働きたくない、会社を辞めたい。という気持ちは誰でも一回は思うことです。
会社でちょっと嫌なことがあって、ほんの一瞬そう感じただけなんてこともあるでしょう。
時に働きたくないという感情は、「甘え」などと言われるときもあります。
しかしながら、甘えなどではなく、むしろそれを放置していると、気づかないうちにとんでもないことになっていた。なんてことになりかねません。
例えば、電通過労死自殺事件のようなケースが有名ですね。決して、他人事ではありません。
特に真面目な性格の方は要注意ですよ。
今回は、この症状が出たら精神的にかなりヤバイ状況に陥っているといったものをお伝えします。
ミスが多い
仕事中、普段よりミスが多くなっているのは精神状態に問題がある場合があります。
今までなら、こんなミスをしなかったのに、急にケアレスミスが増えたなどは、精神状況が悪いことが原因で、集中力が散漫しているがよくあります。
また、定型書類なのに満足に作れなかったりと、仕事の効率が落ちているなどがわかりやすいサインです。
寝つきが悪い
毎日、寝つきが悪い方は、精神的にきている可能性があります。
さらに、起床時に、頭痛に悩まされていたり、あまりの不快感に起き上がれないなどの症状は心身共に危険信号が発信されている証拠です。(詳しくは→睡眠不足の裏で進行する症状)
また、睡眠薬などを飲んでいる人であれば、もう危ないかもしれません。
常に飲んでいる方は休職するなどして身体を休めるか、仕事環境が合わないのなら退職してしまうのも1つの手です。
食欲がわかない・食欲が半端ではない
普段は食欲があるのに、急に食欲がなくなったという方は、うつかもしれません。
もし、食欲がわかなくなったのなら、何が原因なのか?いつから始まったのか?を追求してみましょう。
また、逆パターンもあります。
甘いものを急に異様に食べたくなったり、普段より多く食べる日が続いているのなら、うつ病の症状である可能性が高いです。
好きなことや趣味が楽しくない
いつもは楽しいことも楽しくなくなったり、何も感じなくなる時があります。
まさに無気力というやつですね。
睡眠以外に楽しみや、やる気を見出せなくなります。
このような状態が続いてしまうと外出をしなくなったり、仕事も休みがちになってしまう方も少なくありません。
この症状が現れると、うつ状態に陥っている可能性があるので、気をつけてください。
「頑張れ」と言われるのがとてもつらい
同僚や上司、友人から「頑張れ~」などと言われることをとてもつらく感じる場合、うつ病になりかけているか、すでにうつ病かもしれませんね。
なぜなら、あなたはすでに頑張っているからです。
頑張っているのに、「頑張れ」と言われるのは誰でも喜ばしく感じるようなものではありませんが、精神的に落ち込んでいる人は特にその言葉が重く、ネガティブなものとして受け止めてしまいます。
当てはまる方は、いったん、頑張ることをやめてもいいかもしれませんよ。
常に自己嫌悪に陥っている
「なんで自分はこんなこともできないんだ」「なんで他の人は出来て、自分は失敗するんだ」と自己嫌悪に陥ってしまう方は要注意です。
失敗は誰でもありますし、何度もおこなうことで上達することもありますが、向き不向きというものは間違いなく存在するので、出来ないものは仕方ありません。
たまに「そんなこともできないのか?」「もっと努力しろよ」なんていう人がいますが、気にしなくて大丈夫です。
なぜなら、その人とあなたは全く別の人間だからです。
その人にできて、あなたにできないこともあれば、逆もあります。
とにかく、自分を責めすぎないようにすることが大切でしょう。
特に、真面目な人は注意してください。
真面目な人は、自分のミスなどに対して人よりも反省する傾向があったりと、自己嫌悪に陥りがちです。
さらに、気持ちが落ち込んでいたり、うつ病になりかけている自分に対しても「自分はなんて弱いんだ」みたいに考えてしまう傾向にあります。
ですが、そういう時こそ「まあ、仕方ないな。」などと深呼吸をし、リラックスしてみてください。
些細なことかもしれないが、それにより自分を責めすぎないですむ方もいます。
会社に行くときに頭痛や吐き気、めまい
頭痛や吐き気、めまいの症状が出た場合は、もう精神状態がギリギリの可能性があります。
図太い人は、引き続き勤務することができるかもしれませんが、普通の人は要注意です。
何故なら、この状態に陥っているのにも関わらず、勤務し続けた人の多くはその後、死にたいと感じるようになってしまうケースがあるからです。(詳しくは→うつ病の重症度)
何も考えられないほど病んでしまった場合、または、次のステップが踏めないほど追い詰められている方は退職することをお勧めします。
そこで、「精神的に言い出せない」などと悩んでいるのであれば、是非SARABAにご相談ください。
何もしたくない・生きるのがつらい
何もしたくない時というのは、精神的に疲れている証拠です。
また、生きるのがつらいといった状態が2週間以上続いている場合は、完全にうつ状態です。
ひどい時は、ベッドから全く体が動かないなんて人もいるでしょう。
会社に行きたくないと感じている場合は、病院でうつ病の診断書をもらって、休職するのも一つの手でしょう。
うつ病は、まだまだ世間から病気としての重症度を理解されていないですが、うつ病はれっきとした病気なので、休職や退職の正当な理由として成り立ちます。
ちなみに、うつ病は傷病手当金が出るので、うつ病で休職する際は、必ず証拠として診断書をもらってください。
死について考え始める
死について考え始め出したらいよいよ危ないと思った方がいいでしょう。
例えば、「今、あの線路に飛び降りたら楽になれるな。」だとか、遺書をどのように書くか?などです。
ふと、死について考え始めたとき、そのつもりではなかったとしても、身体が勝手に動いてしまい、いつの間にか電車にひかれていた、なんて可能性も0ではないのです。
ここで大事なのは、原因を知ることです。うつ病は基本的に精神的な病のため、自身の中の問題解決への鍵が隠されています。
もし、職場や仕事内容に原因がある場合、休職したところで、またうつ病が再発してしまう恐れがあります。
仕事がつらすぎて死について考え始めているくらいなら、いっそのこと辞めてしまったほうがいいでしょう。
自傷行為
主にリストカットが有名ですが、他にも自分の手にタバコを押し付けたり壁に頭をぶつけたりと自分の身体を傷つけるような行為を頻繁に行っている場合、うつ病またはメンタルがやられている可能性が濃厚です。
あなたの精神はすでに崩壊寸前です。
めちゃくちゃになってしまう前に、会社から離れてしまって下さい。
まとめ
うつ病によって、過労死や過労自殺までに至らなかったとしても、心身が病むと社会復帰までにとんでもない時間が必要な方もいます。
さらに恐ろしいのが、自分でうつ病の症状に気づくことができない場合があることです。
上記のようなうつ病の症状を放置した結果、過度のストレスにより、精神的にも悪影響を及ぼし、最悪の場合、自殺してしまうケースもあります。
でも、「自分で辞める気力すらない」「辞めさせてくれる空気ではない」という方は、退職代行サービスを利用し辞めるのも一つの手です。
自分で直接、会社や上司に連絡を取らなくても、辞めることができるので、自身で行うよりも負担を軽くすることができますよ。
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