です。
退職代行辞スルの料金は正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円
退職代行辞スルの通常料金は、雇用形態によって異なります。
| 雇用形態 | 利用料金 |
|---|---|
| 正社員・契約社員 | 22,000円 |
| アルバイト | 18,000円 |
公式サイトでは、正社員22,000円(税込)と案内されており、特定商取引法に基づく表記でも、正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円と記載されています。
また、公式サイトでは「追加料金一切なし」と案内されています。
ただし、後払いを利用する場合の手数料や、退職届・貸与品などを勤務先へ送る際の送料などは別途必要になるため、必ずしも22,000円または18,000円以外の費用が一切かからないという意味ではありません。
特定商取引法に基づく表記では、会社への書類・貸与品の送料500円~5,560円、後払い手数料1,000円~3,000円などが利用者負担として記載されています。
今回のLINE問い合わせではクーポン利用で21,000円と案内された
今回、当社が正社員として公式LINEへ実際に問い合わせ、
現在利用する場合、実際に支払う料金はいくらになりますか?
と確認したところ、
22,000ですがクーポン利用で、21,000となります。
追加料金はございません。
との回答がありました。
そのため、今回の問い合わせ時点では、正社員はクーポン利用で21,000円と案内されています。
通常料金より1,000円安くなりますが、クーポンの内容や提供状況は今後変更・終了する可能性があります。
実際に利用する場合は、公式サイトに掲載されている料金だけでなく、LINE登録後に現在利用できるクーポンやキャンペーンがないか確認しておくとよいでしょう。
支払い方法はクレジットカード・銀行振込・PayPay・Amazon Pay・後払い
辞スルでは、複数の支払い方法を利用できます。
現在確認できる主な支払い方法は以下のとおりです。
- クレジットカード
- 銀行振込
- PayPay
- Amazon Pay
- 辞スル後払い
公式の特定商取引法に基づく表記には「ミライバライ」と「辞スル後払い」の2種類が記載されていますが、今回LINEで現在の利用状況を確認したところ、
現在は辞スル後払いのみとなります。
との回答でした。
そのため、2026年9月現在、実際に案内されている後払いは「辞スル後払い」のみです。
公式ページに古い後払い方法の記載が残っているため、申し込み時は現在利用できる支払い方法を確認した方がよいでしょう。
辞スル後払いは手数料3,000円・支払期限は次の給料日
今回、辞スル後払いの手数料と支払期限について確認したところ、
手数料:3000円・次の給料日支払い
との回答でした。
そのため、たとえば今回案内されたクーポン利用料金21,000円で後払いを利用する場合、合計24,000円となります。
通常料金22,000円の場合であれば、後払い手数料を含めて25,000円です。
特定商取引法に基づく表記では後払い手数料を1,000円~3,000円としていますが、今回の問い合わせでは、現在利用できる辞スル後払いの手数料は3,000円との回答でした。
料金をできるだけ抑えたい場合は、基本料金だけでなく、支払い方法まで含めた最終的な支払総額を確認してから申し込むとよいでしょう。
退職代行辞スルへ実際にLINEで問い合わせてみた
公式サイトや利用規約だけでは分かりにくい点もあったため、当社では退職代行辞スルの公式LINEへ実際に問い合わせて、現在の料金や対応範囲などを確認しました。
今回確認したのは、主に以下の内容です。
- 返信速度
- 正社員の実際の支払額
- 追加料金
- 即日対応
- 有給休暇
- 希望退職日
- 未払い給与・残業代
- 会社から希望を拒否された場合の対応
- 土日祝の対応
- 現在の労働組合との提携状況
- 会社との交渉可否
- キャンセル時の返金
- 全額返金保証
- 後払い手数料・支払期限
- 退職後のアフターサポート
実際のLINEでのやり取りとあわせて紹介します。
今回の初回返信は約8分|正社員はクーポン利用で21,000円
まず、正社員として利用を検討していることを伝え、
- 実際に支払う料金
- 追加料金の有無
- 当日中に会社へ連絡してもらえるか
を確認しました。
最初の質問を10時38分に送信し、担当者から回答があったのは10時46分だったため、今回の初回返信は約8分でした。
料金については、
22,000ですがクーポン利用で、21,000となります。
追加料金はございません。
との回答でした。
また、即日対応についても、
本日の代行可能です!
との回答を得ています。
そのため、今回の問い合わせでは、正社員の通常料金22,000円に対して、クーポン利用で21,000円と案内されました。
ただし、クーポンの提供状況は変更される可能性があるため、利用する際は申し込み前に現在の支払額を確認した方がよいでしょう。

有給消化や希望退職日の希望は会社へ伝えてもらえる
続いて、有給休暇が残っている場合の対応や希望する退職日について確認しました。
有給休暇については、
有給を消化してから退職したいとお伝えできます。
退職日は基本的に有給消化最終日となります。
との回答でした。
また、本人が希望する退職日についても、会社へ希望を伝えてもらうことは可能とのことです。
一方、会社から有給消化や希望退職日を拒否された場合について確認したところ、
会社から提案された退職日でよければそのお日にちとなり、有給消化断られた場合は交渉ができないため労基へご相談いただければと思います。
との回答でした。
つまり、辞スルでは有給消化や希望退職日を会社へ伝えてもらうことはできますが、会社が拒否した場合に辞スルが交渉することはできません。

未払い給与・残業代も希望の伝達は可能だが交渉はできない
未払い給与や残業代についても、
「支払ってほしい」という希望を会社へ伝えてもらえるのか、拒否された場合に交渉してもらえるのかを確認しました。
辞スルからは、
希望を伝えることはできますが、交渉は法律上できない
との回答でした。
そのため、未払い給与や残業代の支払いを希望していることは会社へ伝えてもらえますが、会社が拒否した場合に辞スルが支払いについて交渉することはできません。
辞スルからは、支払いを拒否された場合は労働基準監督署へ相談するよう案内するとの回答もありました。
土日祝も相談可能|会社への連絡は担当者の出勤状況による
土日祝の対応について確認したところ、
土日祝対応しております。
との回答でした。
会社への代行連絡については、土日でも勤務先の人事担当者が出勤していれば対応し、不在の場合は後日あらためて連絡するとのことです。
そのため、土日祝でも相談することはできますが、実際にその日のうちに勤務先へ連絡できるかは、会社側の担当者が対応できるかによります。

現在は労働組合との提携・連携なし|会社との交渉には対応していない
辞スルについてネット上で調べると、「労働組合と連携している」とする情報も確認できます。
そこで今回、
現在も労働組合との提携や連携はありますか?
現在は株式会社シーズさんのみで退職代行を行っていて、会社との交渉は一切行わないという認識で合っていますでしょうか?
と直接確認しました。
辞スルからは、
ご認識の通りでございます。
当サービスは民間企業の代行となりますため、交渉事は一切行いません。
との回答がありました。
そのため、2026年9月現在、辞スルは労働組合との提携・連携はなく、民間企業型の退職代行として対応しており、会社との交渉は行わないとのことです。
有給休暇・希望退職日・未払い給与や残業代などについて本人の希望を会社へ伝えてもらうことはできますが、会社側が拒否した場合の交渉には対応していません。

キャンセル時は時期に応じてキャンセル料がかかる
支払い後に利用者都合でキャンセルする場合についても確認しました。
辞スルの利用規約には、代行日時の予約確定後のキャンセルについて、以下のように記載されています。
| キャンセル時期 | 利用規約上のキャンセル料 |
|---|---|
| 当日 | 50% |
| 1~3日前 | 30% |
| 4~7日前 | 20% |
| 7日前から | 10% |
なお、利用規約では、決済後3日以上代行予約を放置した場合や、LINE・電話・メールに対応せず代行予約時間を経過した場合などは、無断キャンセルとして代行費用の100%を支払うと定められています。
一方、1か月以内の予約変更については、キャンセル費用は発生しないと記載されています。
ただし、利用規約では「4~7日前は20%」と「7日前から10%」で、7日前ちょうどの表記が重複しています。
また、特定商取引法に基づく表記には、サービス開始後の利用者都合によるキャンセルについて「返金はいたしかねます」との記載もあり、公式サイト内でキャンセル時の返金条件について表記が混在しています。
そこで今回、具体的に、
例えば21,000円を支払ったあと、代行日の3日前にキャンセルした場合は「30%がキャンセル料となり、残り70%が返金される」という意味でしょうか?
と確認したところ、
左様でございます。
との回答がありました。
そのため、今回確認したケースでは、21,000円を支払って代行日の3日前にキャンセルした場合、30%の6,300円がキャンセル料となり、残り70%の14,700円が返金されることになります。
公式サイト内では一部表記が混在しているため、特にキャンセル時期によって返金額が変わる場合は、申し込み前に現在の条件を直接確認した方がよいでしょう。
全額返金保証は「辞スルが原因で退職できなかった場合」
公式サイトで案内されている全額返金保証についても、どのような場合に対象になるのか確認しました。
辞スルの利用規約では、退職できなかった場合、辞スルと本人の合意により利用代金を全額返金すると記載されています。
ただし、保証の対象外となる条件も複数定められています。
たとえば、
- 必要な書類や貸与品などを勤務先へ送付しない場合
- 辞スルからの連絡に3日を超えて応答しない場合
- LINEをブロックした場合
- 本人や関係者が勤務先と直接やり取りした場合
- 有期雇用契約や業務委託契約の場合
などです。
また、返金保証の対象外条件には「退職が完了できなかったとき」という記載もあり、公式の利用規約だけでは、どのようなケースで全額返金保証が適用されるのか分かりにくい部分があります。
そこで今回LINEで確認したところ、
辞スルが原因で退職できなかった場合は全額返金となります
との回答でした。
そのため、退職できなかった場合に理由を問わず必ず全額返金されるわけではありません。
全額返金保証を重視して利用する場合は、申し込み前に自分のケースが保証の対象になるか直接確認しておくとよいでしょう。

現在利用できる後払いは「辞スル後払い」のみ
後払いについては、公式の特定商取引法に基づく表記に「ミライバライ」と「辞スル後払い」の記載があったため、現在も両方利用できるのか確認しました。
回答は、
現在は辞スル後払いのみとなります。
とのことでした。
さらに、現在の後払い条件は、
- 手数料:3,000円
- 支払期限:次の給料日
との回答です。
そのため、今回案内されたクーポン価格21,000円で辞スル後払いを利用する場合は、手数料を含めて24,000円となります。
特定商取引法に基づく表記には現在利用していない後払い方法も残っているため、最新の利用条件については申し込み時に確認した方がよいでしょう。
退職後の必要書類についても勤務先への連絡をサポート
最後に、退職後に離職票などの必要書類が届かない場合のアフターサポートについて確認しました。
辞スルからは、
離職票など退職後必要書類の発行連絡までサポートさせて頂きます。
との回答がありました。
サポート期間については、
特に期間は設けておりません
とのことです。
ただし、退職から1年ほど経過した後に前勤務先へ問い合わせる場合は、基本的に本人から郵送するよう案内しているとの回答もありました。
そのため、「退職後のアフターサポートが無期限」と単純に考えるのではなく、時期や相談内容によっては本人で対応する必要があります。

退職代行辞スルのメリット
退職代行辞スルには、料金の安さや後払い、即日対応など、利用しやすさにつながるメリットがあります。
ここでは、公式情報と今回のLINE問い合わせ結果をもとに、主なメリットを紹介します。
正社員22,000円・アルバイト18,000円と比較的利用しやすい料金
辞スルの通常料金は、正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円です。
今回、当社が正社員として公式LINEへ問い合わせた際には、通常22,000円のところ、クーポン利用で21,000円と案内されました。
正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円のため、料金を重視して退職代行を選びたい人にとって比較しやすい料金設定です。
ただし、クーポンの提供状況は変更される可能性があるため、利用時には現在の料金を確認しておきましょう。
当日の退職代行にも対応している
辞スルは、公式サイトで即日対応可能と案内しています。
今回のLINE問い合わせでも、
本日の代行可能です!
との回答がありました。
「もう会社へ行きたくない」「できるだけ早く退職の意思を伝えてほしい」という場合でも、当日の対応を相談できる点はメリットです。
ただし、当日に会社へ連絡してもらえることと、その日付で退職が成立することは同じではありません。
LINEで24時間相談できる
辞スルは、LINEで24時間相談可能と案内しています。
仕事の都合で日中に相談しづらい人でも、朝や夜など自分のタイミングで問い合わせしやすい点はメリットです。
今回の問い合わせでは、10時38分に最初の質問を送り、10時46分に担当者から返信があったため、今回の初回返信は約8分でした。
返信速度は時間帯や混雑状況によって変わる可能性がありますが、申し込み前にLINEで料金や対応内容を確認できるのは利用しやすいポイントです。
後払いを利用できる
辞スルでは、辞スル後払いを利用できます。
今回確認した条件では、
- 後払い手数料:3,000円
- 支払期限:次の給料日
となっています。
退職代行を利用したいものの、すぐに料金を用意するのが難しい場合でも申し込みを検討できる点はメリットです。
また、特定商取引法に基づく表記には複数の後払い方法が記載されていますが、今回の問い合わせでは、現在利用できるのは辞スル後払いのみとの回答でした。
有給休暇や希望退職日などの希望を会社へ伝えてもらえる
辞スルでは、本人に代わって退職意思を伝えるだけでなく、
- 有給を消化してから退職したい
- 希望する日に退職したい
- 未払い給与を支払ってほしい
- 未払い残業代を支払ってほしい
といった希望も会社へ伝えてもらえます。
自分で会社へ細かい希望を伝えることに精神的な負担を感じている人にとって、代わりに伝えてもらえる点はメリットです。
土日祝でも相談できる
今回のLINE問い合わせでは、
土日祝対応しております。
との回答がありました。
土日でも勤務先の人事担当者などが出勤していれば、会社への代行連絡も可能とのことです。
担当者が不在の場合は後日あらためて連絡する対応になりますが、土日祝でも相談自体はできるため、平日に時間を取りにくい人でも利用しやすいでしょう。
退職後の必要書類についてもサポートしてもらえる
辞スルでは、退職後に必要となる離職票などの書類についてもサポートしています。
今回の問い合わせでは、
離職票など退職後必要書類の発行連絡までサポートさせて頂きます。
との回答がありました。
退職代行で会社へ連絡して終わりではなく、退職後に必要な書類が届かない場合も勤務先への発行連絡を依頼できる点はメリットです。
サポート期間については明確な期限を設けていないとのことですが、退職から長期間経過した場合には本人対応になるケースもあるため、詳細は利用時に確認しておくとよいでしょう。
退職代行辞スルのデメリット・注意点
退職代行辞スルは料金や即日対応、後払いなど利用しやすい点がありますが、利用前に確認しておきたい注意点もあります。
特に、民間企業型のため会社との交渉ができないこと、後払いでは手数料がかかること、キャンセルや全額返金保証には条件があることは確認しておきましょう。
民間企業型のため会社との交渉はできない
辞スルは株式会社シーズが運営する民間企業型の退職代行サービスです。
今回のLINE問い合わせでも、
当サービスは民間企業の代行となりますため、交渉事は一切行いません。
との回答がありました。
そのため、
- 有給を消化してから退職したい
- 希望する日に退職したい
- 未払い給与や残業代を支払ってほしい
といった本人の希望を会社へ伝えてもらうことはできますが、会社が拒否した場合に辞スルが条件について交渉することはできません。
たとえば、有給消化を会社から断られた場合については、辞スルから「交渉できないため労基へ相談」と案内されました。
会社との話し合いや条件調整が必要になる可能性が高い場合は、労働組合や弁護士が対応する退職代行も比較した方がよいでしょう。
現在は労働組合との提携・連携がない
辞スルについてネット上で調べると、「労働組合と連携している」と紹介している記事も確認できます。
しかし、今回2026年9月に公式LINEへ直接確認したところ、現在は労働組合との提携・連携はないとの回答でした。
また、現在は民間企業として退職代行を行っており、会社との交渉も一切行わないとのことです。
過去に掲載された記事や口コミサイトでは、現在とは異なる運営体制が紹介されている可能性があるため、古い情報だけを見て「労働組合が交渉してくれる」と判断しないよう注意が必要です。
後払いを利用すると3,000円の手数料がかかる
辞スルでは後払いを利用できますが、無料ではありません。
今回のLINE問い合わせでは、現在利用できる「辞スル後払い」の条件について、
- 手数料3,000円
- 支払期限は次の給料日
との回答がありました。
たとえば、今回案内されたクーポン料金21,000円で後払いを利用すると、実際の支払総額は24,000円です。
公式サイトでは「追加料金一切なし」と案内されていますが、後払い手数料や会社へ貸与品・書類を送る際の送料などは別途必要になります。
そのため、料金を比較するときは基本料金だけでなく、支払い方法まで含めた総額で確認しましょう。
代行日時確定後のキャンセルには料金がかかる
辞スルでは、代行日時を確定したあとに自己都合でキャンセルすると、時期に応じてキャンセル料が発生します。
利用規約では、当日50%、1~3日前30%、4~7日前20%、「7日前から」10%と記載されています。
ただし、「4~7日前」と「7日前から」で7日前ちょうどの表記が重複しているほか、特定商取引法に基づく表記には、サービス開始後の利用者都合によるキャンセルは返金不可との記載もあります。
今回LINEで具体的に確認したところ、代行日の3日前にキャンセルした場合は、30%がキャンセル料となり、残り70%が返金されるとの回答でした。
そのため、キャンセルする可能性がある場合は、申し込み前に現在のキャンセル料と返金条件を確認しておいた方がよいでしょう。
全額返金保証は無条件ではない
辞スル公式サイトでは、退職できなかった場合の全額返金保証を案内しています。
ただし、全額返金保証には条件があります。
利用規約では、必要な書類や物品を勤務先へ送付しない場合や、辞スルからの連絡に3日を超えて応答しない場合、本人や関係者が勤務先と直接やり取りした場合など、返金保証の対象外となるケースが複数定められています。
また、規約の対象外条件には「退職が完了できなかったとき」という記載もあり、保証の適用範囲が分かりにくい部分もあります。
今回LINEで確認したところ、
辞スルが原因で退職できなかった場合は全額返金となります
との回答でした。
そのため、「退職できなければ、どのような理由でも必ず全額返金される」という制度ではありません。
返金保証を重視する場合は、申し込み前に現在の利用規約を確認し、必要であれば自分のケースが保証対象になるか辞スルへ直接確認しておくとよいでしょう。
会社から本人へ直接連絡が来る可能性がある
退職代行を利用する理由として、「会社と直接話したくない」という人も多いでしょう。
辞スルから会社へ本人に直接連絡しないよう伝えてもらうことはできますが、勤務先からの連絡を完全に防げるわけではありません。
Google口コミでも、会社と直接話したくなかったものの、話が進まないことを理由に本人が電話へ出るよう促されたという投稿がありました。
ただし、この口コミだけでは、なぜ本人が会社と直接話すよう求められたのか、具体的な経緯までは確認できません。
今回の口コミのように本人が会社と話すよう求められたケースもあるため、「退職代行を利用すれば必ず会社と直接話さずに済む」とは言い切れません。
退職代行辞スルと退職代行SARABAを比較
ここまで、退職代行辞スルの料金や口コミ、実際のLINE問い合わせ結果を紹介してきました。
ここでは、退職代行辞スルと当社が運営する退職代行SARABAの違いを、料金や運営形態、会社との交渉可否、後払い、退職後のサポートなどから比較します。
| 比較項目 | 退職代行辞スル | 退職代行SARABA |
|---|---|---|
| 料金 | 正社員・契約社員22,000円/アルバイト18,000円 ※今回の問い合わせでは正社員はクーポン利用で21,000円 | 24,000円 |
| 追加料金 | 退職代行の追加料金なしとの回答 ※後払い手数料・送料等は別途 | なし |
| 運営形態 | 民間企業 | 労働組合 |
| 労働組合 | 現在は提携・連携なし | 退職代行SARABAユニオン |
| 会社との交渉 | 不可 | 可能 |
| 有給休暇 | 希望の伝達可能/交渉不可 | 必要に応じて交渉可能 |
| 希望退職日 | 希望の伝達可能/交渉不可 | 必要に応じて交渉可能 |
| 未払い給与・残業代 | 希望の伝達可能/交渉不可 | 必要に応じて交渉可能 |
| 即日対応 | 可能 | 可能 |
| 後払い | あり | なし |
| 後払い手数料 | 3,000円 | ― |
| 全額返金保証 | あり ※条件あり | あり ※条件あり |
| 退職後サポート | 退職後の必要書類の発行連絡などに対応。明確な期間設定なしとの回答 | 退職完了まで電話・メール・LINEで回数無制限に対応 |
SARABAは、雇用形態にかかわらず24,000円で利用でき、追加料金はありません。
また、労働組合「退職代行SARABAユニオン」が退職代行を行っているため、必要に応じて会社との交渉に対応できる点が辞スルとの大きな違いです。
料金は退職代行辞スルの方が安い
通常料金だけを比較すると、辞スルの方が安く利用できます。
- 辞スル:正社員・契約社員22,000円/アルバイト18,000円
- SARABA:24,000円
正社員・契約社員では辞スルの方が2,000円安く、アルバイトでは6,000円安くなります。
さらに、今回当社が正社員として辞スルへLINEで問い合わせた際には、クーポン利用で21,000円と案内されました。
そのため、会社との交渉が必要なく、できるだけ費用を抑えて退職代行を利用したい場合は、辞スルの方が料金面では選びやすいでしょう。
一方、辞スルで後払いを利用する場合には3,000円の手数料がかかります。
今回案内されたクーポン価格21,000円で後払いを利用すると、支払総額は24,000円となり、SARABAと同額です。
辞スルは民間企業、SARABAは労働組合
両サービスで特に大きく異なるのが、運営形態です。
退職代行辞スルは、株式会社シーズが運営する民間企業型の退職代行サービスです。
今回、現在の労働組合との関係について直接問い合わせたところ、
当サービスは民間企業の代行となりますため、交渉事は一切行いません。
との回答があり、現在は労働組合との提携・連携もないとのことでした。
一方、SARABAは労働組合「退職代行SARABAユニオン」が退職代行サービスを行っています。
そのため、辞スルとSARABAでは、本人の希望を会社へ伝えたあとに会社側が拒否した場合の対応範囲に違いがあります。
有給・退職日・未払い給与などは交渉の可否が異なる
辞スルでも、
- 有給を消化してから退職したい
- 希望する日に退職したい
- 未払い給与や残業代を支払ってほしい
といった本人の希望を会社へ伝えてもらうことはできます。
ただし、会社側が拒否した場合に辞スルが交渉することはできません。
今回のLINE問い合わせでも、有給消化を拒否された場合や未払い給与・残業代の支払いを拒否された場合について、辞スルでは交渉できないとの回答でした。
一方、SARABAは労働組合として退職代行を行っているため、有給休暇や退職日、未払い給与・残業代などについて、必要に応じて会社との交渉に対応できます。
そのため、
「自分の希望を会社へ伝えてもらえれば十分」
という場合は辞スルでも利用しやすい一方、
「会社から拒否された場合にも対応してほしい」
という人は、会社との交渉が可能なSARABAの方が対応範囲は広くなります。
後払いを利用したいなら辞スル
支払い方法では、辞スルにメリットがあります。
辞スルでは、現在「辞スル後払い」を利用できます。
今回確認した条件では、
- 後払い手数料:3,000円
- 支払期限:次の給料日
となっていました。
一方、SARABAは現在、後払いには対応していません。
そのため、退職代行を利用したいもののすぐに料金を用意することが難しく、手数料を支払ってでも後払いを利用したい人は辞スルの方が利用しやすいでしょう。
ただし、後払いを利用すると辞スルの料金面でのメリットが小さくなるため、最終的な支払総額まで比較することが大切です。
どちらも即日対応・全額返金保証あり
辞スルとSARABAは、どちらも即日対応が可能です。
今回、辞スルへ「今日申し込んだ場合、今日中に会社へ連絡してもらえるか」と確認したところ、「本日の代行可能です」との回答がありました。
SARABAも相談当日からの代行に対応しています。
また、どちらにも退職できなかった場合の全額返金保証がありますが、適用には条件があります。
辞スルについては今回の問い合わせで、
辞スルが原因で退職できなかった場合は全額返金となります
との回答がありました。
そのため、「退職できなかったら理由を問わず必ず返金される」と考えるのではなく、両サービスとも利用前に返金保証の条件を確認しておきましょう。
サポート内容にも違いがある
辞スルでは、退職後に離職票などの必要書類が届かない場合について、勤務先への発行連絡までサポートするとの回答がありました。
サポート期間については明確な期限を設けていないとのことですが、退職から1年ほど経過した後の前勤務先への問い合わせについては、基本的に本人から郵送するよう案内しているとのことです。
一方、SARABAでは、退職が完了するまで電話・メール・LINEで回数無制限にサポートしています。
そのため、両サービスを比較すると、
料金の安さや後払いを重視するなら辞スル、会社との交渉や退職完了までの対応範囲を重視するならSARABA
という違いがあります。
単純に料金だけで選ぶのではなく、自分の勤務先と交渉が必要になりそうか、どこまでサポートしてほしいかを考えて選ぶとよいでしょう。
退職代行辞スルがおすすめな人・SARABAがおすすめな人
退職代行辞スルと退職代行SARABAは、どちらも即日対応が可能ですが、料金や後払いの有無、会社との交渉可否などに違いがあります。
そのため、どちらが向いているかは「できるだけ費用を抑えたいのか」「会社との交渉まで必要なのか」によって変わります。
退職代行辞スルがおすすめな人
退職代行辞スルは、次のような人に向いています。
- できるだけ料金を抑えて退職代行を利用したい人
- 会社との交渉までは必要ない人
- 有給や希望退職日など、自分の希望を会社へ伝えてもらえれば十分な人
- すぐに料金を用意するのが難しく、後払いを利用したい人
- LINEで相談しながら手続きを進めたい人
- 退職後の離職票などについても勤務先への連絡を依頼したい人
辞スルは、料金を抑えたい人や後払いを利用したい人、会社との交渉までは必要なく、退職意思や希望を代わりに伝えてもらえれば十分な人に向いています。
一方、会社との交渉には対応していないため、勤務先とのトラブルが予想される場合は対応範囲を確認してから利用しましょう。
退職代行SARABAがおすすめな人
退職代行SARABAは、次のような人に向いています。
- 会社との交渉が必要になる可能性がある人
- 有給休暇を拒否された場合にも対応してほしい人
- 希望する退職日について会社と調整してほしい人
- 未払い給与・残業代について交渉が必要な人
- 民間企業型ではなく労働組合の退職代行を利用したい人
- 退職完了まで回数を気にせず相談したい人
SARABAは24,000円で、辞スルより料金が高くなるケースがあります。
一方、SARABAは労働組合「退職代行SARABAユニオン」が退職代行を行っているため、有給休暇や退職日、未払い給与・残業代などについて、必要に応じて会社との交渉に対応できます。
また、SARABAでは退職が完了するまで、電話・メール・LINEで回数無制限にサポートしています。
そのため、料金の安さよりも、会社から希望を拒否された場合の対応や交渉範囲を重視したい人はSARABAを検討するとよいでしょう。
辞スルとSARABAは、それぞれ強みが異なります。
料金の安さや後払いを重視するなら辞スル、会社との交渉や対応範囲を重視するならSARABAという違いを踏まえて、自分の状況に合うサービスを選ぶことが大切です。
退職代行辞スルに関するよくある質問
最後に、退職代行辞スルを利用する前に気になりやすい点をQ&A形式でまとめます。
退職代行辞スルは即日対応できますか?
はい。辞スルは即日対応しています。
今回、当社が公式LINEで、
今日申し込んだ場合、今日中に会社へ連絡していただくことは可能でしょうか?
と確認したところ、
本日の代行可能です!
との回答がありました。
ただし、当日に会社へ退職意思を伝えてもらえることと、法的な退職日が必ずその日になることは別です。
雇用契約の内容や有給休暇の日数、勤務先の対応などによって、実際の退職日は異なる場合があります。
有給休暇を消化してから退職できますか?
辞スルでは、「残っている有給休暇を消化してから退職したい」という希望を会社へ伝えてもらうことが可能です。
今回の問い合わせでも、
有給を消化してから退職したいとお伝えできます。
との回答がありました。
ただし、会社から有給消化を拒否された場合、辞スルは民間企業型の退職代行のため交渉できません。
そのため、有給消化の希望を伝えることはできますが、会社が拒否した後の交渉には対応していない点は理解しておきましょう。
退職代行辞スルは現在も労働組合と連携していますか?
今回、2026年9月に公式LINEへ確認したところ、現在は労働組合との提携・連携はないとの回答でした。
辞スルからも、
当サービスは民間企業の代行となりますため、交渉事は一切行いません。
と案内されています。
ネット上には「辞スルは労働組合と連携している」とする情報も残っていますが、現在は民間企業型の退職代行としてサービスを提供しているとのことです。
退職代行辞スルは後払いできますか?
はい。現在は「辞スル後払い」を利用できます。
今回確認した条件は、
- 後払い手数料:3,000円
- 支払期限:次の給料日
です。
特定商取引法に基づく表記には別の後払い方法も掲載されていますが、今回LINEで確認したところ、現在利用できるのは辞スル後払いのみとの回答でした。
後払いを利用すると基本料金とは別に手数料が必要になるため、最終的な支払総額も確認しておきましょう。
退職代行辞スルを使えば会社から本人へ連絡は来ませんか?
辞スルから勤務先へ、本人に直接連絡しないよう伝えてもらうことはできますが、会社からの連絡を完全に防げるわけではありません。
Google口コミでも、会社との直接のやり取りを避けるために利用したものの、話が進まないことを理由に本人が電話へ出るよう促されたという投稿がありました。
今回の口コミのように本人が会社と話すよう求められたケースもあるため、「退職代行を利用すれば必ず会社と直接話さずに済む」とは言い切れません。
契約社員やアルバイトでも利用できますか?
はい。辞スルは正社員だけでなく、契約社員やアルバイトも利用できます。
通常料金は、
- 正社員・契約社員:22,000円
- アルバイト:18,000円
です。
ただし、契約社員など期間の定めがある雇用契約の場合は、契約期間や退職理由によって事情が異なることがあります。
利用規約でも期間の定めがある場合は事前に申告することが求められているため、有期雇用の人は申し込み前に現在の契約期間を伝えて相談しておくとよいでしょう。
また、利用規約では、有期雇用契約の場合は全額返金保証の対象外となる条件も記載されています。
契約社員など期間の定めがある雇用契約で、返金保証を重視する場合は、申し込み前に保証の適用可否も確認しておきましょう。
キャンセルした場合は返金されますか?
辞スルでは、代行日時確定後に自己都合でキャンセルした場合、時期に応じてキャンセル料が発生します。
利用規約には、当日50%、1~3日前30%、4~7日前20%、「7日前から」10%と記載されていますが、「7日前」の表記が重複しているほか、特定商取引法に基づく表記にはサービス開始後の自己都合キャンセルは返金不可との記載もあります。
今回LINEで、21,000円を支払ったあと代行日の3日前にキャンセルした場合について確認したところ、30%がキャンセル料となり、残り70%が返金されるとの回答でした。
公式情報には一部表記の違いがあるため、キャンセルする場合の返金額については、その時点の条件を辞スルへ確認するとよいでしょう。
なお、「退職できなかった場合の全額返金保証」と自己都合によるキャンセル時の返金は別の制度です。
また、「退職できなかった場合の全額返金保証」についても条件があり、今回の問い合わせでは「辞スルが原因で退職できなかった場合」が対象との回答でした。
利用規約には保証対象外となる条件も複数記載されているため、返金保証を重視する場合は申し込み前に適用条件を確認しておきましょう。
まとめ|退職代行辞スルの口コミ・評判や料金・後払い・キャンセル料を確認して選ぼう
退職代行辞スルは、株式会社シーズが運営する民間企業型の退職代行サービスです。
通常料金は正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円で、今回当社が正社員として公式LINEへ問い合わせた際には、クーポン利用で21,000円と案内されました。
今回、退職代行辞スルの口コミ・評判や公式情報、利用規約、実際のLINE問い合わせ結果を調査したところ、主に以下の特徴が確認できました。
- 正社員・契約社員22,000円、アルバイト18,000円
- 今回の問い合わせでは正社員はクーポン利用で21,000円
- 今回の初回返信は約8分
- 即日対応可能との回答
- 有給休暇や希望退職日の希望を会社へ伝えることは可能
- 未払い給与・残業代についても希望の伝達は可能
- 現在は労働組合との提携・連携なし
- 民間企業型のため会社との交渉は不可
- 後払いに対応し、今回確認した手数料は3,000円
- 代行日時確定後は10~50%のキャンセル料があり、無断キャンセルは100%となる規定もある
- 全額返金保証は条件あり
- 離職票など退職後に必要な書類の発行連絡もサポート
Google口コミでは、「希望した日に対応してもらえた」「LINEでスムーズに進められた」「退職後もサポートしてもらえた」といった良い評判が確認できました。
一方で、返信の遅さや担当者の対応、会社と直接話すよう促されたことに不満を感じたという口コミもあります。
特に利用前に確認しておきたいのが、会社との交渉範囲です。
ネット上には辞スルが労働組合と連携しているとする情報も残っていますが、今回2026年9月に直接確認したところ、現在は労働組合との提携・連携はなく、民間企業として退職代行を行っているため交渉には対応していないとの回答でした。
そのため、会社との大きなトラブルが想定されず、「自分の代わりに退職意思や希望を伝えてほしい」「できるだけ料金を抑えたい」「後払いを利用したい」という人は、辞スルを検討しやすいでしょう。
一方、有給休暇や退職日、未払い給与・残業代などについて、会社から拒否された場合にも交渉してほしい人は、労働組合や弁護士が対応する退職代行も比較しておくことをおすすめします。
退職代行SARABAは24,000円で、労働組合「退職代行SARABAユニオン」が退職代行を行っているため、必要に応じて会社との交渉にも対応しています。
辞スルとSARABAではそれぞれ強みが異なるため、料金の安さだけでなく、後払いの必要性や会社との交渉が必要になりそうかまで考えたうえで、自分に合った退職代行を選びましょう。
※料金・サービス内容・問い合わせ結果は2026年9月時点の情報です。

