新入社員だけど辞めたい…会社を本当に辞めても問題ないのか

就職が決まり、新入社員として入ったは良いものの、1ヶ月も経たないうちに「辞めたい…」と思ってしまう人は多いようです。

しかし、本当に入社してすぐに辞めても問題ないのでしょうか?多くの人が抱える不安点を混え、辞めた方が良いケースと辞めない方が良いケースを解説していきます。

3年以内に辞める新卒者の数14万人以上

平成30年度の新規学卒者の離職状況の調査によれば、平成28年度に卒業した学卒者の1年目で離職する人の割合は11.3%で50,627人。3年以内に離職する人の割合は32%で143,360人にも昇ります。

参照:【新規学卒者の離職状況|厚生労働省】

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html

新規学卒者の約3割、14万人以上の人が3年以内に辞めていっているのが現状です。そしてこの割合は、ここ十数年大きな変わりがあるわけではありません。

「最近の若者はすぐに辞めていく…」と思われているかもしれませんが、十数年前から辞めたい人は辞めているので、「若者の離職率が深刻…」というのであればそれは十数年前から言える事でしょう。

入社してすぐに辞める理由で多いのは

厚生労働省の調査によると、男性の退職理由で最も多いのは「給与・報酬が少なかったから」で40.7%。女性は「会社の経営方針に不満を感じたから」が32.3%で最も多くなっています。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen09/kekka3-5.html

参照:【仕事をやめた者の退職理由|厚生労働省】

男性は給与が高いかどうかでモチベーションが左右されやすく、給与が低いと「評価されていない」「割りに合わない」と感じて辞める人も多いです。

対して女性は、会社組織の経営方針が素晴らしいかどうかでモチベーションが左右されやすいようで、女性社員のモチベーションが高く活躍する職場は、経営方針が素晴らしい会社と言えるかもしれません。

新入社員で辞める時の5つの不安点

新入社員で辞めたいと思っても、様々な不安点があって辞められないという人も多いです。その中でも不安点で多い部分について解説します。

転職に不利にならないか

「入ったばかりで辞めた事がわかれば、次の就職で不利になるのでは…?」

と考える人が最も多いです。確かに、企業の多くは長く勤めて欲しいと考えているので、「前職で長く勤めていた子」を欲しがるところも多いです。しかし、どこの企業でもそうとは限りません。大事なのは、「何故辞めたのか」の退職理由の部分です。

理由によっては「決断と行動力のある子」と見られる場合もあります。この辺は自分と企業の相性にもよるので、新入社員で退職する事に何も後悔がないのであれば、辞めても問題ないでしょう。実際、新入社員で辞めてもすぐに転職している人は大勢います。

ただし、バックれるのはやめておきましょう。懲戒解雇になる可能性が高く、その場合は次の転職に大きく響きます。

親や周囲にバレるのが恥ずかしい

内定が決まって正社員となった事を周囲が祝ってくれたりしていると、入って早々辞めるのが恥ずかしいと感じる人も多いです。

「なんで辞めたの!」

「根性なしだなあ」

と言われるのではないかと思い、親や家族に極力バレないようにしたいと考えるでしょう。辞めたからと言って親に連絡がいくという事は稀ですが、実家暮らしであれば生活の中でバレてしまう可能性が高いので、なかなか辞められないはずです。

この場合、次の就職先を決めていれば体裁は保てるので、不安は解消されるでしょう。正社員登用であれば次の入社に1〜2ヶ月以上はかかるので、辞める場合は前もって転職活動をしていた方がスムーズに辞められるかもしれません。

入社したばかりで言いづらい

入社したばかりで辞めるなんて言えば

「これだからゆとりは…」

「お前の採用にいくらかけたと思ってるんだ」

「そんなんじゃどこに行っても通用しないぞ」

などと余計な事を言われる可能性が高いのも事実。こんな事を言ってくる上司のいる会社なら辞めて正解ですが…できれば言われたくありませんよね。

実際退職代行SARABAでは、退職の旨を代行して伝えますが、「入社したばかりで言いづらい」という理由で利用される人が多いです。特に入って早々嫌な上司に当たった場合は、言いづらくて仕方がないでしょう。どうしても上司に伝えづらい場合は、退職代行サービスの利用を考えるのも一つの手です。

お金の心配

奨学金の返済や生活費など、毎月かかる費用を支払っていくには、当然ですが毎月の給料が必要です。次の就職先が決まっていない中辞める場合は、お金をどうするか心配する人も多いでしょう。そんな場合は辞めた後にすぐに次の就職先に勤められるように、転職活動を早めにしておくと不安も解消できます。

有期雇用の場合契約違反にならないか

無期雇用の場合は、退職の旨を伝えてから2週間後には辞める事が可能ですが、有期雇用の場合「⚪︎月⚪︎日まで」と契約期間が決まっているので、契約違反になり損害賠償請求されないか?と心配になる人も多いです。

しかし、有期雇用の場合「やむを得ない事由」があれば問題なく即日でも退職可能です。「やむを得ない事由」とは、親の介護や病気などにより退職せざるを得ない場合の事です。多い理由としては、精神病にかかり医師の診断書を貰った場合が多いです。医師の診断書があり「出勤困難」と判断されれば、即日退職出来ます。

また、「やむを得ない事由」がなくても即日退職は可能ですが、損害賠償請求をされるリスクはあります。しかし多くの場合は、会社から問題なく許可をもらえれることがほとんどです。下手に訴訟を起こすと余計な時間を取られてしまいますし、辞めた社員を訴えた会社が反対に不当訴訟として訴えられたケースもあるので、ほとんどの場合損害賠償請求されるリスクはありません。

新入社員が早くやめた方が良い3つのケース

新入社員の中でも早く辞めてしまった方が良いケースが存在します。もっと有意義な会社に早めに移るためにも、当てはまる場合は辞めてしまった方が賢明かもしれません。

セクハラ、モラハラが横行している

弁護士に頼んで訴えられる案件です。まともな会社ではないので、早めに辞めてしまいましょう。

不正が発覚した

これは逮捕案件です。自分に容疑がかかる前に辞めてしまいましょう。

入社前に聞いていた話と違った

業務内容就業条件入社前に聞いていた内容と違う場合、そこに長くいても不満が募るばかりです。その条件で入社を決めたはずなのに、それが嘘だったのでは騙されたのと同じです。

誠実な会社とは言えないので、早めに見切りを付けて辞めてしまった方が正解でしょう。

新入社員がまだ辞めない方が良いケース

辞めた方が良いケースに対して、今はまだ辞めない方が良いケースも存在します。辞めて後悔しないように、自分に当てはまるか確かめてみてください。

仕事が慣れなくて辛い

業務内容が難しかったり、覚える事が多かったり、慣れない事が多いと辛く感じるものです。しかし、もしもその理由以外に辞めたい理由がないのであれば、辞めない方が賢明です。

何故なら、その仕事に慣れて辛くなくなってしまいさえすれば、辞めたい理由が消えます。そうすると、むしろ仕事が楽しくなってくるかもしれません。

最初は誰しも仕事には慣れないものです。同期と比べて慣れるスピードが遅ければ、なおさら焦ってしまったりもするでしょう。しかし、慣れてしまえばスピードは関係なくなります。

例えば5年勤めてる上司が2人いて、1人は1ヶ月で仕事を覚えたけど、もう1人は半年かかったとして。1年経過してみれば、どちらも仕事の出来に変わりはありません。そうなった場合、仕事の覚えが早かったかどうかなど忘れられていきますし、新入社員からすれば上司や先輩の仕事を覚えるスピードなんてわかりません。

覚えてしまえば変わらないんです。だからこそ、もしも辞めたい理由が「仕事が慣れない」というだけなのであれば、もう少し続けてみても良いかもしれません。

職場に馴染めていなくて辞めたい

新入社員の中でも、早めに馴染める者もいれば、時間のかかる人もいます。しかし、仲良くなれるかはきっかけがあるかどうかだけだったりします。

まだ話すきっかけが少なくて、あまり職場の人と仲良くできていないのであれば、何かきっかけがあれば仲良くなれる可能性が高いです。

新入社員で周りに話せる人がいないと「自分は馴染めていない…」と落ち込みがちになりますが、周囲の人も同じように「新入社員になんて声をかけたら良いかわからない…」と考えているかもしれません。

だからこそ、きっかけがあれば急に話せるようになったりします。パワハラやセクハラなどがあり、仲良くできそうにないのであれば問題ですが、そうではなく単純にまだ職場の人間関係に慣れていないだけなのであれば、何かのきっかけで仲の良い人ができるかもしれません。そうすれば、仕事が楽しくなる可能性が高いです。

まだ馴染めていないと落ち込むくらいであれば、何か仲良くなるきっかけを作ると良いかもしれません。仲良くしようとしてくれる好意を拒絶する人はそうそういません。きっかけがあるだけで世界は変わるはずです。

退職代行利用者の中にも入社したての社員が多い

実は退職代行利用者の中でも、「入社したてで辞めると言いづらい…」という理由から、新入社員の方からのご依頼が多いです。多くの場合退職の意向を伝えた企業も驚きはしても、納得して退職いただいています。

「もう上司に会いたくない…電話も嫌だ…」

「何言われるかわからないし伝えたくないな…」

そんな時は退職代行サービスでスマートに退職してしまいましょう。

退職代行SARABAでは7000件以上退職実績があり、毎月100人以上の人にご利用いただいています。次に進むためであれば、退職代行の利用は効率的と言えるかもしれません。

まとめ

入ったばかりの会社を辞めるのは色々な不安点があるかと思いますが、次の転職先が決まっていればほとんどの不安は解決されるでしょう。

ただし、もしも辞めたい理由が

・まだ仕事に慣れていなくて辛い

・まだ職場の人間関係に馴染めていなくて辛い

といった理由だけなのであれば、慣れていく事で良い職場に変わる可能性が高いので、もう少し様子を見ましょう。

しかし、それ以外の理由で会社に問題がある場合は、早めに辞めてしまって正解かもしれません。もしも「入社したばかりで言いづらい…」という場合は退職代行サービスを利用するとスムーズに退職する事ができます。

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